英検2級に合格したいけれど、効果的な学習法や試験の概要がわからず、学習計画が立てられないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、英検2級の求められる英語力や合格率、試験分野別の学習法を紹介します。
試験当日までの残り日数に沿った勉強の仕方や英検2級を取得するメリットも解説するため、モチベーションが上がって学習が捗り、英検2級の合格がグッと近づくはずです。
今後英検2級を受験する方は、ぜひ参考にしてみてください。
英検2級はリーディング・リスニング・ライティングによる1次試験と、スピーキングによる2次試験の2段階で構成されています。
以下では、それぞれの問題の概要をご説明します。
- | 問題番号 | 設問数 | 問題形式 |
---|---|---|---|
リーディング | 1 | 20 | 短文中の空所に適切な語句を入れる |
2 | 6 | 長文中の空所に適切な語句を入れる | |
3 | 12 | 長文の内容に関する質問に対して最適な選択肢を選ぶ | |
ライティング | 4 | 1 | 指定された内容に関する英作文を書く |
リスニング | 第1部 | 15 | 会話文を聞き、その内容に合致する選択肢を選ぶ |
第2部 | 15 | 物語文・説明文を聞き、その内容に合致する選択肢を選ぶ |
英検2級の1次試験の問題内容は上記の通りです。
最初にリーディングとライティングの試験を85分行い、その後、リスニング問題を25分行います。
ライティングを除いて、全てマーク式での回答となります。
なお、2級からは、医療や自然、テクノロジーや科学などのアカデミックな内容も出題されるので、あらかじめ十分な対策が必要です。
問題番号 | 問題形式 | |
---|---|---|
スピーキング | - | パッセージを音読する |
1 | 音読したパッセージに関する質問に応える | |
2 | 渡された3コマのイラストの展開を説明する | |
3 | あるトピックに関して自分の意見を述べる | |
4 | 日常生活に関するトピックに対して自分の意見を述べる |
2次試験では、日本人もしくはネイティブスピーカーと上記の内容に沿って1対1で面接を行います。
質問にはある程度パターンがあるので、過去の質問内容を確認しておき、答えをいくつかストックしておくと良いでしょう。
英検2級では「高校卒業程度の英語力」、つまり大学入試レベルの英語力が求められます。
具体的には日常の生活で使う会話から、会社での専門的な話を英語で理解し話せる力が必要となります。
そう聞くとハードルが高いように感じますが、勉強のやり方次第で、独学でも充分合格を目指せます。
2級では約5,100個の単語が出題範囲となります。
難易度も格段に上がり、準2級までで培ってきた語彙力に加えて、アカデミックな単語もインプットしていく必要があります。
英検2級の合格率は近年は公開されなくなったため、2015年から過去5年の合格率の平均を求めました。
受験者全体では受験生の4分の1程度が合格しています。
学年別でも見ていきましょう。
学年 | 合格率 |
---|---|
高校生 | 22.7% |
中学生 | 24.9% |
小学生 | 42.4% |
年齢が低い方が合格率が高いのは、英語学習に力を入れている家庭の子供しか受験していないからです。
英検2級は高校卒業程度ですので、独学で受験する方も多いですね。
試験別に見てみると、1次試験が30%、2次試験が80%の合格率となっており、1次試験突破が大きなポイントとなることがお分かりいただけるでしょう。
合格ラインは得点率65%が目安です。
ただし、合格率も低く難関のように感じますが、出題傾向などを知ってしっかり勉強すれば十分合格することができます。
ちなみに、合格に必要な学習時間は、高校生の場合が約100時間、社会人の場合が約150時間といわれています。
準2級では日常英会話を使いこなせることが合格のポイントでしたが、2級はそこに社会生活がプラスされます。
出題範囲も日本のみにとどまらず、海外の文化からはじまりビジネスにいたるまで広範囲の知識が必要とされます。
英検2級試験の特徴として、テクノロジーや文化などあらゆるトピックが出題されます。
高い社会性が求められるのです。つまり社会で実践していることを英訳できる英語力も必要となります。
