英語学習にはいろいろな方法がありますが、いざ学習をはじめようと思った時に、その学習方法の選択に悩んでしまう人も多いようです。
本記事では簡単にはじめられる学習方法として、英語学習サイトを紹介します。
英語学習サイトをおすすめする理由から、レベル別の英語学習できるおすすめサイト、リスニング・リーディング練習におすすめのサイトも紹介します。
効果的な活用方法も解説するので、是非参考にしてみてください
■まとめ
近年、情報が様々な形で発信されるようになり、参考書や特別な教材を用意しなくても英語を勉強する方法はいくつもあります。
英語学習サイトをメインに使って勉強を進めていくのも1つの方法です。
英語学習サイトであれば、費用をかけず、自分の好きな分野を好きな時間に勉強していく事ができます。
英語学習サイトを活用していきたい理由は主に以下の3つです。
英語学習サイトを使う事で、生きた会話表現を学ぶ事ができます。
英語学習サイトに乗っているニュース・インタビュー記事には、今メディアで使われている表現に溢れています。
ニュース配信サイトやインタビュー映像を見るだけでも、現地で使える会話表現を学んでいく事ができます。
「無料」といっても質が低いわけではなく、物によっては「このサイト1つで十分」といわれているサイトまであります。
無料教材であっても、扱っている文章のレベル・解説・関連情報を抜ける事なく学んでいく事ができます。
英語学習サイトをうまく活用する事で、自分の目的に合わせて学習を進めていく事ができます。
英語の全ての要素をカバーできるサイトもありますが、1つの要素に特化したサイトをいくつか組み合わせる事で効率は上がります。
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングのそれぞれでお気に入りのサイトをみつけてみましょう。
前述したようなおすすめポイントがありますが、 同時に注意点もあります 。
ご自身の学習スタイルに合うのか検討するとよいでしょう
英語学習サイトを利用すれば、1人で好きな時間に学習することはできますが、英語スクールのように講師に疑問を解消してもらうことができません。
疑問点の解消まで1人でやらなければならないため、そこで挫折してしまうことも。
独学が難しいと感じる方は、英語スクールの無料体験等に参加してみて、どちらが良いか比較することをおすすめします
こちらも独学だからこそ生じてしまう悩みです。
英語学習において、最も重要だと言っても過言ではないのが、「継続して学習を続けること」
スキマ時間を利用できるというのは、メリットにもなりますが、同時に「その時間を有効利用しよう!」という強い気持ちが必要です。
モチベーション管理が難しい方は、共に英語学習をするパートナーを見つけましょう。
一緒の空間で学習するのも良いですし、Zoomなどを使ってオンラインで一緒に学習するのもおすすめです
英語学習サイトも参考書も独学で学習する点では同じです。
参考書は一冊で英語力を高められるように、網羅的に学習することができます
一方、英語学習サイトではそのページごとに学習できる内容が異なるため、学習したい内容のみピックアップして学ぶことも可能です。
どちらも一長一短ありますので、併用して学習することもおすすめします
英語学習サイトを活用しよう
無料でも教材の質は高い
自分の目的に合わせて勉強できる
次に英語学習サイトを効果的に使っていく方法について、解説していきます。
英語学習サイトを使っていく上で、意識していきたいことは以下の2点です
英語学習サイトを使って勉強を進めていく場合は、学習サイトを見る習慣を付けましょう。
いくら質の高い無料英語学習サイト見つけたとしても、使わなければ英語力は上達していきません
まずはサイトをみる事が生活の1部になるよう取り組んでいくことが大切になります。
英語学習サイトをみる事を習慣とするには、短時間でもみる事を継続する事が大事です。
初めは1日1問のペースでも構いません。
みる事が当たり前になってきたら徐々にみている時間を増やし、学習習慣を身につけていきましょう。
英語学習サイトでの勉強効率を上げていくには、他の学習方法を併用していくのもおすすめです。
サイトではわからないことや、サイトを使えない時間などは他のツールを使って勉強を進めていくことで、上達のスピードは上がっていきます。
