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更新日 2024.8.30

英検準1級について紹介!試験対策やおすすめの塾など

英検準1級の受験を考えていませんか。

公益財団法人日本英語協会が行う英検はリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能のレベルを証明できる日本で最も有名な試験の一つです。

近年では高校受験や大学受験などでも英語力の証明として使われています。

ただ、英検は傾向や評価基準がある程度決まっており、英検のポイントを押さえておくことが合格への近道となります。

今回はそんな英語検定準1級のレベルや試験日、出題内容や対策を徹底解説していきます。

英検準1級をとるためにおすすめの塾も紹介するので、参考にしてみてください。

英検とは?

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英検について

英検とは公益財団法人日本英語協会が行う試験で、1級から5級まで7つの級があります。

試験問題はリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能で日常生活からアカデミックなことまで、社会で必要となる英語力を測ることができる試験となっています。

英検のレベルについて

英検は中学初級レベルの5級から大学上級レベルの1級までの7段階です。

各級のレベル
1級 大学上級程度
二次試験では2分間のスピーチとその内容への質問がされる
準1級 大学中級程度
エッセイ形式の実践的な英作文が出題される
2級 高校卒業程度
医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解も出題
準2級 高校中級程度
教育や科学などを題材とした、長文の穴埋め問題が加わる
3級 中学卒業程度
二次試験でスピーキングテスト。
英語で考えを伝える
4級 中学中級程度
出題形式や内容が、より実践的に。
身近なトピックを題材とした読解問題が加わる
5級 中学初級程度
英語を習い始めた人の最初の目標。家族のことや趣味、スポーツなど身近な話題が出題される。

英検準1級は大学中級程度でエッセイ形式の実践的な英作文に問題が出題されます。

実際に使える英語力の証明に使うことができます。

準1級の上は大学上級程度の英検1級もあり、2次試験にはスピーチとその内容に対する質問があります。

英語の知識だけでなく、相手に伝える発信力や対応力も求められます。

英検準1級の合格点・合格率について

英検準1級は英検CSEスコアで合否判定がされます。

「英検CSEスコア」とはユニバーサルなスコア尺度CSE (Common Scale for English) を英検の各級で表記したものであり、客観的に英語力を測ることができます。

英検準1級の合格点は以下の通りです。

英検準1級の合格点
一次試験(R・L・W) 1792/2250(満点)
二次試験(S) 512/750(満点)

英検の特徴として、同じ正答数であっても回次によってスコアが異なること、技能のバランスが重要になることが挙げられます。

そのため、しっかりと対策しどの分野でも安定して正答出来るように対策することが必要です。

また、合格率を単純計算すると、満点と合格点の関係から約8割正答できるのが良いでしょう。

しかし、あくまで目安ですのでご注意ください。

英検の試験日

英検は年3回実施されており、下記のスケジュールとなっています。

--- 申し込み 1次試験 2次試験
第1回 3月中旬〜5月上旬 5月下旬〜6月上旬 7月上旬〜7月中旬
第2回 7月上旬〜5月上旬 9月下旬〜10月上旬 11月上旬〜11月中旬
第3回 11月上旬〜5月中旬 1月中旬〜1月下旬 3月上旬

第1回検定は5月下旬〜7月中旬に実施、第2回検定は9月下旬〜11月中旬に実施、第3回検定は翌年1月中旬〜3月上旬に実施されます。

3級以上は一次試験と二次試験に分かれて、一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能の筆記試験を行い、二次試験はスピーキングの試験を行います。

POINT

✔︎英検準1級は大学中級程度

✔︎英検は年3回実施

✔︎3級以上は二次試験もある

英検準1級について

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以下では、英検準1級について解説していきます。

試験内容について紹介するので、始めて英検準1級を受ける方必見です。

英検準1級の一次試験

一次試験は筆記(リーディングとライティング)とリスニングの計120分で構成されています。

場面・状況 家庭、学校、職場、電話、講義など
話題 社会生活一般、芸術、文化、医療、テクノロジーなど

ライティング

ライティングの問題形式と問題文の内容は下記の通りです。

問題形式 問題文の種類 解答形式
英文要約 短文、会話文 記述
英作文 説明文、評論文など

英文要約は200語ほどのアカデミックな文章を読み、サマリーをできるだけ自分の言葉で作成する問題です。

語数は60から70ワードほどで、英文とは違った英単語を使うのが望ましいです。

2問目は英作文で、指定された社会的な話題に対して、賛成か反対かを述べるものが多いです。

序論、本論、結論の構成で英作文を作ることが求められ、語数は120から150語ほどです。

リーディング

リーディングの問題形式と問題文の内容は下記の通りです。

問題形式 問題数 問題文の種類 解答形式
空所補充(短文) 18 短文、会話文 4択問題
空所補充(長文) 6 説明文、評論文など 4択問題
内容一致選択(長文) 7 説明文、評論文など 4択問題

