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イディオムは英語の上達に不可欠!覚え方や日常・職場で使える表現を紹介| EnglishSearch

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更新日 2023.9.13

イディオムは英語の上達に不可欠!覚え方や日常・職場で使える表現を紹介

イディオムはネイティブの会話の中では頻繁に使用されている言葉です。

そこで本記事では、イディオムの覚え方や、日常会話や職場で覚えたい表現について例文とともに紹介していきます。

イディオムを覚えたい人におすすめの参考書や問題集も紹介するので、是非参考にしてみてください。

この記事のポイント
  • 「イディオム」は2語以上のまとまりで特定の意味をなす表現のこと
  • 英語のイディオムは例文と一緒に覚える
  • 【厳選】イディオムを覚えるのにおすすめの教材3選を紹介

英語のイディオム(idiom)とは

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イディオムについて、学校で習ったけれども忘れてしまったという方も多いかも知れません。

英語のイディオムとはどんなものを指す言葉なのでしょうか。

イディオムの意味

「call for〜(〜を必要とする)」「take care of〜(〜の世話をする)」などのイディオムを、学校で覚えさせられた経験のある方は多いでしょう。

簡潔に言えば、イディオムとは2語以上のまとまりで特定の意味をなす表現のことです。

また、熟語・慣用句とも呼ばれており、それぞれニュアンスの違いはありますが、ほぼ同じものと考えて問題ないでしょう。

イディオムは英文法と同じくらい重要

イディオムはネイティブの会話の中では頻繁に使われていますが、知識として知っておかないと意味が分かりません。

したがって英文法と並行して学ぶ必要があるほど、重要度の高いものだと言えます。

使うことで自然な英語に

英語による日常会話では難しい単語はあまり使わずに、簡単な英語を組み合わせて表現することが多いです。

難しい単語を使わずにイディオムを使うことで、より自然な英語に聞こえるでしょう。

例えば同じ「〜を延期する」という意味の「postpone」と「put off」ですが、前者は文書などで、後者は会話で良く使われます。

POINT

イディオムとは複数の単語で特定の意味を表す表現のこと

イディオムは知らなければ意味が分からない

カジュアルな場面ではイディオムを使うことが多い

英語のイディオムの覚え方

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イディオムは知らなければ意味が分からないとはいえ、丸暗記するのは大変です。

ここではイディオムの覚え方について解説いたします。

ただ丸暗記するより記憶に残りやすいはずです。

周りにあるもので文章を作る

イディオムを覚えるときには、身の回りにあるもので文章を作ることで覚えやすくなります。

生活の中で経験する様々な場面で、イディオムを使った英文を作ったり調べてみたりすると良いでしょう。

例えば、「look」を使うイディオムだけでも、以下のように身近な例文がたくさん作れます。

  • I'm looking forward to seeing her.(彼女に会うのが楽しみだ。)
  • He is looking for his glasses.(彼は自分の眼鏡を探している。)
  • My brother looked around.(弟は周りを見回した。)
  • She looked at the corner of the room.(彼女は部屋の隅を見た。)

頭にイメージが浮かぶようにする

英単語やイディオムを覚える際には、イメージ化をしながら覚えるのが効果的です。

例えば「look forward to〜(〜を楽しみにする)」というイディオムを覚える場面を想像してください。

前方にある何か楽しいことに目を向けていることをイメージすれば、「〜を楽しみにする」という意味が格段に覚えやすくなるでしょう。

参考書やテキストで覚える

イディオムを覚えるために、参考書やテキストを利用するのも良いでしょう。

試験の出題頻度ごとにまとめられているものや、分野別になっているものなど多くの種類があるので、自分に合ったものを選んでください。

例文が多いものがおすすめ

特に、イディオムを勉強するためのテキスト選びでは、よく使われる表現を使用した例文が、多く掲載されているものがおすすめです。

例文によって実践的な使い方を知ることができますし、場面のイメージもしやすくなります。

POINT

イディオムを覚えるにはイメージ化が重要

日常生活の中で覚えたいイディオムを反復練習する

イディオムを含む例文をたくさんストックする

覚えておくと便利なイディオム15選

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ここでは覚えておくと便利な15のイディオムを紹介いたします。

