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TOEICの目標点数や点数別英語レベルを解説【TOEIC満点講師監修】| EnglishSearch

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更新日 2023.9.30

TOEICの目標点数や点数別英語レベルを解説【TOEIC満点講師監修】

グローバル化に伴い、英語の有用性が年々高まってきています。

その中でもTOEICは、英語力判定テストのグローバルスタンダードとして世界約160ヶ国で実施、活用されています。

「TOEICで何点とればいいの?」といった疑問を持っている方も大勢いるのではないでしょうか。

そこでこちらの記事では、TOEICの概要や点数別の特徴・目指すべき点数・点数を上げるためのポイントについてお伝えしていきます。

目標を決めて、効率的に点数を上げましょう。

この記事のポイント
  • TOEICテストの概要を詳細まで解説
  • TOEICスコア別の英語レベルを解説
  • 【EnglisSearch編集部厳選】TOEIC対策におすすめのスクールを紹介

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  • この記事はTOEIC満点の取得経験がある五十嵐金聖講師によって監修されています。

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TOEICとは?

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TOEICの概要

「TOEIC」とは、Test of English for International Communicatonの頭文字を略した言葉です。

世界共通で用いられている英語でのコミュニケーション能力を幅広く評価するテストになっています。

TOEICを受験するメリットは、獲得したスコアを受験や就職活動の際、履歴書に記載できることです。

世界の様々なシーンで活用されている英語力判定テスト

TOEICは、世界約160ヶ国で1年間に約700万人が受験しているテストです。

日本でも、企業や学校などの多くの団体で、個人の英語力を評価するために使われています。

TOEICスコアを取得するメリット

TOEICスコアを取得するメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

~TOEICスコアを取得するメリット~

  • 就職活動で活用できる
  • 転職や昇進などのキャリアアップに繋がる
  • 海外での生活にも使用できる

上記のような理由がTOEICスコアを取得する主な理由として挙げられています。

TOEICは世界的にもビジネス英語の実力を測る指標として用いられているため、転職や昇進などの際には高スコアを持っている事で有利に働くケースが多いです。

自分の市場価値を高めるためにもTOEICの高スコアの取得を目指すことは非常に有効な手段であると言えます。

POINT

TOEICは英語力診断テスト

様々なメリットがある

ビジネス英語に特化したテスト

TOEICテストの種類について

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TOEICテストは1つだけではなく、いくつかの種類に分かれています。

TOEIC Programには2つのテストブランドがあり、その内訳は以下の通りです。

  • TOEIC Tests
  • TOEIC Bridge Tests

TOEIC Programには上記の2つのテストブランドがあり、それぞれで4つの英語技能を測定することができます。

測定したいスキルとレベルに応じて、Programを選ぶことができます。

TOEIC Tests

  TOEIC L&R TOEIC S&W TOEIC Speaking
試験時間/問題数 Listening:約45分/100問 
Reading:75分/100問
Speaking:約20分/11問
Writing:約60分/8問
約20分/11問
スコア 5~990 各0~200 0~200
試験方式 マークシート方式 試験会場でパソコンを使用 試験会場でパソコンを使用
受験料 7,810円 10,450円 6,930円

「TOEIC Tests」は日常生活やグローバルビジネスで必要とされる英語力を測定する世界共通のテストです。

また、「TOEIC Tests」は「TOEIC(R) Listening&Reading Test」と「TOEIC(R) Speaking & Writing Tests」と「TOEIC(R) Speaking Test」に分かれています。

TOEIC(R) Listening&Reading Test

「TOEIC(R) Listening&Reading Test」では、聞く力と読む力を測っています。

リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問を解答する問題形式となっています。

TOEIC(R) Speaking & Writing Tests

「TOEIC(R) Speaking & Writing Tests」では、話す力と書く力を測っています。

スピーキング問題が11問・約20分、ライティングテストは8問・約60分の合計80分で解答を行う問題形式になっています。

TOEIC(R) Speaking Test

「TOEIC(R) Speaking Test」では、話す英語力を測定することが出来るテストです。

11問・約20分間のテストでスピーキング力を測ります。

TOEIC Bridge Tests

  TOEIC Bridge L&R TOEIC Bridge S&W
試験時間/問題数 Listening:約25分/50問 
Reading:35分/50問
Speaking:約15分/8問
Writing:約37分/9問
スコア 30~100 各30~100
試験方式 マークシート方式 試験会場でパソコンを使用
受験料 4,950円 9,350円

