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ケンブリッジ英検とは?概要から合格目安、受験メリット、対策まで一挙解説| EnglishSearch

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更新日 2023.9.19

ケンブリッジ英検とは?概要から合格目安、受験メリット、対策まで一挙解説

英語における検定や、資格の取得を検討している方は多いのではないでしょうか。

英語の検定の中でも、ケンブリッジ英検の受験を検討しているものの、どのような試験なのかや、ケンブリッジ英検を受けるメリット はあるのかが分からない方もいることでしょう。

ケンブリッジ英検は、世界で活躍するための実践的な英語力を身に付けることを目的とした英語資格試験です。

日本における知名度はまだ低いものの、世界では年間で約700万人もの人が受験しており、世界的にはオーソドックスな英語検定と言えます。

しかし実際、ケンブリッジ英検がどのような英語資格試験なのか、どのように学習すれば良いのかの情報が少ないことが現状です。

本記事では、そのような疑問や不安を解消させるために、ケンブリッジ英検とはどのような英語資格試験なのか、ケンブリッジ英検に合格する方法やケンブリッジ英検を受けるメリットなどについて詳しく解説します。

ケンブリッジ英検について気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
  • 受験者数年間約700万人以上「ケンブリッジ英検」とは?
  • ケンブリッジ英検の概要を項目別に解説
  • ケンブリッジ英検を受けるメリットを紹介

ケンブリッジ英検とは?

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ケンブリッジ英検とは、世界約130ヶ国以上、年間約700万人以上の人が受験しているグローバルスタンダードな英語検定試験です。

ケンブリッジ英検は約100年以上の歴史を持っており、海外の大学や企業など、世界中の機関に認定されています。

日本では、実用英語技能検定やTOEFLといった試験の方が有名ですが、世界的にはケンブリッジ英検の方が知名度は高いです。

ケンブリッジ英検は、言語能力を評価する国際指標CEFRの制定に関わった、ケンブリッジ大学英語検定機構が運営しています。

ケンブリッジ英検は、習得している英語の知識を測るだけでなく、英語の知識を使いこなす能力があるかどうかも判断します。

そのため、英語のコミュニケーション能力や英文法の知識があるだけでは合格できません。

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つの技能すべてを正しく使いこなす能力が必要です。

POINT

ケンブリッジ英検とは、グローバルスタンダードな英語検定試験

ケンブリッジ英検は、ケンブリッジ大学英語検定機構が運営

4つの技能すべてを正しく使いこなす能力が必要

ケンブリッジ英検の概要

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こちらでは、ケンブリッジ英検の下記の概要について紹介していきます。

  • 難易度
  • 合格目安
  • 日程
  • 受験会場

それぞれ順番に解説します。

難易度

ケンブリッジ英検の試験レベルは、A2、B1、B2、C1、C2の5つのレベルに分類されています。

海外の企業に就職する際に、ケンブリッジ英検が通用するのはB2レベルからになります。

英語を学習している方でケンブリッジ英検の受験を検討している場合は、まずB2レベルを目指すことになるでしょう。

B2レベルはTOEICなら800点、英検なら準1級程度の英語力が必要です。

なお、海外の企業に実際に就職した後にビジネスシーンで求められるのは、さらに上のC1レベルになります。

B2レベルが日常会話の内容の問題が中心になるのに対し、C1レベルは海外の大学の講義内容など、より学問的な要素が多くなります。

合格目安

ケンブリッジ英検の合否については、スコアではなくA~Cのグレードで表示されます。

自分自身が目指しているレベルの合格ラインに届かず不合格になったとしても、試験の取得点数が目標レベルから20点以内なら、一つ下のレベルの認定を受けられます。

反対に、目標レベルにおいて満点に近い高い点数をとった場合には、一つ上のレベルの認定を受けることが可能です。

どのグレードであっても合格には変わりありませんが、自分自身がB2レベルで合格した場合、B2レベルよりも下のレベルに近い点数で合格したのか、あるいは上のレベルに近い点数だったのかを知ることができるのも、ケンブリッジ英検の特徴でしょう。