空欄を埋める問題は、文脈に合う適切な国を補うものと長文で文脈に合う適切な語句を補うものの2種類があります。

長文の内容一致選択問題では説明文や表論文を読み、文章の内容に関する質問に答えていきます。

どれも選択肢が印刷されている4択問題です。

リスニング

リスニングの問題形式と問題文の内容は下記の通りです。

問題形式 問題数 問題文の種類 解答形式
会話の内容一致選択 12 会話文 4択問題
文の内容一致選択 12 説明文など 4択問題
Real-Life形式の内容一致選択 5 アナウンスなど 4択問題

リスニングは全て放送回数が1回の問題です。

会話の内容一致選択では、会話の内容に関する質問に答える問題です。

文の内容一致選択問題では、パッセージの内容に関する質問に答えます。

Real-Life形式の内容の一致選択問題ではReal-Life形式の放送内容に関する質問に答えるものとなっています。

英検準1級の二次試験

英検準1級には、二次試験でスピーキングテストもあります。

英語での面接で約8分の試験を行います。

スピーキング

面接は個人面接で、面接委員は1人です。

下記の形式でナレーションや応答の内容、発音や文法、積極的にコミュニケーションを取ろうとする意欲や態度などの観点で評価を行います。

形式・課題 形式・課題詳細 問題数
自由会話 面接委員と簡単な日常会話を行う。 ----
ナレーション 4コマのイラストの展開を説明する。(2分間) 1問
受験者自身の意見を問う問題 イラストに関連した質問に答える。 1問
受験者自身の意見を問う問題 カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。 1問
受験者自身の意見を問う問題 カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える。 1問

まずは、挨拶など面接委員と簡単な日常会話を行います。

その後、4コマのイラストの展開を自分で説明してみるナレーション問題、イラストに関連した質問に答える問題があります。

その後、カードのトピックに関連した内容について2つの質問に答え、最後にカードのトピックに関連した社会性のある内容についての質問に1問答えます。

過去に出題された社会性のある話題は、在宅勤務やレストランでの喫煙、キャッチセールスなどです。

POINT

✔︎記述問題もある

✔︎ナレーションや応答の内容が評価対象

✔︎社会性のある話題も出題される

英検準1級のレベルを他資格と比較すると

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以下では、英検準1級のレベルを他の英語資格と比較していきます。

英検準1級は他資格でいえばどのレベルになるのか、また逆に他資格は英検でいえばどのレベルになるのかを紹介します。

英語資格は受験や就活で使用する場面が増えるでしょう。

英語資格は資格ごとにそれぞれ大きな特徴があるため、自分の得意分野の資格を受けるのが良いでしょう。

他資格のレベルを把握しておくことは重要であるため、受験する際の参考にしてみてください。

英検 TOEIC L&R TOEFL iBT CEFR
1級 945〜990 95〜120 C1
準1級 785〜940 72〜94 B2
2級 550〜780 42〜71 B1
準2級 225〜545 - A2

英検準1級のレベルはTOEICでは785〜940、TOEFLでは72〜94、CEFRではB2であることが分かります。

ぜひ参考にしてみてください。

POINT

資格ごとのそれぞれのレベルを確認しよう

英検準1級のレベルはTOEICでは785〜940

英検準1級のレベルはTOEFLでは72〜94

英検準1級の試験対策

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こちらでは、英検準1級に合格するために必要な対策を技能ごとに解説します。

英検準1級の一次試験対策

英検準1級の単語・熟語対策

英検準1級では、膨大な量の単語数が必要となり、その数およそ7,500〜9,000語です。

英検2級に必要な単語はおよそ5,000〜6,000語であることから、英検準1級と英検2級では必要な単語数、難易度がかなり異なります。

そのため、なんとなくで勉強するのではなくしっかりと単語、熟語の対策をする必要があります。

英検対策に特化した英単語学習教材や無料のスマホアプリを使うのもよいでしょう。

英検準1級のライティング対策

英検準一級では、大学中級程度の語彙や文法を使って論理的な記述ができるレベルが求められます

まずは問題文の論旨や各段落に書かれている内容を2分ほどで理解できるように練習しましょう。

文章の内容がわかったら、各段落の内容を数文でメモします。

なるべく問題文にはない言葉で表現できるように、単語集などで英検準1級レベルの英単語を身につけるのがおすすめです。

一貫性のある要約文を書くために、不要な修飾語はなるべく削って指定された語数をオーバーしないように確認しましょう。

自分の意見を各問題では、序論、本論、結論の構成で書くことが求められています。

真ん中の本論の部分では、段落の冒頭にトピックセンテンスを書くことと、トピックセンテンスの根拠となるサポーティングセンテンスを数文書くと、分かりやすい文章となります。