「TOEIC Bridge Tests」はTOEIC受験者の中でも、英語学習初心者から中級者を対象としたテストです。

そのため、出題される内容もビジネスシーンではなく日常生活が題材にされており、リスニングのスピードが遅く、問題数及び試験時間も半分となっています。

受験料もTOEICが7,810円に対しTOEIC Bridge Testsは4,950円と安くなっています。

試験内容は、「TOEIC Tests」同様に、聞く・読む・話す・書くの4技能の英語力が測定可能で、マークシート方式になります。

TOEIC Bridge(R) Listening & Reading Tests

「TOEIC Bridge(R) Listening & Reading Tests」は、リスニング(約25分間・50問)、リーディング(35分間・50問)、合計約1時間で100問に答える問題形式のテストです。

テストは英文のみで構成されており、和文英訳・英文和訳といった設問がないという特徴があります。

TOEIC Bridge(R) Speaking & Writing Tests

「TOEIC Bridge(R) Speaking & Writing Tests」は、スピーキングは8問・約15分、ライティングは9問・約37分の合計17問に解答する問題形式のテストです。

試験会場でパソコンを使用して解答を行います。

POINT

TOEICは世界共通のテスト

獲得したスコアは履歴書に記載できる

2つのテストブランドがある

TOEICの受験方法を解説

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次に、TOEICのテストを受験するための試験日程や受験会場、申し込み方法などについて解説していきます。

TOEICテストの受験を検討している方は、ぜひ受験に必要な基本情報を確認してください。

TOEICの試験日程と受験会場

TOEICは例年2月・8月を除く年10回、全国約80都市で実施されています。

申し込みをする際に、受験日時と受験会場の選択をすることが出来ます。

受験会場によって時間や実施されるテストが異なるため、詳細に関しては公式サイトで確認をしてみてください。

申し込みの方法と受験費用

TOEICでは、申込みサイトでの会員登録と、その後にログインを行うことで受験申込や受験料の支払いなどが可能になっています。

基本的に受験料は7,810円となっており、クレジットカードやコンビニ払い・楽天ペイなどで支払いを行うことが出来ます。

試験当日の持ち物

TOEICの試験当日には、以下の持ち物を必ず持って行くようにしましょう。

~TOEIC試験当日の持ち物一覧~

  • 受験票(受験日の約2週間前に発送)
  • 証明写真
  • 顔写真付きの本人確認書類(運転免許証・学生証など原本のみ有効)
  • 筆記用具
  • 腕時計(スマートウォッチや電子端末は不可)
  • (マスク)

受験票や証明写真、本人確認書類などを忘れると受験することができないため、注意しましょう。

POINT

試験は年に10回行われる

受験料は7,810円

試験当日の持ち物は必ず確認する

TOEIC試験の問題内容と構成

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TOEICは試験の問題文から解答まで全てが英文で書かれており、マークシート方式の約2時間・200問が出題されます。

