【英検3級】2次試験対策!面接の流れや受かるコツ|使えるフレーズを解説
英検では、3級から二次試験の面接が必要になります。
ネイティブやバイリンガルの方と、一対一の面接で上手に話せるか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、英検3級の面接の入室から退室までの流れ・出題内容・落ちる人の特徴・評価される点・対策の方法を解説します。
面接中、面接官の言葉が聞き取れなかった時や、回答に詰まった時に役立つフレーズも紹介するため、二次試験の突破・英検3級の合格がグッと近づくはずですので、ぜひ参考にしてみてください。
- 英検3級2次試験の合格点は19点/33点で全体の約60%
- 「音読の正確さ」「回答の正確さ」「態度」の3つが評価対象
- 過去問を使って何度も練習することが合格のカギ
■まとめ
英検3級の二次試験の流れを解説
ここでは英検3級二次試験の流れと、およその所要時間について解説いたします。
実際の試験の流れを頭に入れておけば、シミュレーションができ、自信を持って本番に望むことができるでしょう。
英検3級の二次試験の流れ
英検三級の詳しい二次試験の流れは以下の通りです。
- 入室
- 「面接カード」を渡す
- 着席
- 氏名・受験級の確認、挨拶
- 「問題カード」を受け取る
- パッセージの音読
- パッセージについての質問(No.1)
- イラストについての質問(No. 2、No. 3)
- 「問題カード」を裏返す
- 「問題カード」を面接委員に返す
- 退室
下記より詳しく内容の説明やポイントのご紹介をしていきます。
入室~着席
面接会場に入室する際には、面接委員に向かって挨拶をしましょう。
挨拶は以下のような簡単なもので結構です。
「簡単な挨拶の例」
- Good morning.(おはようございます)
- Good afternoon.(こんにちは)
- Hello.(こんにちは)
挨拶をしたら面接委員から、面接カードの提出を求められるので、Here you are.(はい、どうぞ)と言い、カードを手渡しましょう。
座るよう指示されてから着席してください。
着席の際にThank you.(失礼します)といったフレーズも添えると好印象です。
荷物は、自分の席の脇に置きましょう。
挨拶の際やカードの受け渡しの際になど、面接開始前に雑談を投げかけてくる面接委員の人もいます。
大抵は「今朝は何を食べたの?」「どうやって会場に来たの?」といった簡単な質問なので、リラックスして応じましょう。
試験開始
面接カードを渡したあと、氏名・受験級の確認をされ、その後に面接試験が開始されます。
名前を尋ねられた時は、My name is...と明瞭に答えましょう。
音読をする際には、平叙文・疑問文などの文末のアクセントに気をつけ、明瞭な発音を心がけましょう。
分からない単語があっても勝手に飛ばさず、スペルから推測して堂々と読み切った方が良いです。
質問に対しては、単語のみで答えるのではなく、主語と動詞を使ってフルセンテンス(文章)で応じてください。
無理に難しい表現を使う必要はないので、自分のわかる単語と文法を使って簡潔に答えるようにすると良いでしょう。
試験終了~退室
試験が終了すると、問題カードの返却を求められるので、Thank you.やHere you are.などの一言を添えて返却してください。
退室するときにも挨拶やお礼を言うようにし、所持品の置き忘れなどにも注意してください。
面接時のポイント
面接の流れの項目それぞれ知っておくといいポイントをご紹介します。
ポイントを意識しながら練習してみましょう。
入室時
受付を済ましたら控室で待機しています。
「面接カード」が渡されるので、氏名や個人番号などを記入しましょう。
面接の順番が近づくと、係員の指示で案内されます。
その際は、全ての荷物を持って移動しましょう。
面接室の前に案内され、係員に入室するよう指示があれば、ドアをノックしましょう。
ドアをノックした後、"May I come in?"と質問してみてもいいでしょう。
後は面接官の指示でドアを開け、"Hello."などと挨拶をして入室しましょう。
面接カードを渡す
控室で既に記入済みの面接カードを面接官に渡します。
"Can I have your card, please."(あなたのカードをいただけますか。)などと言われるので、"Here you are."(どうぞ)と言って渡しましょう。
着席
着席時も面接官から"Please sit down."(どうぞ、座ってください。)などの指示があるので、その指示を聞いてから"Thank you."などと答えてから座りましょう。
ここで何も言わなかったり、うつむいていたりすると「コミュニケーション意欲がない」と判断され、アティチュードの観点の点数が低くなってしまう可能性があるので、気を付けてください。
荷物は、自分の足元に置くか隣に空いている椅子があれば、そちらに置いても大丈夫です。
氏名・級の確認・挨拶をするとき
面接官が"What's your name, please?"(あなたのお名前を教えてください)等と聞いてくるので、"My name is..."(私の名前は...)と答えましょう。
その後、受験級も確認され"This is the Grade 3 test, OK?"(これは三級のテストですがいいですか。)などと尋ねられるので、"OK."と返事をしましょう。
氏名や級の確認が終わると、"How are you?"などの簡単な挨拶もされるので、"I'm fine."と元気よく返せれば大丈夫です。
