英検準2級の二次試験は、一次試験を通過した受験者が受ける面接形式の試験です。

短い英文の音読やイラスト描写、自分の意見を答える設問を通して、英語を使ったやり取りの力が試されます。

評価の対象は文法や発音の正確さだけでなく、相手に伝えようとする姿勢や反応の仕方も含まれます。

本記事では、試験の流れや出題内容、採点の基準をわかりやすく整理しました。

さらに、合格に向けた学習法や便利なアプリ、英会話教室の情報も紹介します。

これから準備を始める方も、自分の弱点を見直したい方も、対策の参考にしてください。

英検準2級二次試験の概要

英検準2級の二次試験は、一次試験を通過した受験者が受ける面接形式の試験です。

英文の音読や質問への応答、イラストの描写、自分の意見を伝える場面を通して英語力が評価されます。

筆記とは異なり、実際にやり取りする力が問われるため、正確さだけでなく積極性や態度も重要な要素になります。

試験の形式

英検準2級の試験形式
問題番号	問題形式	概要
No.1	音読	約50語のパッセージを音読
No.2	パッセージに関する質問	音読した内容についての理解を問う質問
No.3	イラストに関する質問（行動）	イラスト中の人物がしていることを描写
No.4	イラストに関する質問（状況）	イラストから読み取れる状況や気持ちを表現
No.5	自己意見の質問（関連）	問題カードのトピックに関する自身の意見を回答
No.6	自己意見の質問（日常）	日常生活に関する内容で意見を求められる質問

二次試験は面接形式のスピーキングテストで約6分かけて実施されます。

まず受験者は渡されたカードの英文を黙読し、音読に移ります。

音読に続いて、パッセージの内容について問われ、理解の深さが確かめられます。

イラストに関する2問では、人物の行動や背景から状況や感情を読み取って表現する力が試されるため、語彙だけでなく観察力も重要です。

その後、問題カードに関連するテーマについて意見を述べ、最後に日常生活にまつわる設問で自身の英語での表現が求められます。

どの段階でも、自分の言葉で伝えようとする意志が大切です。

全体の配点

英検準2級の配点
評価項目	配点
音読	5点
パッセージに関する質問	5点
イラストに関する質問（行動）	5点
イラストに関する質問（状況）	5点
自己意見の質問（関連）	5点
自己意見の質問（日常）	5点
アティチュード（態度）	3点
合計	33点

英検準2級の二次試験は33点満点です。

採点結果は素点のまま扱われず、CSEスコアに換算されます。

準2級の二次試験は600点満点として評価され、合否判定はこの数値を基準に行われます。

素点とCSEの具体的な換算方法は公表されていませんが、全体の出来栄えが反映されるため、一部で失点しても他の設問で挽回が可能です。

アティチュードでは、視線や声量、相手への反応など受け答えの姿勢が見られます。

内容の正確さだけでなく、聞き返しや言い換えで会話をつなぐ姿勢も評価の対象です。

落ち着いて対話を続ける意識が、最終的な得点を押し上げます。

合格基準

英検準2級の二次試験では、CSEスコア600点満点中406点以上を取れば合格となります。

基準は約7割にあたり、全問を正確に答える必要はありません。

採点は素点33点を基準に行われますが、そのままの点数は公表されず、CSEスコアに換算されて合否が決まります。

この試験では、文法的な正確さよりも「伝える力」が重視されます。

多少の文法の誤りや発音の不自然さがあっても、意味が伝われば大きな減点にはなりません。

むしろ沈黙して答えられない方が評価を下げるため、簡単な言葉でも積極的に答えることが求められます。

意見を問う問題では、答えに理由を一言添えるだけで説得力が増し、安定した得点につながります。

また、アティチュードと呼ばれる態度の評価では、声の大きさやアイコンタクトなどの基本的なコミュニケーション姿勢が見られます。

受験者は、完璧に話そうとするよりも、自分の考えを最後まで伝え切る意識を持つことが合格への近道です。

英検準2級二次試験の試験の流れ

6つのステップ

英検準2級の二次試験は入室から退室まで6つのステップに分かれており、流れを理解しておくと安心して試験に臨めます。

Step1　入室

試験室に入るときはノックをしてから静かに入り、姿勢を正して面接官の前に立ちます。

入室時には「Hello.」や「Good afternoon.」といった挨拶を忘れずに伝えましょう。

第一印象が全体の評価に影響する場面です。

Step2　あいさつとカードの受け取り

席に着くと、受験級や体調を確認されます。

「This is the Pre-2 test, OK?」と聞かれたら「Yes.」と答え、「How are you today?」には「I'm fine, thank you.」と返します。