全部で7つのパートに分かれており、パート1~4がリスニング問題で約45分間で100問を解きます。

パート5~7はリーディング問題で約75分間で100問を解いていきます。

ここからは各パートの問題の詳細や構成について解説していきます。

~パート一覧~

Part1

TOEIC試験のパート1では、リスニングの写真描写問題が6問出題されます。

4つの説明文の音声が流れ、その中から問題として提示されている1枚の写真に該当する物を選択するという形式の問題です。

写真の動作や状況などを正確に把握し、音声から該当する物を選択するリスニング力が求められます。

Part2

TOEIC試験のパート2では、リスニングの応答問題が25問出題されます。

問題用紙には印刷されていない問題文(質問)の音声が流れ、それに対して放送される3つの音声の中から問題に対して最適な解答を選択する形式の問題です。

このパートでは、問題と説明文の素早い理解が求められます。

Part3

TOEIC試験のパート3では、リスニングが39問出題されます。

問題用紙に印刷されていない複数人の会話から設問に記載されている4つの選択肢のなかで適切なものを選択するという問題です。

このパートの問題では、あらかじめ問題用紙に記載されている選択肢の問題文に目を通しておくようにすると良いでしょう。

Part4

TOEIC試験のパート4では、リスニングの説明文問題が30問出題されます。

問題用紙に印刷されていないアナウンスの音声から、問題用紙に印刷されている設問に解答するという形式の問題です。

この問題では比較的長めの音声が流れるため、ややレベルの高いリスニング力が求められます。

Part5

TOEIC試験のパート5では、リーディングの短文穴埋め問題が30門出題されます。

問題用紙に記載されている短文を読んで、設問に記載されている空欄に当てはまる最適な語句を選択するという問題です。

この問題では、単語をより多く知っている語彙力と文法力が必要になっています。

Part6

TOEIC試験のパート6では、リーディングの長文穴埋め問題が16問出題されます。

長文1題につき4つの空欄が設けられており、それぞれ適切な単語や語句、文章を選択するという形式の問題になっています。

長文をしっかりと理解するレベルの高い英語力が必要になってきます。

Part7

TOEIC試験のパート7では、1つの文章に対して29問、複数の文章に対して25問の問題が出題されます。

問題用紙に印刷されている長文と設問を読んで、4つの選択肢の中から適切なものを選択するという形式の問題になっています。

このパートで長文を瞬時に理解する高レベルな英語力が求められます。

POINT

TOEICの問題は7つのパートに分かれている

パート1~4はリスニング問題

パート5~7はリーディング問題

TOEICでわかる英語レベルを点数別に解説

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TOEICのスコアは10〜990点まであります。

獲得したスコアによって外部から得られる評価やできることが変わってくるので、スコア帯による英語レベルや有効度を確認しておきましょう。

400点未満

TOEIC400点未満の方は、まだ基本的な英語力がついていない状態であるといえます。

読み書きを含め、相手とコミュニケーションをとることが難しい状態です。

まずは、基礎を学ぶことから始めていくことが必要でしょう。

英語レベル

400点未満の方の英語レベルは、英語の基礎力が不足し、英会話や読み書きもカタコトな状態です。

特に高校基礎レベルの文法や単語が抜け落ちており、文章が長くなると、正確に内容が理解することが難しくなります。

この状態は、ライティングも同様の問題があることが多く、簡単な文章以外は上手く書けず、語彙や文法表現の不正確さがとても目立つことが挙げられます。

そのため、英語で意思疎通を図るのは少し難しいといえるでしょう。

有効度

400点未満の場合、英語力が十分であるとアピールすることは出来ず、履歴書などに書いても有効性は薄いでしょう。

英語の学習を繰り返し行い、まずは履歴書に書ける目安となっている600点を目指すことがポイントです。

スコアが400点未満の場合は、履歴書に書くことは避けましょう

400点台

400点台の方は、基本的な理解が少しずつ進んできた状態であるといえます。

しかし、基礎力が完全には身についていないため、コミュニケーションがとれる場面・表現は限られてくるでしょう。

読み書きも同様に、不正確な部分がよく見られる傾向にあります。

英語レベル

400点台での英語レベルは、少しずつ会話が可能になってきますが、まだまだ基礎力が不足している状態です。

400点未満と比較すると基礎力は高いですが、依然として文法や単語力が不十分です。

短い質問や部分的に長文を聞き取ることは出来ますが、自分の思いや意思を述べるのは困難でしょう。

単語や文法に関しても足りていない部分があるため、読解問題にも影響が出てしまっているといえます。

有効度

400点台であっても、有効な英語資格として見られる可能性は低いです。

履歴書などにあえて書く必要はないでしょう。

もう一度基礎を見直して、理解できていない部分の穴を埋めていく学習が必要です。

500点台

500点台は、一程度以上の基礎力があり、英語を使ってできることが増え始めた状態であるといえます。