「問題カード」を受け取る
挨拶が終わった後、面接官からパッセージとイラストが書かれた問題カードを、"This is your card."(これがあなたのカードです。)等と言って渡されるので、"Thank you."と答えながら受け取りましょう。
パッセージの黙読(20秒)をするとき
最初に言われる指示が"Please read the passage silenty for 20 seconds."(20秒で文章を黙読してください)等と言われるので、"Ok."や"All right."などと返事してから、黙読を始めましょう。
英文の量は30語で3文程度の文章です。
時間が20秒しかないので、まずはタイトルに目を通して文章の内容を大体把握し、そのあと本文に目を通します。
その際に、分からない単語や読み方は無視して最後まで目を通しましょう。
パッセージの音読をするとき
黙読が終わった後、パッセージを音読するように求められます。
"Now, please read the passage aloud."(では、声に出して文章を読んでください。)などと言われるので"OK."など分かったことを伝えて、タイトルから読み始めましょう。
文章を読む際は、棒読みにならないよう意識し抑揚や強弱を付けることが大切です。
classやlunchなどの日本語にもなっている単語が出てきた場合は注意し、英語らしい発音で読みましょう。
また、知らない単語が出てきても止まったり飛ばして読むのではなく、スペルから発音を予測して堂々と読み切りましょう。
パッセージについての質問(No.1)をされるとき
パッセージを読んだ後は、"Please look at the passage."(パッセージを見てください。)と指示があります。
それから、パッセージの内容についての質問がされるので、文頭の疑問詞に注意して聞きましょう。
多くの質問は、"Why?"から始まる質問です。
この時のポイントは、質問に含まれる主語と動詞を聞き取ることです。
聞き取れた主語や動詞をパッセージの中から探し出すと、答えが見つけやすくなります。
No.1の問題は、文章を見ながら答えて良い問題なので、英語が苦手な方も聞き取れた英語を基に文章内から探せるので安心して答えましょう。
パッセージについての質問(No.2,No.3)をされるとき
No.2とNo.3は問題カードに印刷されたイラストから答える問題です。
まず、"Please look at the picture."(イラストを見てください。)と言われ、その後質問がされるのでこちらのNo.1のときと同じように、文頭は何で聞かれているかや誰(何)についての質問なのかを聞き取りましょう。
ポイントは、質問で聞かれた主語を適切な代名詞に変えることと動詞を適切な形に変えることです。
例えば、質問で"Where is the women going to put the books?"等と聞かれたら、答え方としては"She is going to put them on the table."などのように、the womenをsheに変えたりthe booksをthemに変えたりしています。
また、"is going to do~"で聞かれているので、答える時も"is going to do~"で答えましょう。
「問題カード」を裏返すとき
No.3の質問が終わったら、 面接官から"Please turn the card over."(カードを裏返してください。)という指示があるので落ち着いて指示に従いましょう。
受験者の意見などを問う質問(No.4,No.5)をされるとき
問題カードを裏返した後は、受験者本人の意見を問う質問が2題あります。
質問内容は、問題カードの話題と関連性はないことが多いので、先入観を持たず質問を聞き取りましょう。
また、No.4とNo.5は問題カードを見ずに回答する質問なので、面接官の目をみて答えることを意識しましょう。
質問内容の多くはDo you...?で聞かれ、Yes./No.と返事をするとその返事を踏まえた質問がされます。
例えば、"Do you like to watch TV?"(テレビを見ることは好きですか。)と聞かれ、Yes.と答えると"Please tell me more."(もっと説明してください。)などと言われます。
答える際は、話題から外れないことを意識しましょう。
受験者本人についての質問なので、主語はIで答えましょう。
また、"I'm going to do~"や"I like to do"などの表現も覚えておくといいでしょう。
問題カードを面接官に返す
面接官に"This is the end of the test."(これで試験は終了です。)と言われ、"May I have your card back, please?"(カードを返してくれますか。)などと言われるので、"Here you are."(どうぞ。)と言って問題カードを渡しましょう。
退室
面接官に"You may go now."(行っていいですよ。)と言われたら"Thank you."などと挨拶をして退室しましょう。
この際に、忘れ物をしないように気をつけましょう。
入室の際には挨拶が必要
試験では、問題カードに書かれた文章の音読といくつかの質問をされる
質問には文章の形で簡潔に回答する
【英検3級】二次試験で出題されるサンプル問題をご紹介
ここでは、英検三級の二次試験で出題されるサンプル問題をご紹介します。
ぜひ活用して、面接対策を行ってください。
Most schools have a library.
