英語を学ぶ人の中には、英文を早く読んで理解するというリーディングが苦手な人は多いようです。
リーディングを上達させるには、どんな練習・勉強をすればよいのでしょうか。
本記事では英語のリーディング力をアップさせる方法を解説して参ります。
英語のリーディングを上達させるポイントから、早く読むコツや練習方法をわかりやすく解説します。
リーディング力アップにおすすめの勉強法や、レベル別におすすめの教材も紹介するので、是非参考にしてみてください。
■まとめ
英語を読む力を身につけたいと思った方、苦手と感じた方に向けて、
ここでは英語の長文リーディングを確実に上達する方法について説明します。
リーディングとはつまり書き手の意図を読解することです。
リーディングが苦手な人は特に、読解とは「単語」と「文法」の知識をつなぎ合わせて意味を読み取る作業だと勘違いしています。
実際にはそうではありません。
リーディングとは、文字情報をもとに背景知識を活用しながら書き手の意図を解釈するプロセスです。
解析力と理解力のそれぞれについて説明します。
リーディングの上達のためにはまず、解析力が必要になります。
解析力とは、英語の文字を音声化することです。
例えば、下のような文章があったとします。
(英文)I'll be waiting for you at the entrance of the theater at 7 o'clock.
(語訳)7時に劇場の入口であなたを待っています。
英文を読むときに頭の中で音声へ変換しているかと思います。
waitingのing音で進行形のニュアンスを理解していることでしょう。
また、entranceやtheaterの発音があやふやな場合は、意味を理解するのに少し苦労するのではないでしょうか。
このように、読解をする時に人間は音声情報を解析し、そこから意味を理解しているのです。
したがって、この解析力を身につけることが重要になります。
さて、次は理解力について考えましょう。
例えば、以下の文章があったとします。
(英文)Pandemic continues to bring hardship to families.
(語訳)パンデミックは家庭に困難をもたらし続けている。
この文章を理解できる人はかなり多いでしょう。
その理由は、"pandemic"という単語が現代の我々にとって身近であり、パンデミックが生活に困難をもたらしているという状況も身近であるからです。
このように、英文の読解をするときは英文そのものだけでなく、それにまつわる背景知識を活用して行なっているのです。
したがって、英語だけでなくさまざまな分野の背景知識を収集することが重要になります。
リーディングとはすなわち、書き手の意図を読解すること
人間は音声情報で理解している
背景知識で理解することも重要
ここでは英語のリーディング力を上げる勉強法を紹介します。
いずれも、新たに教材を導入する必要はなく、既存の素材で学習できます。
~リーディング力を上げる勉強法~
リーディング力の向上には基礎知識が必要不可欠です。
まずは、中学生レベルの英単語・英文法を完璧にする事を目標に勉強をしましょう。
英単語は1,500~2,000語を目安に勉強をすると良いでしょう。
英文を読んでいるうえで一番の問題は、英単語の意味がわからないことです。
逆に、英単語を知っているだけで文法が分からなくても文章が読めてしまうというケースも少なくありません。
リーディング力を上げたい方は、まずは英単語と文法の基礎知識を身に付ける勉強から始めることをおすすめします。
日常的に英語に触れる機会を増やすことが大切です。
長時間でなくとも毎日英語に触れる時間を作りましょう。
以下では当サイトがおすすめする毎日英語に触れる手段を紹介しています。
毎日新聞を読む感覚で、英語の記事を読むことをおすすめします。
当サイトでは無料で多機能な英語記事サイトを紹介していますので、ぜひ始めてみてください。
EnglishSearch編集部おすすめの英語記事サイトはこちら➡
英語の教材を買ってみるのも一つの手です。
当サイトではレベル別におすすめの教材を紹介していますので、ぜひ試してみてください。
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精読とは、ある程度の難易度の英文を丁寧に読み込む方法です。
自分のレベルかそれ以上の難易度の英文を分析して、読み解いていきます。