会話の中で自然に使えるイディオムを覚えておけば、英会話がもっと楽しくなるでしょう。

日常会話で使いたい英語のイディオム

日常会話で使えるイディオムを紹介します。

ネイティブの会話を理解するためにも覚えておいて損はありません。

1.hit the sack 「寝る/床に就く」

「寝る/床に就く」という意味のイディオムです。

同じ意味の「go to bed」よりもくだけた表現で、口語で使われます。

  • 【使い方の例】
  • Let's hit the sack because it's late.(遅いから寝ようよ。)

2.under the weather 「気分が悪い/具合が悪い」

「気分が悪い/具合が悪い」という意味です。

口語で「二日酔いで」という意味もあります。

weatherが使用されていますが、天気の話をしていると勘違いしないように注意しましょう。

  • 【使い方の例】
  • Somehow I'm under the weather.(なんだか体調が悪いなあ。)
  • I hope you get well.(お大事にね。)

3.up in the air 「漠然とした/はっきりしていない」

「漠然とした/はっきりしていない」という状態を意味します。

各単語の意味から、宙ぶらりん状態であるというイメージをすると覚えやすいでしょう。

  • 【使い方の例】
  • Have you decided on a site for the after-party?(二次会の場所は決めている?)
  • No, I haven't. It's still up in the air.(いや。まだ未定だよ。)

4.hit the books 「一生懸命に勉強する/猛勉強する」

「一生懸命に勉強する/猛勉強する」という意味です。

自分が試験前に参考書を何度も使っている場面を思い浮かべると、分かりやすいでしょう。

  • 【使い方の例】
  • Let's hang out !(遊びに行こうよ!)
  • Sorry but I can't. I have to hit the books today.(ごめん、無理だ。今日は勉強しないと。)

5.once in a blue moon 「めったに〜ない」

「めったに〜ない」という意味です。

やや古い表現なので、自分で使う場面は限られるでしょう。

  • 【使い方の例】
  • Have you seen him recently?(最近は彼に会ってる?)
  • I see him once in a blue moon.(めったに会わないよ。)

職場で使いたい英語のイディオム

ここでは職場で使えるイディオムを紹介します。

いくつかのイディオムを練習しておけば、自然な流れで使えるでしょう。

1.a piece of cake 「非常に簡単なこと/とてもたやすいこと」

「非常に簡単なこと/とてもたやすいこと」という意味で使えるイディオムです。

「そんなの自分にとっては朝飯前だ」といったニュアンスで使えます。

  • 【使い方の例】
  • I'd like you to carry this.(これを運んで欲しいんだけど。)
  • Yeah, it's a piece of cake.(お安い御用さ)

2.check it out, check this out 「〜を確認する/〜を調べる」

「〜を確認する/〜を調べる」という意味のイディオムです。

見たり触ったりと、五感を使って確認するイメージを持つと良いでしょう。

  • 【使い方の例】
  • I'm not sure if the numbers are correct. Would you check it out?(数字が合っているか分かりません。確認していただけますか。)

3.a ghost of a chance 「わずかなチャンス/ほんの少しの可能性」

「わずかなチャンス/ほんの少しの可能性」という意味で使います。

否定文で使うことの方が多いイディオムです。

  • 【使い方の例】
  • I don't have a ghost of a chance to pass the exam.(その試験に受かる見込みは少しもないよ。)

4.stay on your toes 「注意して〜する/気を抜かず〜する」

「注意して〜する/気を抜かず〜する」という意味のイディオムです。

人に注意を促す場合に使うことが多いでしょう。

  • 【使い方の例】
  • Stay on your toes because it's easy to misunderstand it.(誤解しやすいから注意して。)