ですから専門的な話題もカバーしておきましょう。
また、過去問には受験対策用のコンテンツも含まれていますので、受験対策として過去問を利用することもお勧めです。
英語4技能全てが問われる
科学や社会などの専門的な英語力が求められる
出題傾向の沿った対策を行えば独学でも十分合格できる
英検二級の試験日程を、ご紹介します。
英検二級は従来型は年に3回、S-CBT型は毎週土日に実施されています。
従来型の日程は、このようになっています。
回 | 一次試験 | 二次試験 |
---|---|---|
第一回 | 5月下旬 | 7月上旬 |
第二回 | 10月上旬 | 11月中旬 |
第三回 | 1月下旬 | 2月下旬 |
二次試験は、一次試験から1ヶ月半ごろに二次試験があります。
ですが、第三回のみは少し早く一次試験から1ヶ月後にあるので注意しましょう。
詳しい日程は、英検の公式サイトから確認が出来るので、そちらからチェックしてみてください。
S-CBT型の日程は、毎週土日に開催されています。
毎週土日に行われているので、忙しい方でも日程が調整しやすいでしょう。
エリアによっては、平日も開催されている所もあるので確認してみてください。
従来型は年に3回
S-CBT型は毎週土日
英検準二級と英検二級の違いは、こちらです。
英検2級 | 英検準2級 | |
---|---|---|
出題単語 | 3,000語 | 5,100語 |
問題レベル | 高校卒業程度 | 高校在学程度 |
長文問題数 | 18問 | 13問 |
出題分野 | 社会生活に必要な英語 | 日常英語に必要な英語 |
必要単語数は2,000個ほど違いますね。
長文の問題数が全体の五割ほどに増えていますが、その分リーディングの簡単な問題が減っています。
出題分野も社会生活の範囲からと幅広くなっています。
英検準2級よりも単語数が2,000個ほど多い
長文問題が増える
社会生活の範囲からも出題される
英検二級の一次試験の問題傾向をご紹介していきます。
医療やテクノロジーなど社会性のある話題が出題されます。
その話題について読む能力と書く能力が求められています。
なので、日頃から社会的なトピックについて関心を持つようにしましょう。
短文の空所補充は、全17問あり、語彙・熟語は4問程度で文法の問題が3割程度で出題されます。
単語の出題は、動詞・名詞の出題が一番多く40%を占め、形容詞・副詞が次に多く占めています。
熟語は、25%~30%を占めており、句動詞と名詞が多く出題されます。
文法に関しては、高校で学習する重要構文が出題されます。
長文読解の空所補充では、空所の前後の文脈が回答の手掛かりになります。
ですので、しっかりと読んでから答えるようにしましょう。
エッセイやEメール問題が出題されることがあります。
Eメール問題が出題されたときは、ヘッダーを見るようにしましょう。
ヘッダーには、発信者や宛先、日付や件名などの情報が手掛かりになります。
要約の問題では、説明文を読んでその文章の内容を要約します。
その際に、1段落ずつ1文ずつに要約できるとよりいいでしょう。
英作文の意見論述問題では、社会的トピックが出題されます。
要約の問題と意見論述問題の両方とも、下記の観点で採点されます。
こちらの観点を意識して、ライティング問題を解きましょう。
リスニングテストには、2つのパートに分かれます。
第一部、第二部ともに放送は1度のみです。
質問と回答の時間は、10秒ほどしかありません。
その間に、回答をする必要があります。
そのため、予め選択肢に目を通して内容や状況を予測しておきましょう。
第一部では、会話文が放送され、放送後会話文に対しての質問が流れるという問題形式です。
回答は、4つの選択肢があるのでその中から最適なものを選びます。
会話内容は、友人や会社の同僚との会話が一番多く、客と店員や家族、知らない人に道を尋ねるという問題が出ます。
他にも、電話での会話が出題されることもあります。
第二部は、短い文とそれに関する質問が放送されます。
こちらの回答方法も、第一部と同じで4つの選択肢の中から最適なものを選びます。
出題される内容としては、ある人物のエピソードが最も多く50%以上になります。
他にも、アナウンスや社会的・科学的トピックが出題されます。
長文はしっかりと読んで手がかりを見つけよう
4つの観点を意識してライティングをしよう
リスニング問題は先読みをしよう