精読をする際には、スピードよりも理解することを目標とします。
それによって単語や文法の増強も見込めます。
時間はかかりますが、これにより難しい文章にも対処することが可能になります。
精読の手順を説明します。
大まかな流れは以下の通りです。
~「精読」のやり方~
精読をする際は、上記のやり方に沿って行うこうと効果的にできるでしょう。
音読は文字通り、英文を声に出して読み上げながら理解することです。
それによって、前述した解析力が身につきます。
だだし、これに頼りすぎると音読スピード以上で読解することができなくなります。
精読と組み合わせて、きちんと内容を理解してから行うのがポイントです。
繰り返し行うことでより効果が期待できます。
音読のやり方を説明します。
大まかな流れは以下の通りです。
~「音読」の手順~
多読とは、とにかくたくさんの英文を読む学習方法です。
コツは簡単な英文を選ぶことで、知らない単語や文法がほとんど出現しない英文を選びましょう。
わからないところがあったらどんどん飛ばし、スピードと量重視で読んでいきます。
これにより、文を雰囲気で理解する能力が身につきます。
たくさんの英文をインプットすることを重視して、学習を進めていくと良いでしょう。
多読の手順を説明します。
~「多読」のやり方~
インプットした内容をアウトプットすることで学習が定着します。
英語で日記を書いてみたりSNSの投稿を英語で行ってみたりなど、日常でアウトプットする機会も作っていきましょう。
英語で毎日日記を書いてみることで日常的に英語をアウトプットしてみましょう。
日記であればわからないことは辞書などで調べることもできるので、気軽に取り組めます。
可能であればその日に覚えた英単語や英文法を使ってみたり、ネタがなければその日の学習で気づいたことや感じたことを書いてみましょう。
英語で文章を書くことに慣れてきたら、添削を受けることをおすすめします。
英会話スクールや英会話オンラインを活用するとさらに効果が上がります。
音読・精読・多読
3種類の読み方の組み合わせで上達
積極的にアウトプットをしよう
では、英語の文章を早く読めるようにするためのリーディングのコツを紹介していきます。
英語を英語のまま理解する脳を英語脳といいます。
これを養うためにまず、英文和訳しながら英文を読むことをやめることが必要です。
~リーディングが上達するコツ~
英文の読解をするときに、傍に辞書を置いておく人は多いでしょう。
もちろん間違いではありません。
ただしその際、英英辞典を利用するようにしましょう。
英英辞典を使うと、英語の単語を英語の意味で理解することが可能になります。
最近は電子辞書に必ず何冊か英英辞典が入っていますから、利用も手軽にできます。
特に『ロングマン』や『オックスフォード』は有名で、英語学習者のために平易な英語を使って説明されておりおすすめです。
ぜひ試してみましょう。
ビジネス系の英文をどれくらい理解できるでしょうか。
各種試験の受験を考えている学生の方などは、試験のビジネス系英文に慣れていないかもしれません。
また、政治経済・科学技術・文化など、さまざまな分野の英文に触れることも大切です。
それにより複数分野の語彙・表現が身につくだけでなく、背景知識も身につけることができます。
これは前述したように理解力の向上のために大事なことです。
前項では、英語の語彙を日本語に訳さずに英語で理解することを述べました。
ここからは、語順も英語のまま理解することを説明します。
例えば英語では「I play tennis.」というのに対し、日本語では「私は・テニスを・します。」といいます。
英語とは動詞と目的語が逆になるので、訳すコツがここにあるのです。
これは本当にシンプルな例ですが、複雑になるとこれが英文理解のための障壁になってしまうのです。
これが日本人が英語を話せない主な原因と言われているほどです。
これを乗り越えるために、英語を英語の語順で理解する練習を行いましょう。
リーディングが上達するコツの一つとして、英文を段落ごとに主張を理解出来るようにするというやり方があります。
段落ごとに主張を読み取ることを意識して英文を読むことで、英文を全て理解しようとする時よりも簡単に英文を理解できるようになるでしょう。
リーディングが上達するためには、まずは段落ごとに主張を理解するということを意識して英文を読んでみましょう。
最後に紹介するリーディングが上達するコツは、「スラッシュリーディング」を活用して文章を読むということです。
