「image」という英単語を日本人の認識で使ってしまうと、恥をかいてしまう使い方になってしまうことと知っていましたか?
「イメージって英語でどう言い表すんだろう?」と思った方は是非この記事をお読みください。
なぜ「image」をそのまま使ってはいけないのか、また「image」の正しい使い方や、日本語の「イメージ」の言い換え方も例文つきで徹底解説しています。
この記事を読んで、英会話のシーンで正しい使い方を知って、実際に使えるようにしておきましょう!
多くの方が、下記のように英訳した経験が一度はあるのではないでしょうか。
I image that beaches in Hawaii are very beautiful.
⇒ハワイのビーチはとても綺麗なイメージがあります。
the image of a dog
⇒犬のイメージ
多くの方が、上記のように英訳した経験が一度はあるのではないでしょうか。
実は、どちらも間違った使い方です。
日本語の「イメージ」と英語の「image」は、使い方が異なります。
つまり、日本語の「イメージ」=「image」ではないという認識が浅いのです。
これから、日本語の「イメージ」は英語でなんと訳すのか、また英語の「image」は日本語でなんと訳すのかを解説していきます。
日本人の「イメージ」が伝わらないポイントは3つあります。
まず1つ目は、「imageを動詞として使う」からです。
日本語では、「イメージがある」や「イメージする」というように動詞で使うことが多いですが、英語の場合、imageは基本的に名詞として使用されます。
そのため、もし「イメージがある」や「イメージする」と伝えたい時は、
"I have an image…"や"I imagine that…"といった言い方をすると良いでしょう。
2つ目は、「image」には「画像」や「写真」という意味があるからです。
日本語の「イメージ」は、印象や頭に思い浮かんだイメージという使い方をしますが、英語では視覚的な情報に対しても使います。
この視覚的な情報に対して使うことを知らない日本人は意外と多いです。
例えば、"the image of a dog"(犬の写真)や"visual image"(視覚映像)など目に見えるものを表現します。
3つ目は、「imageの発音は「イメージ」ではない」からです。
「image」の発音は、カタカナのままの「イメージ」ではありません。
正しくは、/ímidʒ/(イミッジ)と発音するため、海外で普段通りに話しても伝わらないでしょう。
コツは、「イ」にアクセントがついているため、強めに発音すると、よりネイティブの発音に近づけることが出来ます。
日本人によくある間違った「image」の使い方を2つ解説します。
日本語ではイメージを動詞で使うことが多いですが、英語のimageは基本的に名詞として使うため、正しくは以下のような英文になります。
"I have an image of Hawaii's beaches as being very beautiful."
="I feel that beaches in Hawaii are very beautiful."
このように、完全に名詞として扱われていることが分かります。
続いて、こちらの例文を見てきましょう。
日本語での「イメージ」は、頭の中で思い浮かべているアイデアを意味することがあります。
しかし英語のimageは、「写真」「画像」「描写」のように視覚的な情報について表現したいときに使うことが多いです。
正しくは、以下のような表現をします。
"I designed it from what I had in my mind."
"I designed it from the idea (that) came into my head."
頭に浮かんでいるイメージは可視化出来ないため、imageという単語の使用は、不適切になることを覚えておきましょう。
それでは、「image」の正しい使い方を4つの例文とともに解説します。
各例文に使われている「image」がどのような表現をしているのか、考えてみてください。
まずは、こちらの例文を見ていきましょう。
この2つの例文は、どちらも視覚的な情報について表現して。
具体的には、「悲しそうな顔」と「犬の写真」が視覚的な情報です。
この2つの例文は、どちらも印象について表現しているため、この帝分のような使い方は、日本語での「イメージ」と同じです。
ただ、imageはあくまでも名詞として使うことに注意が必要です。
imageは名詞である
imageには「画像」や「写真」という意味がある
imageの発音は「イミッジ」である
ここまでは「image」の使い方について解説してきました。
では、日本語の「イメージする/しない」「完成イメージ」「イメチェン」などは英語で何て言うのでしょうか?
ここからは、日本語の「イメージ」を伝える英単語を例文つきで解説します。
impressionには、「印象」「感じ」「気持ち」といった意味があり、心で感じたイメージを伝えることが出来ます。
例えば、以下の3つがあります。
impressionは、人や物の印象を言い表すときに使うことが出来ます。
例えば、「彼には良いイメージがある」と言いたい場合は、動詞haveを使って表現します。
"I have a good impression of him."
また、「その広告は強い印象を残した」と言いたい場合は、動詞leaveを使うと良いでしょう。
"The advertisement left a strong impression on us."
他にも、例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
understandingには、「理解」「意見」「合意」といった意味があり、頭で理解しているイメージを伝えることが出来ます。
例えば、以下の3つがあります。
understandingは、自分の理解を言い表すときに使うことが出来ます。
例えば、「私たちは同じ認識(イメージ)を持っている」と言いたい場合は、動詞haveを使って表します。
"We have the same understanding."
また「(理解した)イメージを資料に反映させた」と言いたい場合は、動詞reflectを使います。
"My understanding is reflected in the materials."
他にも、例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
interpretationには、「解釈」「説明」「通訳」といった意味があり、自分の受け取ったイメージを伝えることが出来ます。
例えば、以下の3つがあります。
interpretationは、解釈を言い表すときに使うことが出来ます。
例えば、「その言葉を誤って解釈した」と言いたい場合は、動詞makeを使って表現します。
"I made a wrong interpretation of the word."