問題カードを受け取るときは「Thank you.」と添えると丁寧な印象になります。

Step3　問題カードの黙読・音読

カードを受け取った後、20秒間の黙読時間が与えられます。

その後に「Please read it aloud.」と指示されるため、声をはっきりと出して読むことが求められます。

発音やイントネーションの正確さだけでなく、文章の流れを意識した自然な音読が評価されます。

Step4　問題カードに関する質問

音読が終わると、カードの内容に基づいた質問が出されます。

例えば「Why do people get money in flea markets?」のように、本文を理解していれば答えられる内容です。

難しい表現にこだわらず、シンプルに「Because they sell things they don’t need anymore.」のように伝えれば十分です。

Step5　受験者自身に関する質問

カードを裏返したあと、受験者の生活や考えに関する質問が続きます。

趣味や学校生活について聞かれることが多く、「I like reading books because they help me relax.」のように理由を加えると印象が良くなります。

Step6　カード返却と退室

最後にカードを返却し、面接官に「Thank you very much.」と伝えます。

その後「Goodbye.」や「Have a nice day.」と挨拶して退室します。

ドアの開閉も静かに行い、試験が終了するまで丁寧な態度を崩さないことが大切です。

所要時間

英検準2級の二次試験は入室から退室までで6〜7分ほどの短い試験です。

その限られた時間の中で音読やパッセージ理解、イラスト描写、自分の意見表明といった流れが組み込まれており、総合的なスピーキング力が確認されます。

最初に20秒程度の黙読があり、その後に音読を求められます。

声量やイントネーションの自然さ、区切りの取り方などが採点対象であり、ただ読むのではなく意味を意識した読み方が必要です。

音読が終わると内容を理解しているかどうかを確認する質問があり、続いてイラストを題材にした2問、最後に自分の意見を問う2問が続きます。

各設問は2〜3文程度で答えるのが目安です。

短い答えでは不十分に見え、長い答えは時間を超える恐れがあります。

試験官が流れをリードするため、受験者は落ち着いて指示を聞き取り、テンポを乱さないことが大切です。

全体を通じて短時間で要点を整理し伝える力を見せることが合格に直結します。

注意点

二次試験ではアティチュードの評価が設けられており、積極性、声の大きさ、反応の速さが採点対象になります。

ここで重要なのは、答えの正確さよりも「どのように受け答えをするか」という姿勢です。

声が小さすぎると消極的に映るため、普段より一段階大きな声を意識すると安心感を与えられます。

質問を聞き取れなかった場合も黙り込まず、“Could you repeat that, please?” と聞き返す方が前向きな態度として評価されます。

反応を速やかに返すことは、自信を持って会話に臨んでいるという印象につながります。

また、試験開始までの短いやり取りも印象を左右します。

入室後は「Hello.」や「Good afternoon.」と挨拶し、受験級の確認で “This is the Pre-2 test, OK?” と聞かれたら “Yes.” と答えましょう。

さらに「How are you today?」の問いには “I’m fine, thank you.” と返すのが自然です。

こうしたやり取りは一見簡単ですが、ここで落ち着いた声や表情を見せられるかどうかで全体の印象が変わります。

最後まで積極的に話す姿勢を保つことが、二次試験の合格に直結します。

英検準2級二次試験の出題形式

英検準2級の二次試験は、短い英文パッセージの音読と理解を問う質問、イラストの描写、そして受験者自身の意見を理由とともに答える設問で構成されています。

試験は6〜7分で進み、問題カードにはパッセージと2種類のイラストが印刷されています。

まず20秒の黙読と音読を行い、その後に5つの質問が出題されます。

以下に公式サンプル問題を紹介し、それぞれの質問が何を意図しているのかを解説します。

出題パターンと問題例

二次試験の質問はNo.1からNo.5まであり、流れは毎回ほぼ同じです。

最初にパッセージの内容理解を確認する質問、続いてイラストAとBを使った設問が出され、最後に受験者自身の意見を問う2問が続きます。

本文の要点をつかむ力、場面を描写する力、自分の意見を根拠とともに伝える力を総合的に試す構成になっています。

【No.1】パッセージについての質問

最初の質問は、音読した英文を正しく理解しているかを確かめるために出題されます。

新しい運動がなぜ人気を集めているのかという理由を、本文から拾って答えることが求められます。

この設問は、受験者が本文をきちんと理解しているかを確認する意図があります。

解答例は「健康的で、しかも面白いからです」という意味になり、要点を短く答えることが適切です。

長い説明は不要で、本文のキーワードをそのまま使うのが望ましい答え方です。

【No.2】イラストの人物の行動についての質問

次の質問は、イラストAに描かれた人物の行動をできるだけ多く説明する力を確認するものです。

観察した動作を現在進行形で表現し、複数の事例を答えることが期待されています。

この設問は、受験者が場面を観察し、その内容を英語で的確に伝えられるかを確認する意図があります。

日本語にすると「女性が床を掃除しています」「少年がいすを運んでいます」「2人の男性が握手しています」「少女が靴を履いています」「男性がカーテンを開けています」となります。

