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英語のスラングを使おう!流行りのフレーズと使うときの注意点を徹底解説| EnglishSearch

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更新日 2023.10.26

英語のスラングを使おう!流行りのフレーズと使うときの注意点を徹底解説

英語のスラングを使ってみたいけれど「そもそも、どんなスラングがあるの?」「スラングを使うタイミングっていつ?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、英語圏でよく使われているスラングをご紹介します。

そもそもスラングとは何なのか、基本からしっかりと解説するので、スラングを使う場面を具体的にイメージできるはずです。

スラングの使い方のコツをつかんで、友人たちとより親密な関係を築きましょう。

この記事のポイント
  • 英語の「スラング」とは何か?
  • 【最新】英語のスラングを紹介
  • 英語のスラングを使うときの注意点を解説

そもそもスラングとは何なのか?

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そもそも今回ご紹介していく英語のスラングとは、私たちが学校教育で習ってきた英語とは違う、くだけた表現のことです。

日本語でも、文章にすることはない会話のみで使われる言葉がありますが、英語のスラングも同じく主に会話で使われます。

日本語に直訳すると「俗語」

英語の「スラング」を日本語に直訳すると「俗語」になります。

その時々の流行りを反映しているものもあり、コミュニケーションの中でも、日常的な会話など軽い場所を中心に使われます。

そのため、使う場所を誤ると失礼に当たる場合があるため、正式な表現も同時に頭に入れておくと良いでしょう。

教科書に載らないようなくだけた表現

スラングは基本的に英語の教科書や参考書には載らない、くだけた表現です。

教科書に載っている表現は日常会話としては硬い表現のものや、古い言い回しのものもあります。

日本語にも多くある「若者言葉」や「略語」と同じように英語のスラングではスペルを略して使うものもあります。

会話をよりネイティブが使っている形に近づけるにはスラングを知ることが必要になるのです。

海外でも国によって意味や使い方が異なる

一言に「英語のスラング」といっても、国によって意味や使い方が変わってきます。

アメリカでは通じるスラングでも、イギリスやオーストラリアではまったく通じないスラングもあるので、注意が必要です。

スラングに興味のある方は、複数国で使われている同じ意味のスラングを比較して、違いやニュアンスを楽しむこともおすすめします。

友人とのコミュニケーションで使われている

スラングはビジネスシーンではなく、友人とのコミュニケーションやSNSで使われるものです。

実際に外国で使う場合、場面での使い分けの線引きを明確にしないと、失礼になってしまったり、常識がない人だと思われてしまいます。

そのため、まだスピーキングに不安のある場合は、スラングを使うことは極力避けたほうがいいでしょう。

まずは正しい表現を学んで使えるようになってから、スラングに挑戦してみることをおすすめします。

使いこなせるとかっこいい!

スラングを使いこなせるようになると、会話がネイティブに近い形になるので、英会話上級者に近づきます。

くだけた表現で海外の人と話すことで、「よくその言葉知ってるね!」と驚かれたり、褒められたりする場合もあることでしょう。

コミュニケーションもよりスムーズになるので、理解した上で使うようにしていきましょう。

漫画やアニメを見る際にも、スラングを知っていれば、キャラクターの感情がよく伝わってくるはずです。

POINT

英語のスラングとは「俗語」

国によってスラングは違うので注意が必要

スラングを理解して会話に入れるとかっこいい

ネット(SNS)で使われている英語スラング10選

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初めに紹介するのは英語のスラングの中でも、主にインターネット上で使われるネットスラングです。

SNSで使用される英語スラングの多くは、流動性が高く常に新しいスラングが登場しています。

ここからは、最新のネット(SNS)で使用されているスラングを紹介していきます。

単語 意味
this 同意する
JK なんちゃって
OMG マジで
lol
ROFL 大爆笑
IDK 分からない
ASAP 出来るだけ早く
TGIF 華金
RIP 終わりだよ
TMI もう十分だよ

this(同意する)

「this」はネット上だと、誰かの意見に同意する意味のスラングで使われます。

あくまでもネットスラングなので、コミュニケーションにおいて使うことがないよう注意しましょう。

ちなみに、「that」を使ったスラングとして、「That it」で「それな」という意味になることも面白いポイントです。

JK(なんちゃって)