トピックに関して、どちらの立場に立つのかを決めてポイントを列挙するための表現や結論を述べるときの表現など、どのトピックが出されても使える表現を覚えておくと、スムーズに文章を書くことができます。

英検準1級のリーディング対策

長文読解では様々なジャンルの専門的な文章を理解できるスキルが求められます。

長文の内容としては文化的、歴史的な側面を扱う文章が多いです。

長文読解で文章を読むスピードを上げて正答率を上げるためには『英検準1級総合対策本』などの参考書がおすすめです。

英検でよく出題される長文の構成や読み方のコツなど、短い時間で正確に文脈を理解する方法を学ぶことができます。

また、時間内に読み切るためにタイトルと最初の数文はじっくりと読み、残りの部分は5W1Hに注目して速読すると、短い時間で問題を理解することができます。

大問2は空所の前後を丁寧に読み取り、段落全体の流れを把握した後に、文章全体の流れを把握して選択肢を絞り込みましょう。

大問3は文章の流れと設問で聞かれる順番はほぼ同じなので、集中力を切らさずに長文を読み切る練習をしましょう

英検準1級のリスニング対策

リスニングに慣れておらず基礎から学びたい人は『英検準1級総合対策教本』がおすすめです。

英検の出題パターンに合わせた対策本となっており、多くの情報から問題を解くのに必要なものだけを聞き取る練習ができます

リスニングでは専門用語が多く出題され、難しい内容が通常通りの速度で読み上げられるので、全てを完璧に聞き取るのではなく音声から問題を解くのに必要な要点をつかむスキルを磨かなければいけません。

問題の大意をつかむためには同意しているのか否定しているかなど、会話でよく出てくる表現を理解できるようにして、リスニング中に次の展開まで予想できるように慣れる必要があります。

5W1Hの要素が出てきたら出題されることが多いので、素早くメモを取りすぐに回答できるようにしておきましょう。

英検準1級の二次試験対策

英検準1級のスピーキング対策

スピーキングテストは1次試験を通過した人だけが2次試験で受ける面接形式のテストです。

ナレーションは2分間で4コマのイラストの展開を説明するもので、イラストが描かれたカードを見てストーリーを説明した後に、イラストに関する質問がされます。

過去の出題例は在宅勤務やレストラン内の喫煙など社会性のある内容が扱われることが多いです。

スピーキングは参考書だけで経験を積むことは難しいですが『14日でできる!英検準1級二次試験・面接完全予想問題』を使うと、予想問題14回分を経験できます。

面接では態度という評価項目もあるので、積極的にコミュニケーションを取ろうとしている姿を見せることが重要です。

入退室の際の挨拶やアイコンタクトなど、できる限りのことを行いやる気を見せましょう。

英検準1級レベルのスピーキングテストは、社会問題に関わる難易度の高い語彙をすぐ理解して、自分の言葉として使う必要があります。

とはいえ、緊張をして頭が真っ白になってしまうこともあるので、一つの伝えたいことに対して複数の表現を覚えて日々使えるようにしておくことが重要です。

POINT

✔︎問題の大意をつかむ練習をする

✔︎様々なジャンルの専門的な文章を理解できるスキルが求められる

✔︎社会性のある内容が扱われることが多い

英検準1級をとるためにおすすめの塾は?

以下では、英検準1級をとるためにおすすめの塾について紹介していきます。

今回紹介するのは、ワンコイングリッシュです。

ワンコイングリッシュ

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ワンコイングリッシュの基本情報

ワンコイングリッシュの基本情報
授業形態 4〜7名の完全少人数制指導・個別指導
対象年齢 学生・社会人
対策できる技能 リスニング・スピーキング
校舎 新宿校・横浜校・渋谷校・五反田校・池袋校・吉祥寺校・
飯田橋校・銀座校・上野校・三軒茶屋校・オンライン校