5.see eye to eye 「意見が一致する」

「意見が一致する」という意味で使われるイディオムです。

目を見合わせるイメージを持つと分かりやすいでしょう。

  • 【使い方の例】
  • After the meeting, we saw eye to eye.(ミーティングの後で我々の意見は一致した。)
POINT

イメージすることでイディオムは覚えやすくなる

複雑な事柄や自然な会話を表現できる

使う場面を想像して何度も練習しよう

イディオムを覚えるのにおすすめの教材

イディオムを効率よくたくさん覚えるために、参考書・問題集などの教材を利用するのも良いでしょう。

イディオムを覚えるのにおすすめの教材について解説します。

おすすめの熟語集

まずは熟語集を使って、たくさんのイディオムをインプットすることから始めてみましょう。

ここではおすすめの熟語集を紹介いたします。

キクジュク Basic 1800

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出版社 アルク
特徴 大規模な言語資料によるコーパス分析に基づくイディオム選び
価格 1,540円(税込)
 

大学受験用の英熟語帳として、キクジュクは長い間使われています。

イディオムを音楽に合わせて聞くことで、自然と頭に入ってくることが特徴で、効率的に学習できるよう工夫されています。

汎用性が高く重要なイディオムが揃っているため、受験用の他に、TOEIC対策や日常英会話など、様々な場面で役立つ力を付けられるでしょう。

英熟語FORMULA1000

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出版社 ナガセ
特徴 文法的なタイプが同じイディオムごとにまとめられている
価格 1,210円(税込)
 

イディオムの音声教材を使って、リスニングをしながら学習したい人におすすめです。

入試に特化したイディオムを徹底的に厳選して収録しており、文法を軸にイディオムが解説されているので、本質的に理解することが出来ます。

音声を活用して発音・リスニングをしながらイディオムを学習することで、短期間で十分な実力アップが見込めるはずです。

おすすめの問題集

覚えたイディオムを記憶に定着させるためには、問題を解くことも必要になるでしょう。

イディオム学習におすすめの問題集を紹介していきます。

全解説 頻出英熟語問題1000

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出版社 ピアソン桐原
特徴 大学入試・TOEIC・TOEFLなどに必要なイディオムを学習できる
価格 1,320円(税込)
 

イディオムを覚えるだけでなく、実際に問われやすい問題形式で学習することができます。

そのため、インプット・アウトプットの両方から、イディオム問題の解答力を鍛えることができる問題集となっています。

また、出題頻度・重要度別にレベル分けされているため、初心者から中・上級者まで使いやすいことも特徴です。

スクランブル 構文とイディオム 3rd Edition

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出版社 旺文社
特徴 構文を学び英文読解の学習へとスムーズに移行できる
価格 1,320円(税込)
 

構文と英語表現に的を絞り、長文読解の基礎力を鍛えることを目的とした参考書です。

問題数は910題と演習90題で構成されており、長文の中で使われるイディオムを学習することで、英文読解の精度を高められる効果が期待できるでしょう。

また、難易度の高いイディオムも多く学習収録されているため、熟語集としても使用しつつ、徹底的に表現力を上げたい方にはおすすめです。

POINT

イディオムをまとめた教材を使い学習する

問題を解くことで覚えたイディオムを定着させる

インプット・アウトプットの両方をトレーニングする

まとめ

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よく使われるイディオムや、おすすめの教材などについてまとめた本記事は、いかがだったでしょうか。

熟語・イディオムというと覚えにくい印象がありますが、イメージと反復により効率的に学習することが可能です。

英語試験に必要なだけではなく、ネイティブとの会話でも頻繁に耳にするイディオムを、この機会に学習してみてはどうでしょうか。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「イディオム 英語」に関してよくある質問を集めました。

英語のイディオムとは?

2語以上の英単語の組み合わせにより、特定の意味をとる表現をイディオムといいます。単語ひとつひとつを直訳しても意味を成さないことが多いため、まとまりとしてのイディオムの意味を覚える必要があります。口語では難しい単語を使わず、簡単なイディオムで言い換えることが多いです

英語のイディオムの覚え方は?

イメージすることと反復することが重要です。あるイディオムを使う状況を想像しながら、何度も練習して覚えましょう。例文を使って覚えるのも効果的ですが、あまり複雑な例文にしないことが大切です。イディオムを含んだ簡単な例文を何度も繰り返し暗唱することで、自然と頭にイメージができていくでしょう

この記事を企画・執筆した人
-EnglishSearch編集部-
この記事は、EnglishSearchを運営している株式会社デジタルトレンズのEnglishSearch編集部が企画・執筆した記事です。
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