日程

ケンブリッジ英検の試験は、年間約20回程開催されています。

月間の開催回数は最大で約7回です。

ただ、受験日程が限られており、受験会場や受験可能なケンブリッジ英検のレベルが異なります。

選択した受験日程日に自分自身が希望するケンブリッジ英検のレベルの試験が実施されてない可能性もあります。

開始時間もバラバラなので、ケンブリッジ英検を受験する場合は希望の受験日程に試験が開催されているか、事前に確認するようにしましょう。

受験会場

ケンブリッジ英検の受験会場は北海道から九州まで、全国約40ヶ所以上の都道府県が対象となっています。

東京や大阪などの都心の地域では、ケンブリッジ英検のすべてのレベルを受験できます。

しかし、それ以外の地域では受験できないレベルもあるため、その場合は自分自身が受験するレベルの試験を受けられる会場まで足を運ばなければいけません。

また、試験会場については現在、新型コロナウィルス感染拡大防止対策が行われています。

マスク着用や消毒、ヘルスチェックや換気・空調の使用など試験会場それぞれで対策が取られていますので、受験当日の体調についても注意が必要です。

POINT

ケンブリッジ英検の受験を検討している場合は、まずB2レベル合格を目指しましょう

ケンブリッジ英検は、スコアではなくA~Cのグレードで表示

都心の地域では、ケンブリッジ英検のすべてのレベルを受験可能

ケンブリッジ英検を受けるメリット

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ケンブリッジ英検を受けるメリットは、主に下記の3点です。

  • 実践的な英語力が身につく
  • 難易度が高いためスキルが高まる
  • 世界的に認められている

それぞれ順番に解説します。

実践的な英語力が身につく

ケンブリッジ英検を受けることで、実践的な英語能力が身につきます。

ケンブリッジ英検は、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つの技能や、英語でのコミュニケーション能力を測る試験です。

そのため、合格に向けた学習を行えばケンブリッジ英検に合格するだけでなく、日常生活でも使える英語力が身につくでしょう。

海外大学への進学や、海外企業への就職や転職を目指している方には必ず、役に立つ英語資格試験と言えるでしょう。

ケンブリッジ英検で目標レベルの合格を目指すことで、効率的に英語力を向上させられます。

難易度が高いためスキルが高まる

ケンブリッジ英検は難易度が高いため、受験することで自然に英語スキルが高まります。

試験に合格することが目的ではなく、合格を目指す過程で英語学習を行うことにより、自然に英語力が向上して結果的に合格に繋がるのがケンブリッジ英検です。

ケンブリッジ英検では、自然な会話が求められるスピーキング対策や、コミュニケーション能力を養うための練習が必要になります。

ケンブリッジ英検のスピーキング試験は、日常会話を想定した内容になっています。

約20分かけて丁寧に会話が行われるため、英語を使って自分自身の意見を自由に表現する能力や、臨機応変なコミュニケーション能力が求められるでしょう。

様々な分野の学習を行うなかで、日常的に使える自然な英語力が身につきます。

世界的に認められている

ケンブリッジ英検は、世界的に認められている英語資格試験です。

合格することで、日本だけでなく世界で通用する英語力の証明になります。

日本ではTOEICが有名ですが、TOEICは受験者の多くがアジア出身ということもあり、海外ではあまり有名ではありません。

一方、ケンブリッジ英検は、アジアだけでなく世界中で高い評価を受けている英語資格試験ですので、信頼性も高いです。

ケンブリッジ英検は、海外留学や海外企業への就職など幅広く英語力の証明として活用できます。

また、ケンブリッジ英検には有効期限がないため、一度合格すれば再受験する必要もありません。

POINT

合格に向けた学習を行えば、日常生活でも使える英語力が身につく

対策内容がそのまま日常会話に活きる

ケンブリッジ英検は、幅広く英語力の証明として活用可能

ケンブリッジ英検に合格するためには

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ケンブリッジ英検に合格するための方法としては、主に下記の3点が挙げられます。