Many students often go to the library after school, and they enjoy reading many kinds of books there.
Students can use the Internet at some school libraries.
Please read the passage silently for 20 seconds.
Now, please read the passage aloud.
・No. 1 パッセージについての質問
Please look at the passage.
When do many students often go to the library?
・No. 2 イラストについての質問
Please look at the picture.
Where is the woman going to put the books?
・No. 3 イラストについての質問
Please look at the boy wearing glasses.
What does he have in his hand?
・No. 4 受験者自身の意見などを問う質問
What would you like to do next weekend?
・No. 5 受験者自身の意見などを問う質問
Which do you like better, summer or winter?
(Summer. と答えた場合)Why?
(Winter. と答えた場合)Why?
上記の問題と質問内容を活用して、面接対策を行ってみてください。
誰かに面接官役をやってもらうと本番のような環境で、練習が出来るでしょう。
質問に対して回答をする際は、長い沈黙がないように意識しましょう。
サンプル問題を参考にして練習する
誰かに手伝ってもらう
質問に回答する際には沈黙がないように注意する
【二次試験】合格点と評価ポイントを解説
【二次試験】合格点について
英検3級二次試験の合格点は33点満点中、19点以上となっています。
3級の2次試験の合格ラインである19点は全体の約60%となっており、そこまで難易度は高くありません。
【二次試験】配点の内訳について
英検3級二次試験の配点の内訳は以下のようになっています。
評価項目 | 配点 |
---|---|
カード音読 | 5点 |
質問(回答) | 25点(5点×5問) |
態度(アティチュード) | 3点 |
合計 | 33点 |
配点の内訳を見てみると、試験官の質問に対する回答への配点の割合が大きいようです。
この配点をもとに、次の項目で押さえるべき評価ポイントについて見ていきましょう。
【面接】3つの評価ポイント
面接試験の際には、何が評価のポイントになっているのでしょうか。
評価される点を知っておくことで、面接中に何に気をつけるべきかが理解できるはずです。
- 音読の正確さ
- 質問に対する回答の正確さ
- 受験中の態度
音読の正確さ
音読の正確さは評価のポイントとなります。
ですが、正確な発音でネイティブのように読むということが要求されるわけではありません。
音読の課題では聞き取りやすい声のボリュームで、明瞭に音読できているかが重要です。
自信を持ってゆっくりと、飛ばしたり不明瞭になったりせずに正確に音読することを心がけましょう。
質問に対する回答の正確さ
質問に対する回答内容の正確さも評価されます。
内容の正確さが評価されるとは言え、それほど神経質になる必要はありません。
質問の意味を正しく理解し、はっきりとした声で最低限の受け答えができれば、一定の評価が与えられます。
考え過ぎて答えに詰まり、何も返答できなくなることの方が大きなマイナスポイントになってしまうので注意しましょう。
「試験官の質問に回答する際の注意ポイント」
- ①はっきりと回答する
- ②試験官とのアイコンタクトを忘れないようにする
- ③回答の際に「間」はあまりいれないようにする
受験中の態度「アティチュード」
積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとする態度(アティチュード)も、面接試験では評価の対象となっています。
大きな声で相手の目を見て話すことがプラスの評価へとつながりますので、パーフェクトな受け答えを目指すよりは、自然で積極的な態度を心がけることが大切です。