英検に換算すると2級レベル程度となります。

英語レベル

500点台の英語レベルは、英語の基礎が固まり、長文でも理解できるようになっています。

会話もスムーズになってきていますが、まだ簡単な内容に限られていて、意見を述べようとしても正確に伝えることが難しいといえるでしょう。

読み書きの基本的な力は備わっていますが、複雑な文章になると理解できない部分が出てきてしまいます。

有効度

TOEIC 受験者の全体の平均点は580〜590点です。

500点台のスコアを履歴書に書いても、プラスの評価につながることは少ないですが、マイナスになることもありません。

企業によっては新卒採用の基準を500点以上に設定しているところもあるので、他に特別な基準がない場合は記載しても良いでしょう。

600点台

600点台を獲得できるようになると、ある程度英語ができるようになったという指標となります。

ただ、まだ単語や細部の理解に不安があり、複雑な内容となると表現しきれないところがあります。

英語レベル

600点台に届くと、長文でも聞き取りができるようになり、自分の意見で返答ができるようになる段階です。

しかし、細部までは理解することができていなかったり、理由や裏付けの表現が不十分であったりする可能性があります。

読み書きに関しては、基本的な文章や語彙表現は理解できているレベルです。

意見を言う際に理由も含めて伝えられるようになっていますが、その裏付けや詳細までは上手く伝えられない部分がある傾向にあります。

有効度

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が2019年に発表した「英語活用実態調査2019」によると、新卒に期待するTOEICの平均スコアは545点です。

また、英語を使用する職場であれば、620点以上が求められることが多いです。

TOEICで600点以上を獲得できると、履歴書に書いてアピールすることができるといえます。

700点台

700点台に乗ると、明らかに抜け落ちている部分がなく、比較的自在に英語を使えるようになった段階といえます。

英語レベル

リスニングでは短文、長文に関わらず細かい部分まで聞き取れるようになっている段階です。

また、聞いた英文に対して自分の意見を正確に述べたり、複雑な内容であっても対応できるようになっています。

会話をする際に、話しを展開できる範囲は限られてしまう可能性はありますが、英語力をアピールするには過不足ないスコアです。

ある程度高度な英文が理解可能で、質問や要求にきちんと応えられる力がありますが、偶に文法のミスが残っていることがあります。

今までの勉強の過程で、思い込みがなかったか、苦手な部分が残ったままになっていないかを確認すると、さらにスコアアップが狙えるでしょう。

有効度

700点以上を獲得できたら積極的に履歴書に書いていきましょう。

国際部門で業務遂行する人材に期待するTOEICスコアは700点以上になっているので、国際的に活躍できる力があることを企業に示していくことができます。

特に外資系企業や海外にも支店がある大手企業から求められるケースが多く、就職・転職活動に有利に働く可能性が高いといえるでしょう。

800点台

800点以上を獲得できていると、英語を使ってスムーズに仕事をこなしていくことができます。

英語レベル

リスニングでは長文であっても、細かい部分まで聞き取り、内容に対して正確な受け答えをすることができます。

また、ライティングでも具体的な指示や要求・質問ができるようになっている段階です。

応答内容の一部に不明瞭な個所がある可能性もありますが、自信をもって「英語が得意だ」と言えるスコアになります。

一方で、要点や理由の裏付けがまだできていない部分が残っていることもあるので、アウトプットの量を増やす機会を作って学習を進めていきましょう。

有効度

800点以上のスコアは履歴書に書くことで、大きなアピールポイントになります。

外資系の企業であっても、募集条件から外れることは少ないです。

注意したい点は、このスコアを求めている企業は、「ビジネスレベルか否か」を条件に加えていることが多い傾向にあります。

実際に英語を使う場を多く経験している必要があるでしょう。

900点台

900点台になると、英語での業務でも困ることなく遂行できます。

英語レベル

900点以上のスコアを持つ人は、リスニングでは、細かい部分まで聞き逃すことなく理解が可能です。

たとえ複雑な内容であっても正確に聞き取り、自身の意見を正確に返すことができます。

さらに、リーディング、ライティングの理解度に関しても高度であるので、卒なく相手と意思疎通が取れるといえます。

有効度

TOEIC受験者のうち、900点以上を獲得する人は3〜4%程度しかいません。

企業にとっては、高い英語力を持った非常に魅力的な人材としてみられるため、900点以上を記録している方は必ず履歴書などに書くようにしましょう。

しかし、TOEICの点数が高いことと、英語の総合的能力が必ずしも比例するとは限りません。

スコアのキープや日常的に4技能を使う機会を設けるような努力は、点数を取ったあとも必要になるといえます。

POINT

500点未満は履歴書に書かない方が良い

履歴書に書くのは600点以上から

700点以上からよりアピールにつながる

TOEICの平均点数はどれくらい?