スラッシュリーディングとは、文章を文節ごとに区切って読むという英文を読む方法です。
文章を「文節」ごとに区切ることで、文章全体で意味を理解しようとする時よりも、意味を正確に理解することが出来ます。
また、文章を文節ごと区切ることで、文法や構文などの理解にも繋がります。
リーディングを確実に上達させたい方は、「スラッシュリーディング」を活用して、文章を正確に理解する練習を行いましょう。
英語の語順で理解しよう
英語で意味を理解できるようになろう
「スラッシュリーディング」を活用する
この章では、英語のリーディング力向上に繋がる「速読」のテクニックを紹介します。
ある程度、リーディングが出来るようになってきた方は、英文を読む「スピード」と「正確性」を意識することでさらに英文を読む力が向上します。
~「速読」のテクニック~
速読のテクニックの1つ目は、「プレビューイング」です。
プレビューイングとは、最初に英文の全体像を把握するテクニックです。
最初に英文の全体像を理解することで、文章の重要なポイントと重要でないポイントを区別する事が出来ます。
英文を早く、正確に読むためには、重要な部分をしっかりと読むことが大切になってくるため、プレビューイングを身に付けましょう。
速読のテクニックの2つ目は、「スキミング」です。
スキミングとは、英文の要点を読み取って、他の文章を読み飛ばすテクニックです。
大学受験などの短い制限時間の中でいくつもの長文問題を解かなくてはいけないという際に有効なテクニックです。
主なスキミングのやり方としては、段落ごとの序盤の文章と終盤の文章だけを読んで、中盤の文章を読まないというやり方です。
スキミングのテクニックを身に付けたい方は、序盤と終盤の文章から段落の内容を汲み取るトレーニングをしましょう。
速読のテクニックの3つ目は、「スキャニング」です。
スキャニングとは、文章から特定の情報だけを抜き取るというテクニックです。
スキャニングの主な例としては、設問の英文に含まれている単語を抜き取ることや、疑問詞の答えに対応する部分だけを抜き取るなどです。
スキャニングを活用することで、文章をすべて読まなくても設問に解答する事ができる問題もあるため、スキャニングのテクニックも長文を読む際には有効なテクニックと言えます。
「プレビューイング」で全体像を把握する
「スキミング」で文章の要点を汲み取る
「スキャニング」で必要な情報だけを抜き取る
さて、ここでは英語のリーディングの上達におすすめの英語記事サイトを紹介します。
ポイントは自分に合った英語記事サイトを見つけ、毎日継続して読んでみることです。
~英語のリーディング上達におすすめの英語記事サイト一覧~
初心者向け英語記事サイト
中級者向け英語記事サイト
上級者向け英語記事サイト
初心者向けのサイトを選ぶときに重要なのが、簡単な英文で英語を読むことに慣れるということです。
自分に合わない難しいものを選んでしまうと、挫折してしまうからです。
では、各サイトについて説明いたします。
サイト名 | 特徴 |
---|---|
Breaking News English | 7段階のレベルに分けられている |
News in Levels | 易しい英文ニュースが並んでいる |
Breaking News Englishは、英文ニュースが読者の7段階のレベル別に分けられています。
隣接した異なるレベルの英文を選択することによって、自分のレベルにあった英文を読むことができます。
また、自分の英語レベルのアップが分かりやすいです。
写真があまりないので、純粋に英文を読む形になります。
英文は、後述するNews in Levelsよりは難しく、内容は多岐にわたります。
News in Levelsは、易しい英文ニュースが並んでいます。
したがって、リーディングに苦手意識がある方はまずこのサイトにトライすると良さそうです。
こちらは3つのレベル分けがされており、同じ題材で3パターンの英文が掲載されています。
これにより、自分にあったレベルの英文に触れることができます。
内容も政治から親しみやすい内容のニュースまでさまざまです。
次に中級者向けのサイトを紹介します。
易しい英文ニュースに慣れてきたら、英字新聞のサイトにトライしてみましょう。
サイト名 | 特徴 |
---|---|
The Japan Times | 日本の歴史ある英字新聞 |