また、入室・退室の際の挨拶やカードの受け渡しの際のお礼なども評価に入りますので、自然な流れで会話を交わすよう意識しておきましょう。
そして、繰り返しになりますが、面接試験では沈黙することが最もマイナスとなりますので、くれぐれも黙ってしまうことがないよう、つなぎの言葉や聞き返しのフレーズなどを活用してください。
【試験で使える】面接で困ったときに使えるフレーズを知りたい方はこちら➡
試験は6割以上取れれば合格
評価項目は大きく3つある
質問に対する回答の項目の点数の割合が大きい
【英検3級】二次試験の対策法を紹介
初めて英語の面接を受けるという人は、スピーキング対策の立て方が分からないかもしれません。
英語面接初心者の方のために、英検3級二次試験の対策法やコツについて詳しく解説していきます。
過去問を確認する
試験の対策を講じる際に、過去問の確認は最も重要なことであると言えます。
では英検二次試験の過去問は、どうすれば確認することができるのでしょうか。
英検公式サイトにサンプルが掲載されている
英検の二次試験の問題の見本が、英検公式サイトで閲覧可能です。
サンプル問題を使って練習しておくことで、試験本番でも緊張することなく実力を発揮することができるでしょう。
ただし、公式サイトでダウンロードできるサンプル問題には解答・解説が付属していません。
誰かに作ってもらうか、過去問集などを購入するなどして、適切な解答を学習に取り入れてください。
問題集・過去問集に付随していることもある
英検対策の問題集・過去問集に、面接の過去問も収録されているものがあります。
一次試験の対策のために過去問集を購入した方は、二次試験の過去問も収録されていないか確認しておきましょう。
おすすめの対策問題集には、「直前対策英検3級3回過去問集(旺文社英検書)」(1,430円)などがあります。
※料金は自社調べにより、あくまで目安として参考にしてください。
何度も練習する
英検3級の二次試験対策としては、難しい表現を覚えるよりも、簡単な表現をすぐに使えるように準備しておく方が遥かに重要です。
挨拶の仕方や、質問に対する答え方など、基本的な受け答えを何度も反復練習しておきましょう。
先生や友人に手伝ってもらおう
手伝ってくれる先生や友人がいるのであれば、協力してもらうことで、簡単に面接の練習を積むことができます。
実際に対面して話す練習をするのとしないのでは、結果に大きな違いが表れるものです。
協力してくれる人がいるのであれば、練習に付き合ってもらうことを強くおすすめいたします。
また、オンライン英会話等を利用してネイティブスピーカーとコミュニケーションを取れる機会があると、スピーキング力もリスニング力も飛躍的に伸びるので、ぜひお試しください。
面接対策ができるアプリもある
最近ではスマホアプリで面接対策ができるものもあり、協力者がいなくても英語面接対策が楽にできるようになっています。
AI英会話の「スピークバディ」は有料(月額税込1,950円)ですが、10日間の無料トライアルや長期利用割引があります。
※料金は自社調べにより、あくまで目安として参考にしてください。
AIとのスピーキングを通して、いつでも英会話を学ぶことができるので、英検合格後もスピーキング練習を続けたい人におすすめです。
耳を慣れさせる
英語のリスニングに自信のない方は、まずは英語に耳を慣れさせることをおすすめします。
英検3級の面接試験では、それほど複雑な内容を問われるわけではありません。
しかし、英語のリスニングの経験がほとんどない方などは、英語を聞くことに慣れておく方が安心でしょう。
CD・ラジオ・YouTubeなどを活用する
英語を聞くことに慣れるといっても、特別なことをする必要はありません。
参考書付属のCDや英語のラジオ・YouTubeの動画など、英語の音声は探せばすぐに視聴することができます。
おすすめの学習法は、YouTubeで初心者用の英会話動画を見ることです。
自分のお気に入りの動画チャンネルを見つければ、楽しんで英語学習を続けることができるでしょう。
過去問でどんな問題が出題されるのかを確認する
協力してくれる人と模擬面接の経験を積む
スマホアプリやYouTubeも積極的に利用する
【実際に使える】面接で困ったときに使えるフレーズ
ここでは、実際困ったときに使えるフレーズをご紹介します。
面接官が何を言ったか聞き取れなかったとき
聞き取れなかったときに面接官に聞き返す質問は、こちらです。
- Pardon?