数を多く答えることで積極性が伝わりやすくなり、評価にもつながります。

【No.3】イラストの人物の状況についての質問

この質問は、イラストBに描かれた少年が置かれている状況を説明する力を試すものです。

行動だけでなく、背景や困難も含めて表現できるかが見られます。

この設問は、受験者が人物の「目的」と「それを妨げている問題」を一文にまとめられるかを確認する意図があります。

解答例は「彼は自動販売機で飲み物を買いたいが、小銭を持っていません」という意味で、状況全体を端的に説明する形になっています。

【No.4,5】受験者の意見をたずねる質問

最後の2問は、受験者自身の意見を理由とともに述べられるかを確認するために出題されます。

Yes/Noの答えに加え、その根拠を示すことが評価の対象です。

この設問は、日常生活に関するテーマについて考えを論理的に示せるかを確認するものです。

解答例は「人々が常に健康であろうとすることは大切です。

現代ではより多くの運動が必要だと言われています」という意味で、Yesと答える際に適切な理由づけになっています。

この設問は、身近な題材について自分の意見を理由づけて述べられるかを確認する意図があります。

解答例は「1か所で多くのものを買うことができ、買い物に疲れたときにはそこで食事もできます」という意味で、利便性を理由に挙げています。

具体的な根拠を添えることで、意見がより説得力を持つ形になります。

英検準2級二次試験で高得点を取るコツ

評価基準

アティチュード

アティチュードは、受験者の態度や姿勢を評価する基準です。

試験官は入室してから退室するまでの受験者の振る舞いを観察しており、第一印象も成績に影響します。

挨拶を明るく交わすことや、アイコンタクトを取りながら受け答えをすることは自信の表れとなり、好印象を与えます。

声が小さいと消極的に映るため、普段より大きめの声を意識するのが望ましいでしょう。

多少文法を間違えても、前向きに伝えようとする態度がプラスに評価されやすく、逆に黙り込んでしまうと減点の対象になりやすい傾向があります。

反応の速さもポイントで、質問にすぐ応じることで積極性を示せます。

緊張で声が小さくなったり言葉が出にくくなったりする受験者も多いため、事前に模擬面接で練習しておくと安心です。

パッセージの音読

パッセージの音読は、発音の正確さやイントネーション、抑揚の自然さが評価の対象になります。

英文を意味のかたまりごとに区切りながら読み、聞き手にとって理解しやすいリズムを意識することが大切です。

単調に読むと理解していないと判断される場合があるため、文末では声を落とし、強調すべき単語に軽くアクセントを置くとより自然に聞こえます。

仮に読み間違えても慌てず言い直せば問題なく、落ち着いて対応する姿勢自体が評価されます。

重要なのは、完璧な発音を目指すことではなく、意味を理解して伝えようとする読み方です。

練習の際には、自分の声を録音して聞き返すと抑揚やスピードの改善点に気づきやすく、本番でも安定した音読につながります。

質問への解答

質問に答える際は、正確さだけでなく答え方の姿勢も評価されます。

基本は2〜3文でまとめ、Yes/Noの設問には必ず理由を添えることが大切です。

例えば「Do you think people should exercise every day?（人々は毎日運動すべきだと思いますか？）」と聞かれたら「Yes. It is important for people to stay healthy.（はい。人々が健康でいることは大切です。）」

のように結論と理由を組み合わせると分かりやすくなります。

聞き取れなかった場合は“Could you repeat that, please?” と聞き返すことで積極性を示せますし、言い直したいときには “Sorry, I mean …” と補えば自然です。

文法や発音の小さな誤りは大きな減点にはならず、最後まで答え切る姿勢が重視されます。

自信を持って意見を伝える態度が評価につながる最も大きなポイントです。

使えるフレーズ集

英検準2級の二次試験では、場面ごとに決まり文句を覚えておくと落ち着いて受け答えができます。

入室や退室の場面では、カードを渡すときや返却するときに「Here you are.（どうぞ）」と添えると自然です。

着席を促されたときは「OK. Thank you.（分かりました。ありがとうございます。）」と答えると丁寧で、退室時には「Bye. Have a nice day.（さようなら。いい1日を。）」と挨拶をすると好印象につながります。