「JK」は文末につけることで、「なんちゃって」と少しくだけた雰囲気にすることのできるスラングです。

「Just kidding」を略した表現で、口語に使うにはやはり適していません。

このようなイディオム中の文字を取って略された表現は数多くあるため、一度調べてみることをおすすめします。

OMG(マジで)

「OMG」は「Oh my God」の略語としてよく使われるネットスラングです。

この表現は驚きや興奮を表現する時に使用されることが多く、女性に使われる傾向が高いというのが特徴です。

スラングは共通して軽い表現になってしまうことが多いため、深刻な場面やビジネスの現場では控えるように注意しましょう。

lol(笑)

「lol」は「laughing out loud」の頭文字をとった表現です。

これを直訳すると「大きな笑い声」や「大爆笑」という意味ですが、日本語の表現では文章中に使う「笑」の役割を果たします。

やや古い表現になりますが、現在でもネット上でよく使われるスラングとなります。

ROFL(大爆笑)

「ROFL」は「laughing out loud」の頭文字をとった表現です

これを直訳すると「床の上を転げまわるほど笑う」という意味になることから派生して、lol(笑)よりもさらに笑う大爆笑という意味になります。

主にメールやチャットなどのやり取りの際に使用される事が多いです。

IDK(分からない)

「IDK」は、「I don’t know.」の頭文字をとった略語です。

主に、チャットやメールなどで相手の文章の意味が理解できない際に利用されることが多いです。

非常にカジュアルな表現になっているため、ビジネス文書や公的な文章の際には使用することを控えましょう。

ASAP(出来るだけ早く)

「ASAP」は「as soon as possible」の頭文字をとって省略した表現です。

「出来るだけ早く」という意味の表現で、友人や家族とのメールやチャットのやり取りで使用することが多いです。

また、こちらの表現は社内で連絡を取る際にも使用されていたりします。

TGIF(華金)

「TGIF」は、「thank God it’s Friday」の略語です。

「神様ありがとう、やっと金曜日だ」といったニュアンスで、平日の5日間の仕事や学校が終わりこれから休日を喜ぶ気持ちを表現しています。

家族や友人間でのやりとりで使用されることが多いです。

RIP(終わりだ)

「RIP」は、ラテン語のrequiescat in paceの略語です。

本来は、「安らかに眠れ」や「ご冥福をお祈りします」の意味ですが、若者の間ではなにか問題を起こしてしまった際に「死んだ」や「やらかした」というニュアンスで使用されています。

TMI(もう十分だよ)

「TMI」は、too much informationの略語です。

「情報が多すぎる」という意味を表現する単語で、「もういいよ」や「もう十分」といったようなニュアンスで使用されるケースが多いようです。

POINT

アメリカと英語でスラングは違う

正規の表現から何か略されてできたものもある

ネットのみで使えるスラングもある

【単語】英語スラング10選

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次に、アメリカで使えるスラングの単語を一覧でご紹介します。

紹介するスラングは以下の通りです。

単語 意味
im アイム
yeet イエス!
snatched クール・おしゃれ
Bucks ドル
Fam 家族・親しい友人
Mate 友人・友達
Bae 恋人・大好きな人
Flick 映画
Hangover 二日酔い
abs 腹筋

im(アイム)

「im」は主にSNSのメッセージやメールで使われるスラングで、意味は「I'm」とまったく同じになります。

タイピングにおいて、アポストロフィの入力は面倒なので、省略されることが多くなっているのです。

日本でもネット掲示板において、タイピングの過程で省略されている言葉を見かけたことがある方は、より気持ちが分かるでしょう。

yeet(イエス!)