英検2級の勉強法として、英語の基礎を土台にコツを押さえた勉強方法をとります。
その方法をパートごとに解説していきます。まず自分の英語力(レベル)を把握します。
そしてそれに応じた学習方法と対策をたてることが、合格への近道になります。
まずは一度過去問を解いて、どの分野が苦手なのか自身を分析しましょう。
英検は問題のPartごとに四技能の分野がくっきりと分かれているため、苦手範囲を技能別に克服していく必要があります。
そのために、まずは一通り解いてみることをおすすめします。
過去問が知りたい方は、上記から過去問を知ることができます。
リーディングの勉強法・対策方法を解説します。
リーディングの勉強で重視すべきことは以下の3つです。
単語や熟語の意味が分からなければ、どのパートの問題も解くことができません。
対象となる5,000語のうち合格には8割必要と言われています。
長期での対策でも短期での集中対策でも単語・熟語学習は必須になるので、しっかりと学習しましょう。
また、専門的なトピックでは医療やテクノロジーなどの日常では使わない単語も出題されるので、そういった単語も覚える必要があります。
~覚えるべき単語の例~
pollute
(汚染する)
survey
(調査)
variety
(多様性)
institute
(研究機関)
atmosphere
(大気)
英検2級では長文の空所補充問題も含めて、全部で5つの長文を読む必要があり、時間との戦いとも言えます。
ただし、英検の長文読解は文章を深く読まないと解答できない問題も多く出題される傾向にあるので、スキミング(飛ばし読み)は有効ではありません。
文章をしっかり、でも早く読むには長文に慣れるしかありません。
1日1長文を目安にリーディングに取り組むとよいでしょう。
読解の正確性とスピードを上げるには、文構造を理解することが大切です。
英検の長文は、「①序論➡②本論➡③結論」の構成になっているケースが多く、これを理解しておくと、わからない単語や表現にぶつかっても、大まかな内容が捉えられます。
また、文脈を理解する上では、「in contrast」や「on the other hand」などの”つなぎ言葉”を知っておくと、次にどのような内容が来るのかを予測できるので、必ず覚えておきましょう。
次にライティングの勉強法・対策方法を解説します。
ライティングの勉強で重視すべきことは以下の3つです。
英検二級のライティング問題は、環境問題や社会的な問題などの話題が多く出題されるため、社会的な話題に関心を持ち、それに対して様々な意見を知っておくことで説得力のある文章を書けるようになります。
テレビやネットでニュースを見て、日々の話題を知るように意識しましょう。
ライティングは課せられた話題に対して意見と理由を答えるテストです。
そのため、自分の中で決まった型を用意しておき、それをトピックに合わせて使いこなすとよいでしょう。
以下の4つの流れに沿って書き進めると、説得力のある文が書きやすくなるので、参考にしてください。
ライティングの際に、「書き出しがわからない」と手が止まってしまう方は多いと思いますが、そのような方はまず箇条書きで頭の中を整理するとよいでしょう。
結論とその理由を書き出し、どのような構成にするかを決めてから書き出すと、スムーズにライティングが進みます。
次にリスニングの勉強法・対策方法を解説します。
リスニングの勉強で重視すべきことは以下の4つです。
自分で発音できない音は聞き取れません。
そして、正しい発音を身に着けるにはシャドーイングがおすすめです。
シャドーイングとは、英語を聞きながら、それをまるでシャドー(影)のように追いかけながら発音していく勉強法です。
シャドーイングの際は、できるだけスクリプトは見ずに聞こえてきた音をそのまま発音するようにしましょう。
そうすることで正しい発音が身に付き、徐々に英文が聞き取れるようになります。
リピーティングとは、聞いた音声をもう一度再現する練習法です。
シャドーイングと違う点は、音声が完全に終了した後に復唱することです。
これによって、シャドーイングと同じで徐々に英語が聞き取れるようになります。
オーバーラッピング法とは、流れている音声に重ねて読み上げるという練習方法です。
流れている音声と同時に発声を行うことで、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えることができます。
