家出のドリッピーについて、気になりお調べですね。
英語初心者の日本人に向けて作られた物語で基本を学べますが、
この記事では、家出のドリッピーの特徴から得られる効果、口コミ・評判を紹介します。
自分にあった教材かを判断する参考として、ぜひ最後までご一読ください。
家出のドリッピーとは、シドニィ・シェルダンが日本人の英語初心者に向けて書き下ろした物語のことです。
序盤は簡単な文章や語彙が使われており、英語の勉強を進めやすい工夫が凝らされています。
また、重要な単語や表現を繰り返し使うことで、英語の基本を自然な形で学べる教材です。
ここからは、家出のドリッピーの概要を以下にわけて解説します。
大人気作家であるシドニィ・シェルダンが書き下ろしただけあり、続きが気になる起伏に富んだストーリー展開は、読む人を飽きさせません。
読んでいて楽しいということは、読み進めながら学習するというスタイルにとって最も重要なことでしょう。
また、日本人学習者の中でも初心者を対象に作られているので、難易度も高すぎることはなく、重要単語は複数回登場するため、自然と身につきます。
定期購読で毎月テキストとともにオーディオブックが付属しますが、ナレーション・声優が豪華な点も本教材の大きな魅力の一つです。
ナレーションは、ハリウッドの映画監督・俳優として活躍した故オーソン・ウェルズを起用しています。
キャラクターボイスには、シャーリーズ・セロンやジュード・ロウといったハリウッドの大スターが名を連ねる豪華さです。
暗記という作業は英語学習に不可欠なものですが、どうしても無味乾燥で面白みのないものを思い浮かべるでしょう。
しかし「家出のドリッピー」の教材は、暗記を楽しく効率的に継続出来る工夫が随所に盛り込まれています。
感動的なストーリーや臨場感のある効果音や「NOTE&EXERCISES」による復習が、暗記を後押ししてくれるでしょう。
家出のドリッピーは、葉っぱの上で暮らす雨つぶ坊やの主人公「ドリッピー」が、頻繁に地上へ降りては母親にしかられている話から始まります。
地上は危険が多く、葉っぱの上では安心だからと諭されるドリッピーは徐々に不満を募らせ、家族を家に残して旅に出ます。
旅の途中では、危険な状況に陥りながらも、バッタ・ハチ・フクロウなどの生き物たちと出会い、それぞれに助けられつつ冒険を続行。
これまで知ることのなかったさまざまな知識と経験を経て、徐々にドリッピーが成長していく姿を楽しめます。
家出のドリッピーの入会方法は、10日間の無料試聴申し込みから行えます。
手順は以下のとおりです。
なお、入会したくない場合は、1回目の教材が「届いてから10日以内」に返品しましょう。
また、家出のドリッピーの料金は毎月4,500円(税・送料込み)となっており、まとめて支払うと割引を受けられます。
支払い方法 | 料金 |
---|---|
月払い | 4,500円 |
1年分一括払い | 46,980円(約13%割引) |
2年分一括払い | 81,000円(約25%割引) |
家出のドリッピーは、全12章で12か月分ですから、1年契約がもっとも安く利用できる計算です。
ちなみに、初中級はコインの冒険、中級は追跡、上級はゲームの達人と呼ばれる教材に変わります。
家出のドリッピーの難易度・レベルは、以下のとおりです。
対象としては、英語の成績を向上させたい中学生や高校生、基礎英語や英会話をやり直したい大学生や一般社会人です。
また、高校・大学受験の教材として使ったり、苦手なリスニングを克服するために選んだりできます。
家出のドリッピーの勉強法や得られる効果は、以下のとおりです。
家出のドリッピーは、ナレーションCDが付属しているため、リスニングによって自然に英語を覚えられます。
またナレーションは、複雑で長い文章でも切れ目やイントネーションに工夫が凝らされ「聴きやすさ」があります。
声の抑揚によってニュアンスを絶妙に伝えてくれるため、良い・悪いの言葉がはっきりするのも特徴です。
実際の英会話と比べると、「聴きやすさ」「暗記のしやすさ」が際立っており、初心者向けに配慮された仕上がりといえます。