「yeet」は口語にすると「イエス!」となり、テンションが上がり興奮気味になっているときに使います。

日本語にすると「イェーイ!」といった表現が近いイメージになります

テンションを高く表現したいと時に、同じ文字を伸ばす傾向にあるのは同様のため、活用しやすいでしょう。

snatched(クール・おしゃれ)

「snatched」は「cool」で表現するクール・おしゃれと同じ意味を持つスラングです。

SNSにおしゃれな写真を投稿するとき、ハッシュタグを付けて使うことも出来るため、一度付けてみると、自分の投稿がワンランク上に感じられるでしょう。

元々の意味は「ひったくる」という意味ですが、現在は言葉が変化しており、若者が使うスラングでは「イケてるね!」という使い方もあります。

Bucks(ドル)

「Bucks」は、アメリカのお金の単位「ドル」の意味を持つスラングです。

ビジネスの現場などでは利用されていませんが、実生活ではこちらの表現を使用することが多いようです。

SNSではおしゃれな表現として使用されるケースもあります。

Fam(家族・親しい友人)

「Fam」は、「family」の略語です。

家族や家族のように親しい友人の事を指す際に利用されるケースが多いようです。

Mate(友人・友達)

「Mate」は、「友達」「相棒」といったような親しい間柄を表現する単語です。

主に、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどで使用されており、本来は手袋や靴下などペアになっているものの片方を意味する単語になります。

Bae(恋人・大好きな人)

「Bae」は、大好きな人や恋人の名前に置き換えて使用される略語です。

「baby」と同じようなニュアンスで利用されることが多いようです。

また、こちらは恋人だけでなく親しい友人などにも利用する事が可能になっています。

Flick(映画)

「Flick」は、movie(映画)の意味で使われる表現です。

こちらのスラングは主にアメリカで使用されることが多く、もともとの意味は「指で弾く」ということですが、現在では「映画」の意味で使用されることが多いです。

Hangover(二日酔い)

「Hangover」は、「二日酔い」の意味で使用される表現です。

元々の意味は「前からの残り物、残存物」ですが、派生をして現在では「二日酔い」という意味のスラングで使用されています。

abs(腹筋)

「abs」は、「abdominal muscles」の略語です。

友人間での筋トレなどの際に使われることが多く、この「abs」を利用した表現として「best abs」や「amazing abs」などで目標とする筋肉の状態を表現する事も多くあります。

POINT

単語のスラングも多くある

略語表現が多い

派生した言葉が多くある

【フレーズ】英語スラング5選

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次に、アメリカ英語のスラングでフレーズになっているものを一覧でご紹介していきます。

単語 意味
Don't worry 気にするな
I got it わかりました
Sup? 最近どう?
Do me a favor 頼みごとがある
Chill out リラックスする

Don't worry(気にするな)

「Don't worry」は何かミスをしてしまったとき、気にするな・心配しないでという意味で使います。

相手を気遣う表現や問題ないことを伝える表現は数多くあるので、場面によって使い分けを意識することが大切です。

I got it.(わかりました)

「I got it.」は相手に了解の意味を伝えるときに使えるスラングです。

硬い表現になると、「I understand.」となります。

Sup?(最近どう?)

「Sup?」は相手に近況を尋ねるときに使うスラングです。

成り立ちは「What's up?」を略したもので、SNSやメールといった文字媒体でよく使われるため、見かけたことのある方も多いでしょう。

Do me a favor.(頼みごとがある)

「Do me a favor.」は、何かを頼みたいときに使われる表現です。

この表現は命令のため、家族や友人間で使用される事が多く、上司や目上の人などに使用する事は避けるようにしましょう。

Chill out(リラックスする)

「Chill out」は、「リラックスする」や「まったりする」という意味のスラングです。

ネイティブの間では頻繁に使用されるフレーズで、「冷静になる」や「落ち着く」という意味以外でも、「遊びに行く」といったようなニュアンスでも使用されます。

POINT

フレーズのスラングもある

略語表現が多い

派生語が多く意味も多様的

【イギリス英語】スラング3選

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最後に、アメリカ英語のスラングとは違う、イギリス英語のスラングを3つご紹介していきます

ここで紹介するスラングは以下の通りです。

単語 意味
Trollied / Plastered 酔っぱらう
A cuppa マグカップに入った紅茶
Gobsmacked ものすごく驚いた

Trollied / Plastered(酔っぱらう)

「Trollied / Plastered」は酔っぱらうという意味のスラングです。

どちらも酔っぱらった状態を表していますが、イメージとしては完全に酔っぱらった酩酊状態を指します。

浅いほろ酔い状態では使われないため、酔っぱらって危険な状態になっている方になります。

A cuppa(マグカップに入った紅茶)