市販の参考書は英語学習サイトと併用しやすいものの代表例になります。
参考書でも長年使われている英語学習の定番とも言えるものがいくつかあります。自分が英語を学ぶ目的に一番あった参考書を選び、達成に向けて勉強を進めていきましょう
英語の情報をインプットするだけではなく、アウトプットする機会も欲しいという方は、オンライン英会話も選択肢に入ります。
オンライン英会話に通うことで、英語学習サイトでの勉強だけでは難しいスピーキング力も鍛えていく事ができます。
英語学習サイトでの学習効率を上げよう
まずは学習サイトを見る事を習慣にする
他の学習方法も併用する
「やさしい英語ニュース」は記事に日本語訳と解説がついている英語学習サイトです。
1コンテンツ2分程度で読めるので、ちょっとしたスキマ時間を使った学習におすすめです。
リーディングとリスニング両方を学ぶ事ができるメルマガも無料配信しているので、サイトをみることを忘れてしまうことを防ぐこともできます。
「News in Levels」は英語の習熟度段階別に勉強を始めることのできるリーディング学習サイトです。
一つのトピックに対して、レベル別に3つのコンテンツが用意されており、それぞれのレベルによって使う単語や異なります。
コラム記事とは別に、簡単な単語テストも用意されており、定期的に取り組むと日頃の学習効果を確認できます。
どのサイトを使ってリーディングの練習を始めればいいのか迷った場合はまずNews in Levelsから始めるといいでしょう。
「The Japan Times」は日本に在住している外国人に読まれているニュースサイトです。
記事は常に最新のものが更新されていて、時事情報以外にも幅広い情報を英語で読む事ができます。
特に海外勤務や外国企業との取引の予定がある方は、英語学習だけでなく、世界全体のトレンドやニュースをするきっかけにもなるので、ぜひ購読をおすすめします。
「English in a Minute」は英語学習者向けのYouTubeチャンネルです。
動画では、英語の慣用句について学んでいく事ができます。
1本の動画は1分程度の短いものなので、スキマ時間をうまく使って勉強を進めていきたい人は試してみてください。
「NHK World-Japan」はNHKの英語ニュースサイトです。
ニュース記事はわかりやすい表現で書かれていて、写真や動画も多いので、記事の理解が深まりやすくなっています。
また、ニュース記事の内容も日本で報道されているニュースが中心になっているため、読んでいてとっつきやすい内容が多くなっています。
ビジネスやグルメ、スポーツやドキュメンタリーなど、幅広いコンテンツが用意されているので、自分の興味に合う記事から読み始めるとよいでしょう。
「CNN News」はアメリカの大手ニューステレビ局CNNのサイトです。
世界中でネイティブが読んでいる代表的なニュース配信サイトで、日本以外の世界各地の情報をチェックする事ができます。
ただニュースを聞くだけでも効果的ですが、聞いた後にそのニュースのサマリーを自分で書くようにすると、より英語力の向上に寄与するでしょう。
なお、CNNで扱っているのはアメリカ英語ですが、イギリス英語を学びたい場合は、「BBC News」がおすすめです。
発音の基礎の基礎から学びたい人におすすめなのが「あいうえおフォニックス」です。
その名の通り、「a,i,u,e,o」の母音のフォニックスに特化した学習コンテンツを提供しています。
「Ally(アリー)」、「Fuzzy(フィジー)」、「Super Fuzzy(スーパーフィジー)」の3人の登場キャラクターと一緒に学んでいく学習スタイルをとっているので、小さいお子様でも楽しんで取り組めるでしょう。
「デイリーニュース」はオンライン英会話スクールの大手、DMM英会話が教材として使用している英語学習サイトです。
ニュース記事が科学やビジネス・健康といったカテゴリーに分けられてみる事ができます。
記事は1日3記事更新され、重要フレーズや記事内容についての質問・問題がついています。
英語で世界情勢を知る事ができるので、一石二鳥のサイトです。
「TED」は様々な分野で大きな成果を出してきた科学者や著名人のスピーチがまとめられているサイトです。