Buzz Feed | 権威性のある英字新聞 |
The Japan Timesは、日本の歴史ある英字新聞です。
日本に住むネイティブスピーカー・英語学習者・国際的なビジネスパーソンなど多くの人が読んでいます。
これは英語学校でも使われており、海外の英字新聞よりは易しい英語を使っているので比較的読みやすいです。
また、国内の記事を取り扱っているので、話題がなじみ深いです。
Buzz Feedは、日本語サイトもありますが、アメリカのサイトのため英語記事もあります。
The Japan Timesのような権威性のある英字新聞だと、内容が難しい傾向になるため読みづらい方もいるかもしれません。
しかしながらこちらは一般向けの記事も多数記載されています。
芸能記事なども掲載されているため、内容が柔らかく読みやすいと感じる方もいるでしょう。
最後に上級者向けを紹介します。
上級者は、英語学習ツールなどではなく海外の専門雑誌サイトの英語に触れておくのも一案です。
下記に挙げるサイトはネイティブも普通に読むサイトなので手加減のない単語・フレーズが出現します。
可能ならば早いうちから慣れておくのが良いでしょう。
サイト名 | 特徴 |
---|---|
The Economist | 国際政治と経済を扱うイギリスの経済誌 |
TIME | 日本でもなじみ深い、アメリカの社会誌 |
イギリスの経済誌ですが、サイトも用意されていますので気軽にアクセスすることができます。
扱っているのは国際政治と経済であり、ハイレベルな話題と英文に触れることができます。
世界のビジネスマンが読んでいる権威ある雑誌でもあり、ネイティブ向けの拡張高い英語になっています。
英語を学ぶだけでなく、世界経済の勉強もしたいという方におすすめできます。
言わずと知れたアメリカの社会誌です。
本誌で掲載された内容が日本で話題になることも多く、日本でもなじみ深い雑誌です。
使われている英語は難解な単語が頻出し非常にハイレベルです。
ネイティブのビジネスパーソンだけでなく、世界中の英語学習者から読まれています。
TIMEの英語がスラスラ読めるようになったら、あなたは上級者の仲間入りでしょう。
英語記事もただ読んでいるだけでは効果が薄れてしまいます。
以下の点を意識しながら読むことで、英語記事の効果を最大限に引き出しましょう。
英語脳を養うために、記事を読む際に和訳をしないようにしましょう。
精読ではなく、多読の感覚で読むことをおすすめします。
一度ざっと読んだ後に、二回目は知らない単語や文法を抜き出して調べてみましょう。
このときに、単語が使われている表現を丸ごとピックアップすると覚えやすいです。
その記事が何を言っていたのか、要約をしてみましょう。
要約をしてみることで、全体の流れを把握できているかがわかります。
初心者は簡単な英文で英語を読むことに慣れよう
中級者は一般的な英文に触れてみよう
上級者は専門雑誌サイトに触れてみよう
記事を読む際は効果を最大限引き出そう
ここでは、英語のリーディング力をアップさせるために使いたいおすすめ問題集をレベル別に紹介します。
~【レベル別】英語のリーディングにおすすめ問題集一覧~
初心者向けの問題おすすめ問題集
中級者向けのおすすめ問題集
上級者向けのおすすめ問題集
まず、初心者向けの教材を紹介します。
初心者は、基礎的な文法や単語の知識をつけることで英語力がアップする可能性があります。
したがって文法・単語の教材から比較的わかりやすいものを紹介します。
内容 | 文法 |
---|---|
特徴 | 気軽に英文法を学べる |
価格 | 1,800円(税抜) |
出版社 | ナガセ |
初心者はまず、文法を体系的に身につけることが大事です。
初心者は難しさからか、文法は無味乾燥な勉強になりがちです。
文法がわからず挫折する人もいます。
しかしながら基礎的な文法はどうしても必要です。
この教材はカジュアルでわかりやすいため、挫折するのを防ぐことができます。
これがあれば、ひととおりの英文法の基礎が学べます。
内容 | 単語 |
---|---|
特徴 | 単語がある程度のレベルまで身につけられる |
価格 | 2,400円(税抜) |
出版社 | KADOKAWA |
初心者は文法をひととおり身につけたら、集中的に単語を覚えると良いです。
リーディングをするときに知らない単語の出現率が高いと、途端にモチベーションを失うものです。
それを防ぐため、ある程度まとめて単語を暗記すると良いでしょう。