家出のドリッピーでストーリーを覚えると、それぞれのシーンにあわせた英文法の勉強につながります。
ストーリーに組み込まれたドリッピーの冒険や苦難の様子、生き物たちが伝える気持ちなど、多くの文法に触れられるためです。
また、教材の一つである東大教授陣が執筆した「NOTES & EXERCISES」では、ストーリーにあわせて文法を確認できます。
家出のドリッピーには、テキストと「NOTES & EXERCISES」が教材も含まれており、リーディングの練習としても最適です。
また、長文の読解に加えて、練習を楽しく効率的にできる工夫を凝らした教材には、初心者でも使いやすいように文法の説明まで丁寧かつ親切に書かれています。
生きた形で英語を暗記しながら、文法の書き方まで途中で投げ出さずに学べるように作られているのは大きなポイントとなるでしょう。
家出のドリッピーは、聞き取りながら真似して発音する「シャドーイング」にも活用できます。
「聴く」「発音する」を同時に行えば、話せる英語が身に付きます。
ナレーションは切れ目やイントネーションがわかりやすく、シャドーイングの効率をより高めてくれるのも利点です。
リスニングで自然と英語を覚えられる
ストーリーを覚えて文法勉強につながる
テキストを見ればリーディングの練習になる
聞きながらシャドーイングもできる
「家出のドリッピー」は英語学習教材としての完成度が高く、今なお幅広い層に支持されています。
しかし公になっている情報とは別に、使用した人の評価も知りたいところではないでしょうか。
ここでは英語学習に「家出のドリッピー」を利用した方々の、口コミ・評判を紹介いたします。
実際に「家出のドリッピー」を試した人は、どのような感想を持ったのでしょうか。
良い口コミ・悪い口コミの両方を紹介していきます。
とても聞き取りやすい綺麗な英語を何度も聞き返していたので、あれから10年近く経つ今でも耳に残っています。
物語も教材用に作られたものとは思えないほど、面白いストーリーでした。
とにかくドリッピーの声がかわいい。
数や曜日など、中学英語で必ず覚えなくてはいけない言葉を繰り返し聴いているうちに自然と覚えられました。
ストーリーの面白さや声優の良さはやはり高評価を受けているようです。
リピートしているうちに、自然と英語を覚えられるという口コミも多く見られました。
リスニングを多少他の教材などでトレーニングしないと挫折するような気がします。
多少の聞き取りが出来ると内容が面白いのでどんどん聴きたくなる教材だと思います。
楽しい話なので、どんどんとイメージしながら英語頭に入っていたきましたが、ここまでしないといけないというのがないので、ついついサボってしまうことも出てきてしまいました。
ストーリーは面白いが、特に強制力がないのでサボりがちになるという意見が多いようです。
価格の高さを指摘する口コミも散見されました。
試してみた結果、英語力にはどのような変化が見られたのでしょうか。
ここでは、学習の効果に関する口コミ・評判を紹介いたします。
繰り返し聞いて、一緒に発音することでおおまかなストーリーをつかめるようになりました。
英語の語順を耳で覚えることが出来たので、文法には強くなりました。
何度も聞いていると不思議と文や語法が頭に入ってきます。
テキストもイラスト入りで字が小さくないので、英語に対する苦手意識をなくせると思います。
繰り返し聞くことで、リスニング力の向上と、文法の向上を感じられたという意見が多いです。
英語の語順に慣れるという口コミも多く、リスニング力・スピーキング力に効果を感じた人が多数いました。
聞いていた時はリスニング力が上がったと感じましたが、聞かなくなってしばらくしたら元の耳に戻りました。
やはり続けていなければ意味がないと実感しました。
漫然と聴くのでなく、文法や単語をきちんと理解しないと、英語力の向上にはつながらない。
効果を感じなかったというよりも、最後まで続けることができなかったという意見が多くみられます。