パッセージに関する質問では、理由を聞かれたら「Because 〜, …（〜だから…）」、方法を聞かれたら「By …ing 〜（…することによって〜）」という形で答えると簡潔にまとまります。

イラストの人物を説明する問題では「A man is …ing.（男性が…をしています）」や「A girl is …ing.（少女が…をしています）」のように現在進行形を使うのが基本です。

よく使われる動詞としては「feeding（餌をやる）」「watering（植物に水をやる）」「picking up（拾う）」などがあります。

状況を説明する問題では、行動ができない理由を答えるなら「He wants to …, but …（彼は…したいが、…でできません）」、逆に行動しようとしている場面では「She is …, so …（彼女は…なので…）」という形が便利です。

意見を問われる設問では「I think …（私は…だと思います）」や「It is ○○ for me to …（私にとって〜は○○です）」のような表現を使うと答えやすくなります。

理由を追加したいときは「Also, …（さらに…）」を加えると論理的になります。

どうしても答えに詰まったときには、沈黙せずに「Let me see …（ええと…）」や「That is a difficult question …（難しい質問ですね…）」とつなぐのが効果的です。

言葉が浮かばないときは「How should I say …（何と言えばいいでしょうか）」と尋ねると会話が止まらず、積極性を示せます。

これらの表現は短くシンプルですが、試験中に非常に役立つため、あらかじめ覚えて自然に口に出せるようにしておくことが重要です。

英検準2級二次試験対策の勉強法

効果的な学習法

音読

二次試験の最初に行う音読は、受験者の発音やイントネーション、抑揚の自然さを確認する重要なポイントです。

日常的に英文を声に出して練習すると、英語を読むリズムが整い、聞き手に伝わりやすい発話になります。

意味を理解せずに文字だけを追うと単調になりやすいため、内容を把握しながら読むことが大切です。

自分の音読を録音して聞き返すと、強弱の付け方やスピードの改善点に気づけます。

短い英文でも繰り返し練習を重ねれば、自然で安定した音読につながり、本番で自信を持って臨めるようになります。

過去問を解く

二次試験の流れや出題傾向に慣れるためには、過去問を活用するのが最も効果的です。

実際の問題に触れることで、パッセージの読み上げから質問への回答まで一連の流れを把握でき、本番での緊張を和らげられます。

制限時間を意識しながら練習することで時間配分の感覚も養われ、弱点を早めに発見して補強するのに役立ちます。

「2025年度版 英検2級 過去6回全問題集」（旺文社）は、直近の6回分の試験問題を収録した定番の一冊です。

二次試験の面接問題も含まれており、実際の試験に近い形式で繰り返し練習できます。

音声データを活用して模擬面接に取り組めるほか、自動採点や復習機能も備わっているため、効率的に実力を伸ばすのに役立ちます。

アプリを使った学習

近年は英検準2級の二次試験に対応した学習アプリが数多く登場しており、場所や時間を選ばず効率的に練習できます。

発音のチェックや音声認識によるスピーキング練習、模擬面接形式でのトレーニングなど多彩な機能を備えたものがあり、弱点を集中的に補うのに役立ちます。

スマートフォンさえあれば学習できるため、通学や待ち時間といった隙間時間を有効に活用できます。

特にスピーキングに苦手意識がある人にとっては、アプリを使って繰り返し口に出す練習を積むことが効果的です。

短時間でも毎日続けると試験での安定した受け答えにつながります。

英会話教室に通う

英会話教室では、講師とのやり取りを通じて本番に近い形式で練習できるのが大きな利点です。

実際の試験を想定した模擬面接を経験することで、回答の流れや時間配分に慣れることが可能です。

講師から発音や文法、内容の表現方法について具体的なフィードバックを受けられるため、独学では気づきにくい弱点を改善できます。

通い続けるうちに英語を話す習慣が自然に身につき、緊張しやすい場面でも落ち着いて答えられるようになります。