  • ケンブリッジ英検の過去問を解く
  • 英文法と英語表現を強化する
  • 英語塾に通う

それぞれ順番に解説します。

ケンブリッジ英検の過去問を解く

ケンブリッジ英検に合格するためには、過去問を解くのも効果的です。

英文法や英単語も重要ですが、実際に過去問を解いていかなければ、ケンブリッジ英検の合格には近づきません。

過去問を繰り返し解いていくうちに自分の苦手分野がわかるため、より効果的な学習を行えます。

また、現時点での自分自身の実力もチェックできます。

過去問を解いた後は必ず、間違えた部分をやり直しましょう。

分からなかった部分をそのままにしてしまうと苦手分野を克服できず、同じ間違いを繰り返してしまうため注意が必要です。

答え合わせと、自分自身が間違えた部分の分析を確実に行うことで、重点的に学習するべき自分の弱点も見つかります。

英文法と英語表現を強化する

ケンブリッジ英検では、豊富な英単語の知識が求められます。

英単語の基礎知識に加えて、良く使われる英単語の組み合わせや慣用句についても把握しておく必要があります。

実際に参考書や過去問、英字新聞や英語の本などを読みながら、英単語やフレーズを確認し文脈とセットで英単語を覚えるのもいいでしょう。

また、正確な英文法の知識を身につけるのも、リーディングとライティングの試験で高得点を取るための対策として有効です。

前置詞や冠詞、接続詞や仮定法など、自分が苦手だと感じる英文法を中心に、どれだけ理解を深められるかが重要になります。

ライティングの問題においても、英文法の知識は必要です。

正しい英文法で自分自身の考えを正確に文章にしなければならないため、英文法については確実に学習しておくようにしましょう。

英語塾に通う

ケンブリッジ英検に合格するために、英語塾に通うのも1つの手段です。

英語塾では、英語の苦手意識をなくすために生徒に合わせたカリキュラムを作成してくれます。

マンツーマン指導してくれるところも多いため、自分自身のペースで英語学習を進められます。

最近の英語塾では日本人講師だけでなく、外国人講師も多く在籍しているため、よりネイティブな英語を学ぶことが可能です。

中学英語の基礎から学習を始めて、大学受験レベルの英語にも対応できるようにしっかりとサポートしてくれるでしょう。

現在は、全国各地に英語塾があるので、自分自身に合った英語塾を見つけて英語習得に努めましょう。

POINT

実際に過去問を解いていかなければケンブリッジ英検の合格には近づかない

正確な英文法の知識を身につけることも大切

英語塾で学ぶこともおすすめ

まとめ

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本記事では、ケンブリッジ英検とはどのような英語資格試験なのか、ケンブリッジ英検に合格する方法やケンブリッジ英検を受けるメリットなどについて詳しく解説しました。

今後、グローバル化がさらに進むことを考えると、英語スキルはどの業界・職種においても非常に重要になっていくでしょう。

「英語ができる」というだけで大きなアドバンテージになるため、英語検定試験や英語資格の取得はますます重要になります。

ケンブリッジ英検に合格することで海外留学や海外の企業に就職する際の英語力の証明になり、一度、合格してしまえば再受験の必要もありません。

英語塾を活用するのも、ケンブリッジ英検に合格するための手段ですので、ぜひ本記事を参考に、万全の状態でケンブリッジ英検の合格を目指してみてはいかがでしょうか。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「ケンブリッジ英検」に関してよくある質問を集めました。

ケンブリッジ英検とは?

ケンブリッジ英検とは、世界約130ヶ国以上、年間約700万人以上の人が受験しているグローバルスタンダードな英語検定試験です。約100年以上の歴史を持ち、大学や企業、政府、省庁など、世界中の機関に認定されています。ケンブリッジ英検は、言語能力を評価する国際指標CEFRの制定に関わったケンブリッジ大学英語検定機構が運営しています。

ケンブリッジ英検に合格するには?

ケンブリッジ英検に合格するためには、過去問を解くのも効果的です。英文法や英単語も重要ですが、実際に過去問を解いていかなければケンブリッジ英検の合格には近づきません。ケンブリッジ英検では、豊富な英単語の知識が求められます。英単語の基礎知識に加えて、良く使われる英単語の組み合わせや慣用句についても把握しておく必要があるでしょう。また、正確な英文法の知識を身につけるのも、リーディングとライティングの試験で高得点を取るための対策として有効です。

この記事を企画・執筆した人
-EnglishSearch編集部-
この記事は、EnglishSearchを運営している株式会社デジタルトレンズのEnglishSearch編集部が企画・執筆した記事です。
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