また「資料に関する自分の解釈を伝えた」と言いたい場合は、動詞tellを使いましょう。
"I told my interpretation of the materials."
他にも、例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
ideaには、「考え」「思いつき」「発想」といった意味があり、頭に浮かんだイメージを伝えるときに使うことが出来ます。
例えば、以下の3つがあります。
ideaは、思いついたイメージを言い表すときに使うことが出来ます。
例えば、「良いアイデアを思いついた」と言いたい場合は、動詞comeを使って表現します。
"I came up with a good idea."
また「自分のイメージを言葉にする」と言いたい場合は、動詞putを使ます。
"I put my idea into words."
他にも、例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
imagineには、「想像する」「考える」「推測する」といった意味があり、想像したイメージを伝えることが出来ます。
例えば、以下の3つがあります。
他にも、例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
imagineは、想像したイメージを言い表すときに使うことが出来ます。
例えば、「未来がどうなるかイメージできない」と言いたい場合は、下記のように表現します。
"I can't imagine what will happen in the future."
また「平和な世界をイメージする」と言いたい場合は、下記のように表現します。
"I imagine the peaceful world."
他にも、例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
viewには、「見識」「意見」「見通し」といった意味があります。
What’s your view onで、「あなたの見識は何ですか?」となり、相手の持つイメージを聞くことが出来ます。
前置詞onの後ろには名詞が続きます。
What's your view onは、相手の持つイメージを聞きたいときに使うことが出来ます。
例えば、「このブランドに対するあなたのイメージは何ですか?」と聞きたい場合は、以下のようにします。
"What's your view on this brand?"
また「大阪に対するあなたのイメージは何ですか?」と聞きたい場合は、と表現します。
"What's your view on Osaka?"
他にも、例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
Improveには「向上させる」、hurtには「傷つける」という意味がそれぞれあります。
そのため、以下のように表現することが出来ます。
Improve / hurt one's imageは、イメージアップとイメージダウンを言い表すときに使うことが出来ます。
例えば、「ブランドのイメージアップを図った」と言いたい場合はtriedを利用します。
"We tried to improve our brand image."
また「不適切な発言でイメージダウンした」と言いたい場合は、inappropriateを使用して表現します。
"That inappropriate comment hurt his image."
他にも、例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
A new lookには「イメチェン」という意味があります。
そのため、以下のように表現することが出来ます。
また、change one's lookでも「イメチェン」と表現することが出来ます。
自分のボキャブラリ―や表現の言い回しを増やすためにも、是非併せて覚えておくことをおすすめします。
A new lookは、イメチェンと言いたいときに使うことが出来ます。
例えば、「イメチェンしてみた」と言いたい場合は、動詞getを使って手に入れたと表現します。
"I got a new look."
また「そろそろイメチェンしたいな」と言いたい場合は、動詞wantを使って表現します。
"I want a new look soon."
他にも、例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
日本語の「イメージ」=「image」ではない
8つの類語でイメージを正しく言い換えられる
あとは練習あるのみ
正しい英語を身につけるために利用する時、おすすめの英会話教室は以下の3つです。
トライ式英会話の基本情報 | |
---|---|
対象年齢 | 4歳から大人まで |
授業形態 | オンラインレッスン・対面レッスン |
展開地域 | 全国 |
「トライ式英会話」は家庭教師のトライから生まれた英会話サービスです。
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ネイティブ講師が多数在籍しているため、細かなニュアンスも含めた学習を進めることが出来るでしょう。
DMM英会話の基本情報 | |
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授業形態 | オンラインレッスン・対面レッスン |
展開地域 | 全国 |
「DMM英会話」はDMMが運営しているオンライン英会話スクールです。
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ベルリッツの基本情報 | |
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対象年齢 | 4歳から大人まで |
授業形態 | オンラインレッスン・対面レッスン |
展開地域 | 全国 |
「ベルリッツ」はベネッセを親会社にもつアメリカ発の教育グループです。
設立は1878年と古く、現在70ヶ国以上に教育機関を持っているため、スクールへの信頼度も高く、レッスンの質も高いと評判です。
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DMM英会話は24時間レッスンを受講可能
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本記事では、イメージを英語で表現する方法について解説してきました。
重要なポイントをおさらいすると、日本語の「イメージ」=「image」ではない、 imageには「画像」や「写真」という意味がある、日本語のイメージは言い換えて使う必要があるとなります。
ここまで読んだあなたは日本語の「イメージ」を英語でも正しく表現することが出来ます。
実際の英会話で、あなたのイメージをしっかり伝えましょう。
「「image」意味」に関してよくある質問を集めました。
imageには、おもに「写真」や「画像」という意味があります。この場合、pictureとほぼ同じ意味です。前置詞のofを後ろに付けて使うことができ、「image of + 名詞」で、「~の写真」や「~の画像」という意味になります。また「ブランドイメージ」は、英語でもbrand imageと言うことができ、この場合のimageは「印象」と訳すことが出来ます。
imageは、視覚的な情報について表現したいときに使うことが多いです。例えば、、"The dog looked at his image in the mirror."だと、「犬は鏡に映る自分の姿を見た。」と訳すことが出来ます。これは、自分の姿=視覚的な情報を表現しています。また、"The company has a good image."など視覚的な情報ではなく、印象を表現するときに使うこともあります。