ワンコイングリッシュの特徴

ワンコイングリッシュは新宿、渋谷、五反田、池袋など都内9校と横浜に1校、オンラインで1校を展開する英会話スクールです。

英語を勉強したいと考える全ての人向けにグループレッスンを1時間550円とリーズナブルな価格で提供しています。

オンラインにも対応しているので、対面授業もリモートでのオンライン英会話も利用できます。

スクールの内装や広告費にお金をかけないことで、リーズナブルな価格を叶えています。

講師の採用や研修には徹底的にこだわっており大手英会話学校と変わらないクオリティを提供しています。

グループレッスンではサークル感覚で基礎から勉強したい人や日常英会話を使いこなせる人など、同じレベルの人と楽しみながら英会話を身につけられます

ワンコイングリッシュの授業料

グループレッスンは1時間550円、マンツーマンレッスンは3,390円〜と格安で提供しています。

英会話レッスンの提供だけでなく、格安料金での留学サービスやお花見、クリスマスなどのイベントも開催しており、勉強した英語を実際に使う場所の提供も行っています。

ワンコイングリッシュの口コミ

こちらでは、ワンコイングリッシュに通っている生徒の生の声を紹介します。

テキストを使うだけでなく、先生やクラスメイトと会話を楽しむことができることが良いです。

また、プライベートレッスンではレッスンごとに先生を選ぶことができ、それぞれの先生の出身国の文化を知ることができるところも良いです。

レベルに合わせて話すスピードを変えてくれているようなのでありがたいです。

また色々な国の先生と英会話の練習が出来る点もよかったです。

話すときに抵抗感がなくなってきたときに成長を実感できます。

テキストで英語を学ぶだけでなく、様々な国の先生と会話を楽しみながら学ぶことができたという声が多かったです。

また、レベル別にグループレッスンが行われているので、自分に合ったレベルで英会話を楽しむことができるのもおすすめです。

ワンコイングリッシュがおすすめな理由

ワンコイングリッシュ最大の特徴は、やはり1レッスン550円〜というリーズナブルな価格体系です。

広告費や施設費を削減することで、講師の質は落とさずに始めやすい価格帯でレッスンを受けられます。

利用者は体験レッスンが楽しく初めて見た人や時間ができて新しい趣味として始める人などが多く、気軽に英語学習を始められるのもおすすめのポイントです。

また、校舎が多く対面でも通いやすい点が特徴です。

新宿や池袋、横浜など都心に多くの校舎があるので、オンラインではなく対面で英会話レッスンを受けたい人におすすめの環境と言えます。

POINT

✔︎様々な国の講師と会話を楽しめる

✔︎リーズナブルな価格が魅力

✔︎校舎数が多く通いやすい

まとめ

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本記事では英検準1級のレベルや出題内容、対策方法を紹介し、英検対策におすすめの60分550円から通える英会話スクールワンコイングリッシュを紹介しました。

英検準1級は大学レベルの英語力が求められ、専門的な英文や会話を理解できるようにする必要があります。

4技能のどの分野が苦手かを考え、重点的に対策を行いましょう。

リスニングやスピーキング力を伸ばしたい場合は、英会話で実際の会話を楽しみながら学ぶのもおすすめです。

ワンコイングリッシュに通っている生徒からはテキストで英語を学ぶだけでなく、様々な国の先生と会話を楽しみながら学ぶことができたという声が多く、レベル別にレッスンをしているので初心者から上級者まで対応している英会話スクールとなっています。

気になった方はまずはお問い合わせをしてみてください。

<【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「英検準1級」に関してよくある質問を集めました。

英検準1級の受験対象学年は?

英検準1級は誰でも受験することができますが、英語レベルの目安としては大学中級程度です。エッセイ形式の実践的な英作文に問題が出題され、実際に使える英語力の証明に使うことができます。準1級の上は大学上級程度の英検1級もあり、2次試験にはスピーチとその内容に対する質問があります。英語の知識だけでなく、相手に伝える発信力や対応力も求められます。こちらを参考にしてください。

面接で大切なポイントは?

面接では態度という評価項目もあるので、積極的にコミュニケーションを取ろうとしている姿を見せることが重要です。入退室の際の挨拶やアイコンタクトなど、できる限りのことを行いやる気を見せましょう。英検準1級レベルのスピーキングテストは、社会問題に関わる難易度の高い語彙をすぐ理解して、自分の言葉として使う必要があります。ただ、緊張をして頭が真っ白になってしまうこともあるので、一つの伝えたいことに対して複数の表現を覚えて日々使えるようにしておくことも重要です。こちらを参考にしてください。

この記事を企画・執筆した人
-EnglishSearch編集部-
この記事は、EnglishSearchを運営している株式会社デジタルトレンズのEnglishSearch編集部が企画・執筆した記事です。
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