シャドーイングとリピーティングが難しい方は、スクリプトを読みながら出来るオーバーラッピング法をおすすめします。
英文が聞き取れるようになるためには、とにかくたくさん英文を聞いてネイティブの発音に慣れることが重要です。
先述のシャドーイングができれば理想的ですが、聞き流しだけでも効果はあるので、ちょっとした空き時間を使って英文を聞くようにしましょう。
また、リスニングの音声はスピードが速く、1文1文和訳していてはついていけないので、英文のまま理解する英語脳になる必要があります。
英語を多く聞くことはこの英語脳を作る上でも重要なので、是非お試しください。
最後にスピーキングの勉強法・対策方法を解説します。
スピーキングの勉強で重視すべきことは以下の2つです。
スピーキングはとにかくアウトプットが重要です。
先生や友達などに面接官役をやってもらい、何度もロールプレイングを行いましょう。
できればネイティブスピーカーと話せる機会があれば理想的なので、オンライン英会話を利用するのもおすすめです。
スピーキングの試験では、発音や内容もさることながら、アティチュード、つまり姿勢や意欲が重要になります。
具体的には、大きな声でゆっくりと、面接官の目を見て話すことの2点が重要です。
万が一、面接官の話している内容が理解できなかったり、言いたいことがまとまらなかったとしても、諦めない姿勢が評価につながるので覚えておきましょう。
まずは過去問を解こう
過去問のPartごとで四技能の何が足りないのかを分析
技能別おすすめの学習方法
英検対策におすすめのスクールを紹介します。
今回ご紹介する英検対策が出来るスクールは、こちらです。
スクール名 | 料金 |
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クラウドEnglsih | 無料カウンセリングにて開示 |
トライ式英会話 | お問い合わせにて開示 |
詳しい詳細は、以下より解説していきます。
クラウドEnglishの基本情報 | |
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対象 | 中学生~高校生 |
授業形態 | オンライン |
講師の国籍 | 日本人 |
展開地域 | 全国各地 |
短期集中で英検2級合格を目指すなら英検特化のオンライン英語塾「クラウドEnglish」がおすすめです。
同スクールはこれまで、1,000名に上る受講生をたった3ヶ月で目標級の合格へと導いてきた実績を持っており、培ってきた英検合格のノウハウは業界随一といえます。
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クラウドEnglishでは、英検の対策指導に加え、「英検をどのように使うか」といったより上流部分の戦略まで提案してくれます。
受験前に将来も見据えた大きな目標を立てることで、レッスン期間の最後まで高いモチベーションを維持したまま学習に取り組めるでしょう。
このように、一般的な学習塾や英会話教室では手の届かない部分まで丁寧にサポートしてくれるのは、クラウドEnglishならではの魅力といえます。
クラウドEnglsihの料金は、公開されていません。
そのため、料金を知りたい方は無料カウンセリングで聞くことが出来ます。
LINEで30秒で聞けるので、知りたい方はぜひ下記より無料カウンセリングを受けてみてください。
徹底した学習管理によって3ヶ月で英検2級合格を実現
英検受験後までサポート
トライ式英会話の基本情報 | |
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対象 | 小学生~大人 |
授業形態 | マンツーマンレッスン(オンラインも可) |
講師の国籍 | ネイティブ |
展開地域 | 全国各地 |
特にリスニングとスピーキングはネイティブスピーカーと実際にコミュニケーションを取り、その発音に慣れることが最も効果的な学習法です。
これら2つのスキルを高めるには、ネイティブ講師が多数在籍しているトライ式英会話がおすすめです。
トライ式英会話の講師陣は、ただネイティブであるだけでなく、全員が指導経験豊富な一流講師です。
さらに、同スクールはマンツーマンレッスンを行っているので、レッスン中はその講師を独り占めできます。