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TOEICのスコア帯別での評価を整理してきましたが、次にTOEICの平均点について見ていきましょう。

平均点

TOEICは毎回平均点が同じ点数になるよう作られているため、平均点が大きく変動することはありません。

直近10回の点数を見ても、平均点は607〜627点となっているため、620点前後が平均点となっています。

受験者のカテゴリーが絞られると、平均点はまた変わってくるので、詳しく見ていきましょう。

大学生の平均点

2019年に公開されたデータでは日本全国の大学生275,876人が受験しました。

その結果、リスニングの平均点が315点、リーディングは259点で全体の平均点は574点となりました。

社会人の平均点

2019年に公開されたデータでは、社会人の受験者数が346,611人です。

その結果、平均点は612点と大学生よりも高い点数となりました。

国別の平均点

国別の平均点を見てみると、以下のようになっています。

  • 日本:523点
  • カナダ:877点
  • ドイツ:812点
  • 韓国:678点
  • 中国:571点

他の先進国と比較し、日本のスコアがかなり低いことがわかります。

日本の英語教育方針については、近年多く議論が交わされていますが、 現在では多くの学校でコミュニケーション能力の育成を目的とした授業が展開されています。

4技能の評価に力を入れる指導が実施されているため、英語力の向上が促進され、数年後は日本のスコアがあがっていることが期待できるでしょう。

TOEICのスコア分布

次に、TOEICの全体得点のスコア分布やパート別のスコア分布を確認していきましょう。

全体のスコア分布

2019年度のTOEIC受験者全体の得点分布は以下のようになっています。

  • 390点以下:14.2%
  • 395〜490点:16.9%
  • 495〜590点:20.4%
  • 595〜690点:19.5%
  • 695〜790点:15.4%
  • 795〜890点:10.0%
  • 895点以上:3.6%

495~690点に大部分が集中している一方で、895点以上は、受験者のごく一部に限られていることがわかります。

日本の平均スコアは500点前半だと言われていますが、この分布表を参考にすると、必ずしも得点率が集中しているわけではないことがわかります。

大学生と社会人の平均スコアがそれぞれ600点前後のため、大学受験レベルの学習が身についていれば、600点は目の前になる可能性があるでしょう。

一方で700点台を超えると700点以上になると差が付きづらくなり、一定以上の点数を取った後は受験をしない選択肢をとる人も出てくるといえます。

POINT

TOEICの平均点は620点前後

日本の平均点は523点

895点以上の割合が非常に少ない

TOEICでは何点以上を目指すべき?

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TOEICでは何点以上が求められているのでしょうか。

目指すべき点数について、平均点の観点から解説していきます。

TOEICでは600点以上を目指すべき理由

TOEICでは、600点以上をまず目指しましょう。

理由は以下の2点になります。

  • 世界の平均点であるから
  • 就職活動で有利になるから

世界の平均点であるから

600点以上が必要となる理由の1つは世界の平均点が600点を超えているからです。

600点以上のスコアを獲得できれば、平均以上の英語力を持っていることの証明になります。

就職活動で有利になるから

履歴書にTOEICのスコアを書いて有利に働くのも600点を超えてからです。

600点を超えていれば、アピールポイントになることはもちろん、面接でも英語が得意なことが話題となります。

POINT

TOEICでは600点以上を目指すべき

世界の平均点は600点を超えている

履歴書でアピールポイントになるのも600点から

TOEICで結果を出すために何をすればいいのか?