特に、実践的なやり取りを重ねる環境は、二次試験対策として効果が高い方法の一つです。

英検準2級二次試験対策におすすめのアプリ

スピフル

基本情報

スピフルの基本情報
対象年齢	小学生〜社会人
学習形式	アプリ学習
料金	3,831円/月〜

スピフルは、英語コーチングで知られるプログリットが開発したスピーキング学習アプリです。

英検の二次試験対策にも役立つ設計で、スマートフォン主体でも学習を続けやすい点が特長です。

口頭英作文や独り言英会話を通じて瞬発的に話す力を鍛えられ、AIによる添削で弱点を効率的に補える仕組みが備わっています。

口頭英作文で会話力アップ

スピフルの中心となる学習法が口頭英作文です。

日本語で提示された指示をもとに即座に英文を組み立てて発話するトレーニングで、英検準2級の二次試験で求められる瞬発的な答え方に直結します。

最初は時間がかかっても、繰り返すことで「考える→話す」の流れが定着し、英語を頭の中で日本語に置き換えずに表現できる感覚が身につきます。

さらに扱う題材は日常会話や学校生活の話題から、将来の夢や社会的テーマまで幅広く用意されているため、試験対策だけでなく応用力の育成にもつながります。

短時間で完結する課題が多いため継続がしやすく、積み重ねるほど瞬発的に意見を言える力が強化される点が大きな魅力です。

質の高いAI添削

もう一つの特長は、AIによる質の高い添削機能です。

スピーキング練習の内容を自動で解析し、文法や語彙の誤り、不自然な表現などを具体的に指摘してくれるため、自分の弱点を客観的に把握できます。

添削は単なる正誤判定にとどまらず、改善のための言い換え例や復習の優先度を提示する仕組みになっており、学習の精度を高めやすい設計です。

また、口頭英作文の自動採点機能も搭載されており、本番の面接試験を意識した練習に取り組めます。

AIによるフィードバックは即時性が高く、繰り返し利用することで改善のサイクルが短縮され、効率的に表現力を磨けます。

こうした仕組みにより、試験官に伝わりやすい自然な英語表現を短期間で身につけやすい点が評価されています。

スピフルの料金・費用

スピフルの料金
入会金	0円
1ヶ月プラン	5,478円/月
さらにお得な12ヶ月プラン	3,831円/月

スピフルは月額制と年額制の2種類の料金プランがあります。

通常プランは月額5,478円（税込）で、12か月プランを選ぶと月あたり約3,831円（税込）となり、約30％割安になります。

いずれのプランでも、口頭英作文トレーニングやAI添削機能など主要な学習機能をすべて利用可能です。

長期的に取り組む予定がある場合は年額プランを選んだ方が費用を抑えながら安定して学習を継続できるという利点があります。

7日間の無料体験も用意されており、実際に操作感や添削の仕組みを試してから判断できる点も安心です。

スピフルの口コミ・評判

英検の面接でのスピーキング対策で利用しました。

あまりお金もかけられず、家族も英語に苦手意識を持っている人間しかいない中で本人がスピーキングの勉強に集中できる教材をと思って選んだのがSUPIFULでした。

教材のおかげで毎日ぶつぶつ英語をつぶやきながら勉強に取り組んでいます。

取り扱っている内容はどちらかと言うとビジネス寄りですが、子供の将来のことを考えるとビジネス英会話を今のうちから強化できるのも良いかなと思っています。

出典：EnglishSearch

英検二次試験のスピーキング対策にSUPIFULを選んだ背景として、コスト面と家庭環境の制約がありながらも、集中して学習できる教材であったことが挙げられています。

ビジネス寄りの教材内容であっても、将来を見据えた学習につながると評価されており、長期的な視点でのメリットが意識されています。

毎日の学習習慣が形成されている点も、このサービスの効果を示しています。

スピフルでは、英会話における瞬発力と応用力を養うことができる部分がこれから、英語を子供に学習させると言う点で一番の部分であると思えました。

また、独り言英会話として、一人で英会話を楽しみたい人については、特に充実できる部分として、独り言を英語でつぶやいても、しっかり添削してくださる点が最高であると思えました。