先述の通り、英検2級に合格するには英語4技能全てで高いスキルが求められますが、それぞれの能力値は受講生によって様々で、それに応じた対策が必要です。
トライ式英会話では、生徒の学力を分析し、英検2級合格に必要なスキルが最短で身に付くような、オリジナルのカリキュラムを作成してくれます。
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トライ式英会話は、料金が公開されていません。
なぜなら、一人一人に寄り添ったカリキュラムを作成するため、料金が異なるからです。
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ネイティブ講師を独り占め
最短距離で合格に到達できるオーダーメイドカリキュラム
英検2級のおすすめの参考書をご紹介します。
2024年度版 英検2級 過去6回全問題集の基本情報 | |
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特徴 | 二次試験も含めた過去6回分の試験と解説が収録されている。 |
料金 | 1,760円(税込) |
出版社 | 旺文社 |
2024年度版 英検2級 過去6回全問題集は旺文社の大人気シリーズです。
二次試験も含めた過去6回分の試験と解説が収録されており、1次試験はもちろん、2次試験の対策まで行えます。
リーディング対策では実際の問題をこなし、英検の出題傾向をしっかりつかむことが一番効果的です。
また、この参考書には問題以外にも「英検インフォメーション」という試験情報の詳細が記載されているので、受験生は必ず持っておきたい1冊です。
英検2級ライティング大特訓 | |
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特徴 | ライティングに必要な能力を全て学べる |
料金 | 1,400円(税抜) |
出版社 | アスク出版 |
英検2級ライティング大特訓では、「エッセイ問題が得点源になる」というテーマを持った本になります。
この本をこなすことで英文を書く上で大切となる文章の構成力、必要な語彙力、様々なテーマに対応できるアイデア力が身につきます。
また、この1冊の内容が完璧にマスターできれば、2次試験のスピーキングでもその効果を発揮します。
英検2級リスニング問題120 | |
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特徴 | 厳選された英検の過去問 |
料金 | 1,500円(税抜) |
出版社 | 旺文社 |
「英検2級リスニング問題120」では、厳選された英検の過去問が使用されています。
また、後半にはオリジナルの模擬テストが挿入されており、自分のリスニング力を試すことができます。
徹底的に分析された出題傾向に沿って問題が作成されているため、本番さながらの模擬テストとなっています。
リスニング力を伸ばしたい方にはおすすめの一冊です。
10日でできる! 英検2級二次試験・面接完全予想問題 | |
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特徴 | 2次試験のノウハウから流れまで学べる |
料金 | 1,320円(税込) |
出版社 | 旺文社 |
「10日でできる! 英検2級二次試験・面接完全予想問題」は、2次試験の予想問題が10回分ついており、十分な面接対策ができます。
また、試験に必要なノウハウだけでなく、試験当日の流れを収録したDVDがついているなど、受験生の不安をすべて解決できるような1冊になっています。
参考書を使って対策してみよう
過去問を解いて練習
単語と文法は英語4技能全ての基礎となります。
そのため、英検の勉強を始めるのが2〜3カ月前なら単語や文法など基礎知識のインプットを行いましょう。
記憶を定着させるには、反復練習が重要ですので、単語帳や参考書は何度も繰り返し使いましょう。
1カ月前であれば、過去問題集を繰り返し解き、試験問題に慣れておくことが大切となります。
同時に先述の回答パターンとあらゆる話題を意識したライティングの練習もしておきましょう。
バランスを考えた勉強方法で追い込みをかけます。
タイムリミットが近いこの期間は自分の弱点を克服することに集中します。
加えて、伸ばしやすいライティングに充てるのがいいでしょう。