- Could you say that again?
Pardon?(何ですか?)
面接官が言ったことが聞き取れなかった場合は、聞き返しても大丈夫です。
その際は、Pardon?やPardon me?と言って、もう一度言ってもらいましょう。
他にも、Excuse me?やSorry?と言う手もあります。
これらの表現は、相手の発話のすぐあとで使うものなので、間が空いてからPardon?などと聞き返すのは不自然と思われ、減点の対象となりますので気をつけましょう。
また、何度も何度も聞き返すことも減点の対象となります。
一度ぐらいでは自然な会話なので、大丈夫ですが二度、三度聞き返していると「この受験者はリスニング力が低い」と判断されて次の問題へと進んでいくことがあるかもしれません。
Could you say that again?(もう一度言っていただけますか?)
面接官の質問の意味が分からない場合は、もう一度質問を聞き返しましょう。
但し、単語の意味を聞いたり、他の言い方で言い換えることは出来ないので、どうしてもわからない場合は聞き取れた英語から推測して堂々と答えましょう。
小声でごまかしたり、I don't know.と言ったりすることで「分からないなら仕方ない」と判断され、次の質問へと進んでしまう可能性があるので気をつけましょう。
回答を考えるのに少し時間が掛かりそうなとき
回答を考えるのに時間が必要だと感じた場合のフレーズをご紹介します。
Well, …(ええと)
ちょっと考えてから回答をしたい場合は、"Well..."を使うといいでしょう。
他にも、"Let's see."や"Let me see."などを使って、無言で考え込むことを辞めましょう。
質問中のキーワードをゆっくり繰り返したりする手もあるので、無言になって「聞き取れない」と判断されないようにしましょう。
聞き取れない場合は聞き返してもよい
質問の意味が分からない場合も一度聞き返そう
無言になって考え込まないこと
【英検3級】二次試験に落ちる人の特徴と注意点
英検の二次試験に落ちる人はあまり多くありませんが、実際に落ちてしまうこともあります。
3級にしっかりと合格するために、「二次試験で落ちてしまう人の特徴」を知っておきましょう。
英検3級の二次試験に落ちてしまう人の特徴は以下の3つです。
「二次試験に落ちる人の特徴」
- ①全く試験対策を行わなかった
- ②文章で回答せずに単語だけで回答してしまう
- ③試験中の態度(アティチュード)が悪い
全く試験対策を行わなかった
当たり前ですが、全く対策を行わずに試験を受けた場合、落ちる可能性が高くなります。
特に、面接試験は出題内容の傾向がはっきりしているため、対策が取りやすいです。
面接試験の評価ポイントや対策法については、あとの見出しで紹介していますので、そちらで確認してみてください。
文章で回答せずに単語だけで回答してしまう
文章で回答せずに単語だけで回答してしまうのも、評価が下がってしまうため注意が必要です。
試験官の質問に回答する際のポイントは「簡潔に文章の形で回答する」ことです。
難しい文法や単語を使う必要は全くありませんので、自分の知っている文法と単語を使って文章で回答するようにしましょう。
試験中の態度(アティチュード)が悪い
二次試験で落ちる人の特徴として、1番多いのが「態度(アティチュード)」で減点をされて落ちてしまうパターンです。
二次試験は面接試験ですので、態度(アティチュード)も重要な評価ポイントになります。
「声が小さい」「挨拶やお礼がない」「はっきりと質問に回答できない」などは態度(アティチュード)が悪いと評価されてしまいます。
次の項目で「面接中の態度(アティチュード)の評価ポイント」について詳しく解説していますので、ぜひ合わせて確認してみてください。
試験傾向の確認と対策は必要
面接官の質問には文章で回答する
態度(アティチュード)も重要な評価ポイントである
【二次試験対策】おすすめの英会話スクール
英検3級の対策におすすめのスクールをご紹介していきます。
気になっている方は、チェックしてみてください。
クラウドEnglish
クラウドEnglishの基本情報 | |
---|---|
対象学年 | 幼児〜中学生 |
授業形態 | オンライン |
展開地域 | 全国各地 |
英検に特化したオンライン英語塾
クラウドEnglishは英検の指導に特化した英語塾で、その合格率は国内トップクラスです。
これまでに1,000人を超える指導を行ってきた実績から、先述の英検3級2次試験の出題傾向や評価ポイント、合格のためのトレーニング方法などを熟知しています。
そしてそれらのノウハウを生徒一人ひとりの英語力に合わせて最適化し、オーダーメイドの学習プランという形で提供しています。
その結果、わずか3ヶ月で目標級への合格を実現します。
受験後の進路戦略までサポート
英検3級を受験する方の多くは、受験等での活用を視野に入れているのではないでしょうか?