対応デバイスは、スマホ、パソコン、タブレットどれでもOKで家庭学習には最適で、子供を英会話で独り立ちさせるためには最高のオンラインスクールであると思えました。

出典：EnglishSearch

瞬発力と応用力を重視した学習効果に加え、独り言形式の学習にも対応している点が特徴的です。

添削機能によって一人で学んでいてもフィードバックが得られるため、自主学習型の学びを支えています。

複数デバイスで利用できる利便性も高く、家庭での学習環境づくりに適したオンラインスクールとしての価値が強調されています。

シャドテン

基本情報

シャドテンの基本情報
対象年齢	社会人
学習形式	アプリ学習
料金	21,780円/月

シャドテンは、プログリットが運営するシャドーイング特化のオンライン添削サービスです。

スマートフォンで音源を聞きながら録音を提出すると、英語のプロが24時間以内にフィードバックを返す仕組みで、年末年始を含めて毎日対応します。

教材はレベルや速度で細かく分類され、英検や各種試験向けの題材も用意されています。

継続しやすい設計なので、二次試験対策の土台づくりにも適します。

シャドーイング添削でリスニング力向上

シャドテンの大きな特長は、提出したシャドーイング音声に対して毎日フィードバックを受けられる点です。

受講者が録音した音声は専門家によって分析され、発音の不正確さやイントネーションの癖、リズムの乱れなど細かい部分まで指摘されます。

そのうえで修正方法や練習の仕方が具体的に提示されるため、自己学習では見落としがちな弱点を効率的に改善できます。

添削は単なる矯正ではなく、聞き取った音を正しく再現する「音声知覚」を強化するプロセスとして設計されており、リスニング力の向上に直結します。

継続することで、聞く力と話す力の両方が鍛えられ、二次試験対策においても安定した成果を発揮できるようになります。

1,000以上の教材

シャドテンには1,000本を超える教材が用意されており、ニュース、ビジネス会話、日常会話、資格試験向けの素材など幅広いジャンルをカバーしています。

さらに、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアといった主要英語圏の音声が収録されているため、異なるアクセントや表現方法にも触れられます。

教材は定期的に追加・更新される仕組みで、学習者は常に新しい内容に挑戦できるのも魅力です。

加えて、教材はレベルや速度が段階的に設定されており、自分の習熟度に合わせて取り組みやすい構成になっています。

豊富な題材を活用することで、試験本番への準備だけでなく、将来的に実用的な場面で役立つリスニング力の強化にもつながります。

シャドテンの料金・費用

シャドテンの料金
入会金	0円
月額料金	21,780円/月

シャドテンの料金は月額のサブスクリプション制です。

公式サイト経由の申し込みは月額21,780円（税込）で、iOSのアプリ内課金を利用する場合は月額25,800円（税込）となります。

7日間の無料体験が用意されており、入会前に学習フローや添削の戻り方を確認できます。

日次添削が前提の設計なので、短期間で集中的に伸ばしたい時期にも適した価格体系です。

シャドテンの口コミ・評判

生徒一人ひとりに寄り添った丁寧な指導と、きめ細かなカリキュラムが特徴です。

講師陣は豊富な経験を持ち、さらに分かりやすい説明や親身なサポートにより、学習の理解を深めてくれます。

また、個別指導を中心とし、個々の学力や目標に合わせた指導を行うため、生徒は自分のペースで着実に成績を向上させられます。

学習環境も整っており、集中しやすい空間が提供されているため、効率的に学べると好評です。

生徒の成績向上にコミットし、保護者からも信頼を集めているんではないかと感じています。

出典：EnglishSearch

丁寧な指導と柔軟なカリキュラムによって、学習者が自分のペースで成果を上げられる点が強調されています。

講師の経験や分かりやすい説明は理解を深める要素となり、集中しやすい学習環境も効果を後押ししています。

成績向上に直結する取り組み姿勢が評価され、保護者からの信頼を得ている点も特徴的です。

アプリでは学習時間や提出をした回数などを自動で管理をしてくれるので、学習スケジュールや目標を立てるにも非常に効率的でしたし、学習をした事を毎月振り返る事も出来たので、復習に利用したりなど工夫次第で様々な使い方が出来ました。

また、アプリはアップデートの更新頻度が高く、便利な機能がどんどん充実しているので、より一層学習効率は上がっていますし、特にリスニング力は明らかに上がった実感が湧いているので、満足しています。

出典：EnglishSearch

アプリによる学習管理が効率性を高め、振り返りや復習に役立っている様子が伝わります。

更新頻度の高い改善によって機能面が充実し、継続利用の価値が増している点も印象的です。

リスニング力の向上を実感できていることは、利用者にとって大きな成果であり、サービス全体の有用性を裏付けています。

英検準2級二次試験対策におすすめの英会話教室

イーオン

基本情報

英会話イーオンの基本情報
対象年齢	満1歳から大人まで
指導形式	グループ・マンツーマン
料金体系	9,900円/月
公式サイト	https://www.aeonet.co.jp/