この本は出現率の高い単語を効率的に学べます。
本教材は、中級レベルに必要な単語が例文と一緒に収録されています。
内容 | 物語 |
---|---|
特徴 | 子供向けのお話 |
価格 | 990円(税抜) |
出版社 | IBCパブリッシング |
文法と単語をひととおり学んだら、簡単な長文に触れてみましょう。
すぐに資格試験のテキストに取り掛かりたいかもしれませんが、楽しくリーディングするのも一案です。
星の王子さまは子供向けのお話ですが、なかなか深い意味を含んでいるため読み応えがあるでしょう。
小学生・中学生でも楽しく読めるお話ですが、大人でも楽しめます。
いったん読了すれば読み終えたという成功体験になりますので、さらに中級レベル・上級レベルに進むモチベーションにつながるでしょう。
次に、中級者向けの問題集を紹介します。
文法・単語はすでにある程度学んでいるので、多くの英文に触れるのが良いでしょう。
内容 | 英文解釈 |
---|---|
特徴 | 大学受験参考書 |
価格 | 757円(税抜) |
出版社 | 代々木ライブラリ- |
こちらは、大学受験用の英文読解の参考書です。
こちらは高校生向け教材であり、英文読解のプロセスを体系的に学びたい方におすすめです。
また、この知識を学んでから共通テストの問題を解いてみるのも良いでしょう。
学生だけでなく社会人の方も是非試してみてください。
内容 | 読み物 |
---|---|
特徴 | 中級レベルのお話 |
出版社 | Penguin |
こちらは、多読用のシリーズです。
レベルごとにさまざまな素材が用意されています。
文学作品の名作などを改編した物語もあります。
したがって、馴染みのある物語・知っている物語で英語を学べますので、挫折しにくいです。
レベル別に分けられているため、自分のレベルに合わせ、好きなものをどんどん読み進めていきましょう。
最後は、上級者向けの問題集を紹介します。
上級者になれば、ネイティブが読んでいる素材を読んでみましょう。
英語力と背景知識を加速度的に増やすのがおすすめです。
内容 | 専門書 |
---|---|
特徴 | 英語だけでなく専門分野も学べる |
出版社 | South-Western Pub |
こちらは、経済学の本です。
英語を勉強するのではなく、英語で専門的な学問を勉強するのも良いでしょう。
海外大学に留学したり、仕事したりすることを目指す人には、英語で専門分野を学ぶという意識が大変重要になります。
英語以外の知識も身に付きますので、ハードルは高いですが挑戦してみましょう。
内容 | 新聞・雑誌 |
---|---|
特徴 | 時事問題に触れられる |
ネイティブが使う英語に触れるため、また現代社会の情報を知るために、英字新聞や英語雑誌を読むのがおすすめです。
難解な英語であっても、好きな分野であれば身近なのでハードルはぐっと下がるでしょう。
特にTIMEやEconomistは、格調高い英語に触れることもできおすすめです。
その他、ファッション雑誌や趣味の雑誌でも良いでしょう。
内容も含めてどんどん海外文化に触れていきましょう。
自分に合ったレベルの教材を選ぶ
楽しむことや海外の文化に触れる
この記事では、英語のリーディング力をつける方法について紹介してきました。
いきなり難解な英文をすらすらと読めるようになることは難しいです。
しかし段階を追って力をつけていけば、必ずしも無理なことではありません。
無料サイトや教材を利用しながら、解析力と理解力を地道に高めていくことが上達への近道です。
プロセスを楽しみながら、英語のリーディング力を上げていきましょう。
「リーディング 英語」に関してよくある質問を集めました。
解析力(英文を音声に変換する力)と理解力(背景知識をもとに英文を理解する力)を身につけることです。この2つが身につけばリーディング力が向上します。リーディングを、「単語」と「文法」の知識をつなぎ合わせて意味を読み取る作業だと捉えてしまうと、伸び悩んでしまう可能性が高まるでしょう。
解析力と理解力を身につけるための音読・精読・多読を行なうことです。音読は声を出して読むこと、精読は少し難しい英文をしっかり読んで理解すること、多読は比較的易しい英文を数多く読むことなどが挙げられます。また、英語を英語の意味・順番のまま理解することも、日本語に翻訳する時間を省くことができる点で、読むスピードを上げることにつながります。