今まで学習してきたことを定着させること、間違えやすい箇所の復習などに傾注しましょう。
単語は例文といっしょに覚える
長文は箇条書きから始めると全体の流れが掴める
英語で話すことに慣れるよう、周囲の人との練習の機会を増やす
覚える単語や文法を増やして過去問に取り組む
試験まで残り一ヵ月しかないという方におすすめの勉強法は以下の通りです。
それでは見ていきましょう。
英単語は長時間で覚えるものではありません。
長いスパンで定期的かつ、短時間で繰り返し学習をすることで初めて定着します。
理想は一つの英単語に対し一週間以内に5回以上の反復学習を行うことです。
おすすめは朝15分、夜15分で、1日100単語の学習を行うことです。
上記の単語学習とは別に、週3日60分の学習を行いましょう。
1時間のトレーニングの内訳は以下の通りです。
細かく見ていきましょう。
まずはリスニングの練習ができるアプリを準備しましょう。
リスニングの練習では聞き取れない部分が聞き取れるようになるまで音声を何度も繰り返しましょう。
文章が明確になったら、音読やシャドーイングを繰り返すことがおすすめです。
リーディングでは過去問を利用しましょう。
読んでいるうちにわからない英単語があると思いますが、調べながら読むことは厳禁です。
また、頭の中で全てを日本語訳するのもやめましょう。
英文を英文のまま語順通りに理解することで反復練習の意味が生まれます。
スピーキングではアウトプットが何より大切です。
中学レベルの英文法でいいので、自身が言いたいことを英文として口に出してみましょう。
短い時間でも定期的に行うことで二次試験のスピーキングに効果的です。
1日100単語を毎日30分反復しよう
週に3日は60分時間を取ってトレーニングしよう
英検2級を取得すると、大学入試で優遇されたり、転職に有利だったり、海外留学ができたりと、さまざまなメリットがあります。
また、そのようなメリットや優遇があれば英検2級取得のための学習に対するモチベーションアップにつながります。
英検2級は基礎英語力があることの証明となりますので、交換留学などの際、有利になることもあります。
ただし、英検は日本のみで実施されている試験で、国際的な知名度は高くありません。
TOEFLやIELTSのスコアを基準にしている学校も多いので、事前にチェックが必要です。
それでも、英検2級の英語力は留学時にきっと役に立つので、取得しておいて損はありません。
英検2級を取得していれば、内申書の加点や科試験免除など、受験で優遇されます。
場合によっては英検2級以上の保持者のみ受けられる試験もあるので、かなり有利です。
さらに入学後に英語科目の単位認定や入学金の免除、奨学金の授与などの優遇を受けられるケースもあります。
英検の大きなメリットとして、一度取得してしまえば半永久的に保持できる点が挙げられます。
学生時代に2級に合格できれば、就活時にも履歴書に書くことができ、有利に働くのはもちろん、企業選びの幅が大きく広がります。
英検は英語技能が評価できる資格
基礎英語力があることの証明でもあり、交換留学の際に有利になる
履歴書にも書けるため、就職に有利
英検2級のレベルは高校卒業程度と言われています。
つまり多くの方々がその力を持っていることになります。
英検2級を取得すればさまざまなメリットがあります。
受験生であれば入試が優遇されたり、社会人であれば転職に有利になることもあります。
英検2級を取得することは英語力の証明でもありますから、外国の方とのコミュニケーションを楽しむことも夢ではありません。
楽しく勉強してさまざまなメリットのある英検資格を取得しましょう。
「英検2級 勉強法」に関してよくある質問を集めました。
基本的には年3回です。2021年度の検定試験は5月・10月・1月の3回ですが、新型コロナウィルスの影響で変更や中止も想定されます。課せられる試験は一次試験と二次試験。通っている塾などが英検を実施していれば英検担当者を通して、団体が英検を実施してしない場合は近隣の団体を通して、個人は本会場で申し込むことができます。
英検2級のレベルは高校卒業程度の英語力と言われています。合格するためには長文読解力や専門知識も知っておく必要があるなど、実用的な英語力が求められます。2級を目指す人のレベルにもよりますが、準2級の英語力があれば35時間ほどの学習で合格できるでしょう。自分のレベルと弱点を知り、楽しみながら2級を目指しましょう。