クラウドEnglishでは、受験指導にとどまらず、受験後の英検の活用法まで視野に入れた学習プランを作成します。
とりあえず将来役に立ちそうだからと漠然とした理由で英検に臨むと、高い確率で途中で挫折してしまいます。
一方、英検合格のさらにその先も見据えたロードマップを作成することで、常に高いモチベーションをもって学習に取り組めるでしょう。
3ヶ月で英検合格を目指す英検特化塾
英検取得後も見据えた戦略設計を実施
トライ式英会話
トライ式英会話の基本情報 | |
---|---|
対象学年 | 幼児〜社会人 |
授業形態 | 個別指導(オンラインも可) |
展開地域 | 全国各地 |
ネイティブ講師を独り占め
先ほど、2次試験対策には、ネイティブスピーカーと模擬面接を行うことが最も効果的であると解説しました。
トライ式英会話には指導実績豊富なネイティブ講師が多数在籍しており、その中から自分に最も合った講師を選ぶことができます。
さらにレッスンはマンツーマンで実施されるので、2次試験とまったく同じ環境に身を置くことができます。
自分にピッタリのネイティブ講師を独り占めできるので、その分上達スピードも早くなるでしょう。
受講生の課題をピンポイントで指導
2次試験で直接問われるのはスピーキング力ですが、優れたスピーキング力を手に入れるためには、文法や語彙力、リスニング力など様々な力が必要になります。
トライ式英会話では、受講生の英語力を細かく分析し、スピーキング力向上の壁となっている課題を特定し、それを最短で克服できるオリジナルのカリキュラムを作成してくれます。
マンツーマンレッスンとオーダーメイドカリキュラムという、他のスクールにはないきめ細やかな指導によって、受講生を2次試験合格へと導いてくれます。
ネイティブ講師を独り占めできる
他のスクールにはないきめ細かい指導
まとめ
英検3級の面接の概要や対策について解説いたしました。
筆記試験に比べると、面接試験は経験が少ない人も多く、難しい印象を受けるかもしれません。
しかし試験の形式を知り事前に対策をしておけば、まったく心配無用です。
また、話が止まりそうな際におすすめの3つのフレーズを紹介しました。
慣れてない時ほど、つなぎの言葉を頭に入れておきましょう。
面接官は耳を傾けてくれます。
事前の練習を十分に行い、英検3級合格を勝ち取ってください。
【初心者でもわかる】この記事のまとめ
「英検3級 二次試験」に関してよくある質問を集めました。
制服やスーツなど、きちんとした服装で面接に行った方がいい?
中学・高校生の中には制服で来ている人もいますが、服装規定があるわけではないので私服で問題ありません。社会人はスーツを着ていくという決まりもありませんので、服装については各自それほど気を遣う必要はありません。普段通りの服装で、リラックスして試験を受けることが重要です。
英語の発音に自信がなくて不安です。減点されたりしませんか?
発音に関してはそれほど気にする必要はありません。英文の意味が伝わる程度の発音であれば減点の対象にはならないので安心してください。綺麗で流暢な発音であるに越したことはありませんが、重要なのはそれぞれの単語や意味的な区切りをはっきりとわかるように話すことです。
EnglishSearchでは、英会話教室・オンライン英会話・英語塾探しをテーマにスクールの探し方や勉強方法について情報発信をしています。
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