初級コースにしては難しく、途中で挫折してしまったという口コミもあります。
物語の面白さ・声優の演技に関しては高評価が多い
続けることで英語力の伸びを確実に感じられる
自分には合わず継続できなかった人も一定数いる
「家出のドリッピー」は、どのような目的を持つ英語学習者にとっておすすめなのでしょうか。
おすすめ出来る人・おすすめできない人についてまとめました。
「家出のドリッピー」を使って英語を学習することをおすすめしたいのは、楽しんで学習したい人です。
序盤は簡単な英語で、先に進むにつれて難しくなっていきますが、物語を楽しんでいるうちに引き込まれるように勉強することが出来ます。
具体的には、以下のような方々に特におすすめです。
ストーリーは分かりやすく、平易な英語で書かれているので、英語の成績を上げたい中学・高校生におすすめの教材であると言えます。
学校の英語の成績はそこそこ良いけれど、将来のためにもう少し成績アップを目指したいという中高生に特におすすめです。
また、目標レベルとして、高校・大学受験や英語圏への留学も含まれているため、試験勉強の補完教材としても役立つでしょう。
初級コースとはいえ、目標レベルは英検2級やTOEIC750点レベルです。
社会人が英語をやり直したいという目的で利用するには、適切な難易度であると言えるでしょう。
また、TOEICで700点後半あれば様々な仕事に関わるチャンスが増える可能性が高いため、転職活動や、海外勤務に向けての第一歩となるでしょう。
ストーリーを読み、音声CDを聞くというのがメインの学習法なので、ライティング・スピーキングは別の教材を使う方が良いでしょう。
では書く・話すトレーニングをしたい人以外に、「家出のドリッピー」の利用をおすすめできない人はどのような人でしょうか。
具体的には、以下のような方々が当てはまります。
「家出のドリッピー」は、毎月ストーリーが1章ずつ配布され、全12章を12カ月かけて修了するようデザインされています。
物語を楽しみつつリスニングを反復し、徐々に英語に慣れていくというやり方なので、短期間での英語習得には向きません。
そのため、時間に余裕のある方にとっては、長期的に目標や計画を立てることで、効果的な学習をすることが出来るでしょう。
「家出のドリッピー」では、送られてくる教材を活かすも殺すも購入者次第です。
誰かが教えてくれるわけでも無ければ、学習法・学習スケジュールをアドバイスしてくれるわけでもありません。
自主的に勉強することが苦手で、誰かの手厚いサポートがないと勉強できないという人には、おすすめとは言えないでしょう。
より高いレベルを目指す中高生や基本からやり直したい社会人に
長いスパンでじっくりと英語の実力アップを目指す人におすすめ
サポートなしで主体的に学習するのが苦手な人には向かない
家出のドリッピーは、英語初心者の日本人向けに書かれた物語で、英語の基本を自然な形で学べます。
読み込むことでリーディング能力を鍛えられ、ナレーションCDを使えばシャドーイングにも活躍します。
全部で12章となっており、TOEIC 750点・英検2級以上・高校受験および大学受験に向けた学習におすすめです。
また口コミ・評判では、ストーリーに引き込まれて覚えやすい反面、勉強スピードが合わなかったり、物語に面白みを感じなかったというものがありました。
なお、家出のドリッピーは初級だけの内容で、初中級・中級・上級では内容が変わるため注意しましょう。
「家出のドリッピー」に関してよくある質問を集めました。
家出のドリッピーの勉強法は、初心者がリスニングで自然と英語を覚えられるストーリーで構成されており、リーディングからシャドーイングまで幅広く使えます。重要な単語や文法は繰り返し使われていますから、英語の基礎を学ぶ教材として使えるでしょう。
家出のドリッピーの良い口コミには、「ストーリーに引き込まれて覚えやすい」「自然に覚えられた」などがありました。一方で、悪い口コミには、「教材を終えられなかった」「聞き取れなかった」などが挙げられています。