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TOEICで結果を出すためにはどういった取り組みをしていけばよいのでしょうか。

具体的なポイントやオススメの勉強法について、ご紹介していきます。

TOEICで結果を出すための3つのポイント

TOEICで結果を出すためには以下の3つのポイントが重要になります。

  • 勉強時間を確保する
  • 自分のレベルにあった勉強をする
  • テスト内容を把握し、対策を考える

1つずつ細かく紹介していきましょう。

勉強時間を確保する

TOEICで結果を出すためにはまず勉強の時間を確保しましょう。

朝の時間や通勤・通学のタイミングを有効活用し、英語に触れる時間を増やしていくことが、高得点への第一歩です。

自分のレベルにあった勉強をする

自分のレベルにあった勉強をしていくことも大切です。

基礎が固まっていない状態で応用問題に進んでも、効果的ではありません。

練習問題や模試で現在地を正確に捉え、適切なレベルで勉強を進めていきましょう。

テスト内容を把握し、対策を考える

TOEICは出題される内容や傾向が決まっているため、事前に対策を考えましょう。

内容を全く知らずに本番に望むと慌ててしまうので、事前にできる対策は確実に行っておくことが大切です。

TOEICのオススメ勉強法3選

TOEIC向けのオススメ勉強法は以下の3つです。

  • コーチングサービス
  • 短期留学
  • スマホアプリ

オススメの理由について、1つずつご紹介していきます。

コーチングサービス

コーチングサービスは、専任のコーチが​​英語学習を適切にサポートしてくれるサービスです。

1人や集団学習と違い、個人に寄り添って進めてくれるため、確実なレベルアップが期待できます。

短期留学

英語を使わざるをえない環境に身を置くために、短期留学に挑戦するという方法もあります。

最近では1週間から留学が可能な国もあるため、環境を大きく変えたい方はぜひ検討してみてください。

スマホアプリ

最近では数多くのTOEIC対策アプリがリリースされています。

アプリの特徴はなんと言ってもその気軽さです。

ちょっとした隙間時間を有効利用していきましょう。

POINT

英語学習のコーチングサービスがある

短期留学も効果的

隙間時間にはスマホアプリで勉強

TOEIC対策におすすめのスクール

トライ式英会話

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TOEICの勉強方法として効果的といえるものとして、トライ式英会話を紹介します。

トライ式英会話の基本情報
対象学年 幼児~社会人
授業形態 個別指導
展開地域 全国各地

トライ式TOEIC勉強サポート

TOEICでは聞く・読む・話す・書くの4技能全ての英語力が必要となるので、個人に合った勉強方法が重要です。

トライ式英会話では講師とは別に「教育プランナー」が付き、受講者の英語力を踏まえて、各々の実力や弱点に合わせたコースカリキュラムを作成してくれます。

勉強時間も受講者に合わせてくれるので安心です。

実戦形式による経験の蓄積

トライ式英会話には多彩な英会話講師が在籍しております。

英語圏出身のネイティブな講師から、英語圏在住経験が長く教育免許を持つ講師まで、幅広いラインナップから選択することができます。

また、TOEICの実績を持った講師も在籍しておりますので、TOEIC対策に焦点を絞った授業も受けられます。

講師と実践的に英会話を行うことで、英語力が身に付くだけではなく自信にもつながります。

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POINT

受講者各々のコースカリキュラム

講師の幅広いラインナップ

自信のある英語力が付く

まとめ

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TOEICは世界中で行われている共通のテストです。

獲得したスコアは日本のみならず、世界各国で通用することが強みとなります。

初めて受験する方や、英語力がまだ身についていないと感じる方は、まずは600点以上を目指すことをお勧めします。

学習方法は一般的な学習塾に通うだけでなく、コーチングスクールやスマホアプリでも可能です。

市販の問題集や過去問を繰り返し解き、足りないところのみ、プロの力を借りることも1つの方法です。

目標点数突破に向けて、日頃から勉強に取り組んでいきましょう。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「TOEIC」に関してよくある質問を集めました。

TOEICとは?

「TOEIC」とは、Test of English for International Communicatonの頭文字の略。世界共通で用いられている英語でのコミュニケーション能力を幅広く評価するテストです。

TOEICで獲得したスコアは受験や就職活動の際、履歴書に記載することができます。ぜひ参考にしてみてください。

TOEICで目指すべき点数は?

TOEICでとる点数の目標としてまず600点以上を獲得することを目指しましょう。600点未満でも獲得したスコアは履歴書などに書くことはできますが、強みにならず、逆にマイナスアピールになってしまいます。600点を超えると、企業も英語に強い人材として期待することができるようになります。

この記事を企画・執筆した人
-EnglishSearch編集部-
この記事は、EnglishSearchを運営している株式会社デジタルトレンズのEnglishSearch編集部が企画・執筆した記事です。
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