イーオンは全国に校舎を展開する大手英会話スクールで、子どもから社会人まで幅広い世代に対応しています。

マンツーマンからグループレッスンまで形式が選べる点が特長で、目的やレベルに合わせた柔軟なカリキュラムが整っています。

英検対策も力を入れており、筆記試験に加えて二次試験の面接練習までサポートを受けられる環境です。

学習カウンセリングや教材の充実度も高く、安心して継続できる学習体制が整っています。

オンライン英検コース

イーオンのオンライン英検コースは、自宅にいながら本格的な二次試験対策が受けられるのが大きな魅力です。

授業はZoomを用いて行われ、受講者は模擬面接の流れを最初から最後まで体験できます。

カードの音読や質疑応答といった実際の試験と同じ手順を踏むため、初めて受験する人でも当日の雰囲気をつかみやすいのが特長です。

さらに、面接官役を務める講師がその場で改善点を具体的に指摘してくれるため、短時間で修正ポイントを把握できます。

地方在住者や忙しくて通学が難しい人でも利用できるため、安定した学習時間を確保しやすいのも利点です。

こうした仕組みにより、効率的に弱点を克服しながら本番に近い練習を積める環境が整っています。

レベルの高い講師の指導

イーオンの講師陣は採用と研修に厳しい基準を設けており、指導の質に定評があります。

ネイティブ講師は自然な発音やイントネーションをモデルとして示し、受講者が本物の会話に近い環境で練習できるよう導きます。

一方、日本人講師は英検受験者がつまずきやすいポイントを理解しており、特に二次試験で出やすい質問への対応方法や解答の組み立て方を丁寧に指導します。

二つの視点を組み合わせることで、発音や表現力の向上と同時に戦略的な学習も進められるのが強みです。

講師のサポートを継続的に受けることで、試験前の不安が軽減され、本番でも落ち着いて自分の力を発揮できる自信につながります。

イーオンの料金・費用

英会話イーオンの料金・費用(税込)
入会金	11,000円
少人数グループレッスン(Acquisitionレッスン)	22,000円/月〜
少人数グループレッスン(L&A Lightレッスン)	12,375円/月〜
マンツーマンレッスン	11,550円/回〜
オンラインレッスン	2,750円/回〜

イーオンの入会金は11,000円です。

また、英検準2級コースの場合の授業料は月額9,900円で、6か月間で18回の授業が組まれています。

1回の受講あたり約3,300円で、安定した学習が見込めます。

教材費は約3,410円で、旺文社の準2級向け集中ゼミを中心に構成されています。

入会金は6ヶ月のコースは免除されるため、かかるのは月々の授業料のみです。

イーオンの口コミ・評判

フレンドリーな教師との相性が良く子供は楽しく通っています。

個別に学習計画を立ててくれるので、子供がストレスを感じることなく英語を学ぶことができていることが親として良いなと思いました。

効率的に英語を学ぶことで、短期間で英検に合格。

さらに、実践的な会話力を身につけることができて喜んでいます。

あまり好きではないと感じていた英語ですが、こちらのスクールに通ってからは英語が1番好きな教科になったと言っています。

授業を別の日に振り替えることができる点も便利ですね。

出典：EnglishSearch

教師との相性の良さと学習計画の個別化により、子供が安心して学べている様子が伝わります。

短期間で英検に合格し、会話力まで身につけられたことは成果の大きさを示しています。

学習への苦手意識が前向きに変化した点や、授業の振替が可能な柔軟な対応も評価できる要素です。

全くの英語初心者の娘が通いました。

アルファベットも書けないレベルでしたが、1年かけてアルファベットと 簡単な文章を書けるまで上達しました。

小学校からのスタートだったので、すでに英語がある程度できているお友達と一緒にスタートすることになりましたが、カリキュラムがしっかりしているのでレベルを上げてくれます。

ただ楽しく英語を話すスクールというよりは、英検などに向けてしっかりと英語力を伸ばしてくれるスクールです。

宿題が出て、授業でも振り返りをやってくれるので学習の定着がよかったと思います。

出典：EnglishSearch

初心者からのスタートでも、1年間で基礎力を確実に身につけられた点が強調されています。

周囲とのレベル差がある中でも、適切なカリキュラムによって無理なく成長できたことがわかります。

検定対策や宿題・振り返りを通じた学習の定着など、成果につながる仕組みが整っている点も大きな特徴です。

トライ式英会話

基本情報

トライ式英会話
対象年齢	幼児から大人まで
指導形式	マンツーマン
料金体系	お見積りシミュレーション
公式サイト	https://www.trygroup.co.jp/english/

