「自己PRは英語でどのように言えばいいの」と、疑問に感じてお調べですね。
聞かれた際にどう答えたら良いのか、英語力を転職や大学の面接に活かすためにはどうしたら良いのか気になる人もいるはずです。
そこで本記事では、自己PRを英語で表現する方法と、解答に使える例文集を紹介します。
また、英語ESやレジュメの自己PRで使える書き方のポイントまで触れますので、ぜひ最後までご一読ください。
自己PRを英語でどのように伝えれば良いのか、以下の2つにわけて解説します。
自己PRを求める英文例は、以下の2つがあります。
また、他人(上司や同僚)から見た自分を聞く場合は、以下の例文を使います。
他にも、自己PRとして長所を聞きたい場合は、以下の例文が使えるでしょう。
そもそも、「自己PR(public relation:広報活動)」は和製英語ですから、以下の形の英文を使うと不自然です。
そのため、自分のことを伝える・誰であるかを伝えるといったニュアンスの英文を使います。
また、質問を受けるときには以下の形で聞かれるでしょう。
自己PRとして、英語力を転職や大学の面接に活かす方法は以下の3つです。
1つ目が、英語力を得るまでにした「努力」をアピールする方法です。
英語力が必要な環境であればあって当然のスキルですし、必要のない環境であればPRに直接つながらない可能性が高いからです。
たとえば、努力の経緯は以下が代表的です。
これらで現在の英語力を得るまでに、「どのような努力をしたのかを背景まで詳しく」転職や大学の面接で伝えましょう。
2つ目が、英語を習得しようとしたきっかけを深堀りする方法です。
たとえば、言葉が伝わらなかったきっかけで努力し、身についた英語力で何かを達成したといった形です。
努力と一緒にエピソードまで伝えると、評価につながりやすい可能性が高まりますし、前向きな姿勢を伝えられます。
習得しようとしたきっかけ(エピソード)がない場合は、英語力を得た結果として何を達成したか(前向きに)を出せると良いでしょう。
3つ目が、英語力をどのように活かせるかを伝える方法です。
転職しようと考えた職場、または志望する大学で英語力をどのように活かせるか、数字を使って伝えます。
このとき、具体的にできなければ志望した動機にひもづけて考えると思い浮かびやすくなります。
できるだけ曖昧な表現を避けて、具体的にどのように英語力を活かせるかが伝えられるよう工夫してください。
英語力を得るまでにした努力をアピールする
習得しようとしたきっかけを深堀りする
どのように活かせるかを伝える
英語ES・レジュメの自己PRにおいて、書き方で気をつけたいポイントが以下の5つです。
英語ES・レジュメの自己PRは、英語力を前面に押し出すよりも「アピール」に意識を向けましょう。
たしかに難しい英文で伝えれば、英語力を証明できるかもしれません。
しかし、どれだけ英語力があってもアピールが足りなければ相手へ印象を強く残せないのも事実です。
どのような流れで、どういった努力をしたのかなど、自分を売りだす(アピールしたい部分)へポイントを絞って伝えましょう。
英語ES・レジュメの自己PRでは、分かりやすい英語で熱意を伝えることも大切です。
難しい内容を英文で表せても、内容を伝えられなければ意味がありません。
企業や大学について理解し、そこでどのような熱意を伝えれば良いのかをしっかりと深掘りします。
英語力をアピールするのではなく、英語を使って熱意を伝える意識で作成してみてください。
英語ES・レジュメの自己PRを書く場合、理解してもらいやすくするため「PREP法」を使いましょう。
PREP法は、ビジネス文章で使われる「論理的に相手へ伝えやすくする」書き方の型(フレームワーク)です。
PREP法では、結論を先に伝えてからその理由や具体例で補足し、最後にまた結論で全体をまとめます。
また、身につけた過程は理由や具体例で伝えられ、最後の結論でより内容を強調できます。
今後のビジネスシーンで、論理的に相手へ説明する際に使えるので覚えておきましょう。
英語ES・レジュメの自己PRでは、英語力のレベルを数値で表すことも大切な要素です。
たとえば、TOEICで〇〇点以上といった基準がある場合、上回っていればアピール力も高まります。
基準はそれぞれですが、具体的な資格名や点数などで表すだけで英語力を客観的に証明でき、相手へ与える印象をより色濃くできるでしょう。
ただし、英語力のレベルを数値で表すことを意識しすぎて、嘘をつくと経歴詐称とみなされる場合があるため注意してください。
英語ES・レジュメの自己PRで意外に見落とされるのが、スペルミスや表現の見直しです。
英語力が低いことを相手に印象付けてしまうだけに限らず、本来伝えたい内容でなくなる場合があるためです。
また、直訳英語と呼ばれる日本語を英語に変換した際、異なるニュアンスになる形は必ず確認しましょう。
たとえば、「You got me.(やられましたね)」ですが、直訳すると「あなたは私を捕まえた」です。
こうしたニュアンスの違いによって、相手に正しく伝わらないことがあるため、スペルミスや表現は見直してから提出する意識が大切です。
英語力よりもアピールを意識する
分かりやすい英語で熱意を伝える
英語力を身に付けた過程はPREPで書く
英語力のレベルは数値で表す
スペルミスや表現を見直す
最後に、自己PRを英語で伝えるときに使える例文集を、以下の3つにわけて紹介します。
英語の自己PRで、「長所」を伝える表現の例文は以下のとおりです。
〇〇の部分には、「Perform to a deadline(締切厳守)」や「Solve problems(問題解決力)」などを入れます。
英語の自己PRで、「経歴」を伝える表現の例文は以下のとおりです。
〇〇の部分には、業界名(waitress/in retail/as a teacher)や、役職名(manager等)を入れて使います。
また、学びを伝える場合には、「I studied at the 〇〇.(私は、〇〇で勉強しました)」も良いですね。
英語の自己PRで、「志望理由」を伝える表現の例文は以下のとおりです。
〇〇には、業界名(waitress/in retail/as a teacher)を入れてスキルを高めたい意欲を伝えられます。
また、よく使われる業界の重要度を伝える英文と、スキルが複数ある場合に使える例文まで使いこなせると、より論理的に志望理由を伝えられるでしょう。
自己PRは英語で、「Let me know about you.(あなたのことを教えてください)」「Say something about yourself.(あなたについて何か言ってください)」です。
ただ、自己PR(public relation:広報活動)は和製英語ですから、self-promotion(自己宣伝)やself-advertisement(セルフ・アドバタイジング)を使うと違和感を与えてしまいます。
そのため、以下の問いかけで自己PRを聞かれることがほとんどでしょう。
ぜひこの記事を、自己PRで英語を使う際の参考にしてください。
「自己pr 英語」に関してよくある質問を集めました。
自己PRは英語で、「Let me know about you.(あなたのことを教えてください)」「Say something about yourself.(あなたについて何か言ってください)」です。self-promotion(自己宣伝)やself-advertisement(セルフ・アドバタイジング)を使うと違和感を与えてしまうので注意しましょう。
面接の自己PRで英語力をアピールすると、相手への心象を高められます。ただし、英語力を得るまでに努力した内容やきっかけ、今後でどのように活かせるかまで数字を使って細かく伝える工夫が必要です。