日本語の字幕やスクリプトが見られたり、再生速度が最遅0.5倍速まで変更できるので、英語が苦手なかたでも安心です。
また、スピーチをしているのはネイティブ以外の人たちもいます。
英語を母語としない人たちの英語を聞く事で、自身の英語に関する知識をより一層深めていく事ができます。
「Duolingo」はAIの分析によって、今必要な学習を効率的に進めていく事ができる英語学習サイトです。
RPGゲームを進めていくようなシステムで勉強が進んでいき、小難しい解説も最小限に押さえられているので、英語が苦手な方でも取り組みやすいでしょう。
初心者であっても、飽きる事なく無理なく学習を続ける事ができるため、英語学習の入り口としては最適です。
アイディーは通訳や英語教員などの英語教育のプロフェッショナルによる添削が24時間受けられる有料のサービスです。
科学的に効果が実証された特許取得の独自のライティング学習法に基づく指導を行っており、初心者から上級者まで質の高い添削サービスを行っています。
生徒の学習履歴はデータベースに保存されており、生徒の特徴や弱点に応じたきめ細かい指導が可能となっています。
有料とはいえ1回あたり166円で利用できる手軽さも魅力の一つです。
ハイネイティブトレックは、ネイティブスピーカーの添削が毎日受けられるサービスです。
毎朝、英作文とスピーキングの課題が出され、その課題を提出すると、ネイティブの添削が後日送付されます。
課題は1日10分で取り組める手軽さなので、忙しくても継続して利用できます。
また、添削を担当するのはアメリカ在住でビジネス経験豊富なネイティブ講師です。
スキマ時間に取り組める上、ビジネス経験豊富なネイティブからビジネスの場で使える実用的な英語を学べるので、社会人におすすめのサービスです。
「天才英単語」は初心者はもちろん、英語上級者になったとしても使い続けることのできる英単語学習サイトです。
TOEICや英検に対応していて、カテゴリーもレベル別に分けられているので、自分のレベルにあった学習を長く続けていく事ができます。
また、ただカテゴリーに沿った単語を紹介するだけでなく、記憶の定着を促進するワンポイントアドバイスも各単語に掲載されているので、既存の単語帳ではなかなか覚えられなかった方におすすめです。
「中学英語学習サイト」はサイトの名前にもあるとおり、中学校レベルの英語に特化している英語学習サイトです。
難易度は中学生レベルになっていますが、解説が非常にわかりやすく、中学生未満であっても、無理なく進めていく事ができます。
学生の方は定期テストや受験の対策、社会人の方は中学英語の学びの直しに最適です。
「ちょいデブ親父の英文法」は元英語講師が運営している英文法学習サイトです。
扱っている英語のレベルは中学・高校生レベルになっていて、英語の基礎を学び直す事ができます。
また、単純な英文法だけではなく、口語表現も充実しているので定期テストやセンター試験の対策にもつながります。
英語学習に役立つコラム記事の掲載されているので、勉強の休憩時間の読んでみることをおすすめします。
英語学習サイトは無料であっても質の高い教材が用意されています。
ニュース記事サイトはリアルタイムで最新情報が更新されていくため、単純に英語を学ぶだけでなく、流行りの表現なども知る事ができます。
また英語学習サイトはリーディングやリスニングに特化しているものもあるため、自分の目的に合わせて選び、使っていくことも可能です。
まずはサイトをみる事を習慣にし、英語の勉強時間を生活の1部にするところから始めていきましょう。
「英語 サイト」に関してよくある質問を集めました。
無料の英語学習サイトであっても、使うサイトを選ぶ事で質の高い教材に触れる事ができます。リーディングに使うことのできるニュース記事サイトは常に最新のニュースが更新されているため、生きた会話表現や今ネイティブで流行っている表現をリアルタイムで知る事ができます。
英語学習サイトを効果的に活用していくためには、学習サイトをみる習慣をつけることと、他の学習方法を併用する事の2点がポイントになります。英語学習サイトを見つけても使わなければ英語力は向上していきません。また、サイトが使えないタイミングでも別の教材を使うことで上達のスピードは早くなっていきます。