「A cuppa」はマグカップに入った紅茶のことを表すスラングです。

もともとは「a cup of tea」と表現するものを略したスラングで、「fancy a cuppa?」で「紅茶はいかがですか?」となります。

Gobsmacked(ものすごく驚いた)

「Gobsmacked」はものすごく驚いた・ショックを受けたときに使うスラングです。

イギリス英語のスラングの中でも、特に有名なスラングの1つになっています。

イギリス英語に興味のある方や、渡航予定のある方は、是非覚えておきたいスラングのひとつとしておすすめです。

POINT

イギリス英語のスラングも存在する

有名なスラングがいくつもある

様々な表現がある

英語のスラングを使うときの注意点は?

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最後に英語でスラングを使うときの注意点をご紹介します。

スラングを使うときに注意すべき点は主に以下の2点です

  • スラングの意味をきちんと理解しよう
  • スラングを使うシチュエーションも要チェック

スラングの意味をきちんと理解しよう

スラングを使うときは、使うスラングの意味をきちんと理解しておきましょう。

スラングはくだけた表現なので、意味や使う場所を理解していないと相手に誤解を与えてしまう可能性もあります。

一方で、下品な表現や相手を侮辱するようなものもあるため、注意が必要です。

そのため、不必要な誤解を避けるためにも、スラングの意味を理解し、使える場面を先に見極めておくことが重要になります

スラングを使うシチュエーションも要チェック

スラングを使うときは、使うシチュエーションにも気を配るようにしましょう。

ビジネスシーンにはあまり向かない

スラングはビジネスシーンで使うにはあまり向かない表現です。

日本でも、上司に対して若者言葉や略語を使わないのと同じように、ビジネスシーンでは通常の表現を使うことを意識しましょう。

基本的に、友人や親しい間柄での日常会話で使うものであるため、口癖のようになってしまうこともしばしばあります。

スラングを使うことに慣れてしまい、適さない場面でもついつい使ってしまうことがないよう気をつけましょう。

友人同士でも相手との親密度を意識して

スラングを使えるような友人同士での会話でも、相手との親密度を意識して使うようにしましょう。

どんなに親しい中でも、会話の内容によってはスラングを使うのに適さない場合もあるので、雰囲気に合わせることが大切です。

友人の言葉遣いをよく聞いて、不快に思わせない話し方をすることで、良質なコミュニケーションが取れるでしょう。

POINT

スラングを使うときは意味を理解する

スラングを使う場面は慎重に選ぶ

親しい間柄でも注意を払うことが大切

まとめ

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英語でのコミュニケーションをとるとき、学校教育で習った表現ばかりを使うと、どうしても硬い表現が続いてしまいます。

より英会話を上達するためには、スラングも使いこなすことができると理想的です。

一方で、スラングは親しい関係の人間に対して使用する言葉であり、ビジネスのシーンなどには不適です。

スラングの意味と使うのに適した場面を理解し、ネイティブに近い形でコミュニケーションを取っていきましょう

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「スラング」に関してよくある質問を集めました。

スラングって下品な言葉なの?

スラングには、下品な表現や相手を侮辱する表現も存在します。それゆえ、スラングの意味を理解せずに使ってしまうと、相手に誤解を与えたり、余計なトラブルの元となってしまったりする可能性があります。覚えたものをただ使うのではなく、正確に意味を覚えた上で、使用する場面を選ぶように心がけると良いでしょう

スラングってどこで聞けるの?映画や音楽に出てくるの?

スラングは、映画や音楽の中でたびたび登場します。スラングを覚えるとき、映画や音楽を参考にし、場面や歌詞で覚えるのも1つの有効な方法です。映像であれば、より視覚的に使う情景や会話の流れを掴むことができるので、実際に自分が使うときの参考となるでしょう。なお、映画や音楽では人間関係が明確に解説されない場合もありますが、基本的には親しい関係の人間に対してのみ使用するものであるということは、常に心に留めておきましょう

この記事を企画・執筆した人
-EnglishSearch編集部-
この記事は、EnglishSearchを運営している株式会社デジタルトレンズのEnglishSearch編集部が企画・執筆した記事です。
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