トライ式英会話は、家庭教師のトライが展開する英会話サービスで、全国各地で受講が可能です。

小学生から社会人まで幅広い年齢層に対応しており、英検の二次試験対策も指導範囲に含まれています。

学習目的やレベルに応じた柔軟な指導スタイルが特長で、自宅や教室のほかオンラインでも受講できます。

個別最適化された指導により、効率よく学習を進められる環境が整っています。

すべてマンツーマンのレッスン

トライ式英会話の最大の特長は、全てのレッスンがマンツーマンで実施される点です。

講師と一対一で向き合うことで、受講者の理解度や目標に合わせた細やかな対応が可能になります。

特に英検準2級の二次試験対策では、模擬面接を繰り返し行うことで実際の試験と同じ流れを経験できるため、場慣れとともに自信がつきやすくなります。

質問の受け答えや自分の意見を述べる練習を重点的に行えるため、短期間でも効果を感じやすいのが魅力です。

講師は発音や文法の指摘にとどまらず、表現をより自然にする工夫や試験本番での立ち居振る舞いにもアドバイスを行います。

こうしたきめ細やかなマンツーマン指導は、学習効率を高めるだけでなく、本番で落ち着いて臨むための大きな支えになります。

オーダーメイドカリキュラムの幅広い指導

トライ式英会話では、受講者の学習目的やレベルに応じてオーダーメイドのカリキュラムを組み立てます。

英検準2級の二次試験を目標とする場合は、音読やイラスト描写、意見を問う設問など頻出パターンを徹底的に練習するプランが提案されます。

学校の成績向上を目指す学習者には基礎的な文法や語彙を重視したプログラム、社会人にはビジネス英語や実践的な会話練習を組み込むなど、幅広いニーズに対応しています。

カリキュラムは進捗や成果に応じて柔軟に調整されるため、常に自分の成長に即した内容で学習を進められるのも安心です。

オーダーメイドの環境は、試験対策と同時に長期的な英語力育成にも直結し、自分に合った学習の道筋を描ける点が大きな魅力です。

トライ式英会話の料金・費用

トライ式英会話の料金
入会金	11,000円(税込)
料金	お見積りシミュレーション

トライ式英会話では、受講者ごとに目標や英語力に応じてカリキュラムを組むため、料金は一律には定められていません。

費用は指導内容や学習時間によって変動し、公式には具体的な金額は公開されていません。

大まかな金額を確認したい場合は、公式サイトに用意された「料金シミュレーション」を利用すると便利です。

所要時間は30秒ほどで、必要事項を入力すれば簡単に概算が表示されるため、検討中の段階でも気軽に利用できます。

トライ式英会話の口コミ・評判

トライ式英会話で素晴らしかった点は、社会人でも学べると言う点でありました。

時間の確保が難しい社会人でも英検やTOEIC等の資格取得を目標にしても、話す、聞く、読む、書くのバランスを効率的に学ばせてくださいます。

また、トライでしか買えない教材もありますので、そこも素晴らしいと思える点でありました。

更に、多彩な講師のラインナップから選択できることや、一人ひとりに合わせたコースカリキュラムも非常に素晴らしい点でありました。

出典：EnglishSearch

社会人でも学びやすい柔軟な仕組みが評価されており、限られた時間で資格取得を目指せる点が強調されています。

4技能をバランスよく学習できるカリキュラムや独自教材は効率的な学習を支えています。

多彩な講師の選択肢や個別に設計されたコースが、幅広いニーズに応えている点も高く評価できます。

1対1の完全個別指導でレベルに合わせた英会話の授業を受けられるのがトライ式英会話の良かった点です。

教材について、トライ独自の教材も用意されていますが、こちらが希望した教材でも授業をしてくれるのも良かったです。

講師の方も経験豊富な方が多く、安心して子どもを通わせられました。

英会話なのですぐに結果が出るという訳でもなかったのですが、英検準2級に中1で合格できたのはこちらのスクールのおかげだったと思います。

出典：EnglishSearch

完全個別指導による柔軟な授業スタイルが強みとして挙げられていますね。

独自教材だけでなく希望の教材も取り入れられる点は、学習者にとって選択の自由度を広げています。

経験豊富な講師陣に支えられ、着実な成果として英検合格につながった実例が示されている点は信頼性を高めています。

まとめ

本記事では、英検準2級の二次試験について概要から試験の流れ、出題形式や評価基準までを詳しく解説しました。

試験は6〜7分の面接形式で進み、音読・イラスト描写・意見表明を通して英語を伝える力が試されます。

合格のためには、正確さに加えて積極性や態度が大きく影響する点も押さえておく必要があります。

対策法としては、音読や過去問演習で基礎を固め、アプリや英会話教室を活用して実践的な練習を重ねる方法を紹介しました。

スピフルやシャドテンといったサービス、イーオンやトライ式英会話といったスクールは、弱点を補強しながら本番に備える環境を整えるのに役立ちます。

この記事を参考に、自分に合った学習方法を取り入れれば、試験本番でも落ち着いて力を発揮できるはずです。